研修所ニュース

マナーの講義を行いました



バレエ研修所では、プロのダンサーを目指すだけでなく、一人の社会人として成長することを念頭にしてカリキュラムを組んでいます。その一環として「マナー」の講義を実施しています。講師は鳥取二三子先生(フランス語婦人会/国際婦人福祉協会 ほか)です。

11月30日(水)、12月14日(水)の2回に渡って、お話を伺いました。


初回は、マナー(エチケット)の基本的な考え方から。

・人に好感を与えること。

・人に迷惑をかけないこと。

・人を尊敬すること。

そして、たとえ相手のマナーが違っていても相手に恥をかかせない。そうした思いやりの心がすべての根底にあるということを教えていただきました。

また、バレエの場面にも多くのマナーが含まれています。例えば王子が婚約者にハンドキスをする場面では、女性から手を差し出し、男性が自然とその手を受け取るのが正しいマナー。マナーや文化、背景を理解しておくことは、クラシックバレエを踊るうえでもとても重要です。

鳥取先生のお話を真剣に聞く研修生たち



2回目は、ドレスコードやパーティの席次、食事の作法などを教えていただいた後、ヴァレンタイン・デーやハロウィンの本来の成り立ちと日本での違いについてお話いただきました。


研修生にとって非常に有意義な時間となりました。