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「バレエ・アステラス 2017」若手チェリスト上村文乃さん出演のお知らせ



7月22日(土)開催「バレエ・アステラス 2017」において、菅野茉里奈/リシャト・ユルバリゾフ組(ベルリン国立バレエ)の上演演目ナチョ・ドゥアト振付『Multiplicity』よりチェロのパ・ド・ドゥのチェロ独奏に、上村文乃さんの出演が決定いたしました。

上村さんは現在バーゼル音楽院に留学中で、国内外のコンサートなどにも多数出演している今最も期待される若手チェリストのお一人です。

 

この作品は、男性ダンサーをチェリスト、女性をチェロにみたて「バッハ無伴奏組曲第1番」を演奏する設定で上演されます。ベルリン国立バレエ芸術監督ナチョ・ドゥアト氏振付による個性あふれるこの作品を、上村文乃さんの豊かな音色とともにお楽しみください。


上村文乃(チェロ)


6歳よりチェロをはじめる。第2回泉の森ジュニアチェロコンクール小学生部門銀賞。第4回の泉の森ジュニアチェロコンクール中学生部門銀賞。第7回日本演奏家コンクール弦楽器中学生部門1位及び芸術賞。第15回日本クラシック音楽コンクール全国大会中学生部門にて最高位。第5回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。第4回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門第1位およびルーマニア大使館賞受賞。第80回日本音楽コンクール第2位。第65回全日本学生音楽コンクール大学の部第1位および日本放送協会賞受賞。TV朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM「クラシックサロン」出演。いしかわミュージックアカデミーにてIMA音楽賞受賞し、翌年アスペン音楽祭(米コロラド州)に奨学生として参加。ザルツブルグモーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミーにてゲイリーホフマンのマスタークラス受講、クロンベルグアカデミーにてフランス・ヘルマソンのマスタークラスを受講し、それぞれディプロマ取得。第13,14,15回宮崎国際音楽祭マスタークラスにて優秀賞を受賞。第30回霧島国際音楽祭に奨学生として参加し、霧島国際音楽賞を受賞。2009年ヤマハ音楽奨学支援制度の対象者となる。サントリーホール室内楽アカデミー第1期生となり、レオン・フライシャー、メナへム・プレスラーなどの指導を受ける。これまでに飯守泰次郎氏指揮・東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、小林研一郎氏指揮・東京フィルハーモニー交響楽団、工藤俊幸氏指揮・群馬交響楽団等と共演。深澤亮子氏、徳永二男氏等の著名な演奏家と室内楽を共演。また、プロジェクトQ、軽井沢八月祭、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭、鎌倉芸術館ゾリステン、JTアートホール室内楽シリーズ等に出演。現在、チェロを毛利伯郎・堤剛・アルト・ノラスの各氏に、室内楽を原田幸一郎、徳永二男、クァルテット・エクセルシオの各氏に師事。桐朋学園大学ソリストディプロマコース卒業。現在ハンブルグ音楽演劇大学を経てバーゼル音楽院に留学中。2015年9月より、文化庁新進芸術家海外研修生 および 公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。




バレエ・アステラス 2017 公演情報