2007/2008シーズン オペラ

サロメ

2007/2008 Season Opera
R.Strauss:SALOME
R.シュトラウス/全1幕【ドイツ語上演/字幕付】

オペラ劇場


20世紀最大の作曲家の1人R.シュトラウスの傑作。原作はO.ワイルドの戯曲。サロメが生首にキスするシーンや豊麗かつ大胆で緊張度の高い音楽は、世界中で聴衆を刺激し続けています。このプロダクションは、バイエルン州立歌劇場(故エファーディング演出)のもので、舞台中央に巨大な古井戸を据えた迫力と妖しさが漂う秀作。歌・演技に加え官能的な踊りまで要求される大変困難なサロメを、説得力のある歌唱で高い評価のウシャコワが演じるほか、十全な歌手陣で臨みます。


ものがたり

紀元三十年頃のエルサレム、ヘロデ王の宮殿。領主の寵愛を一身に受ける娘サロメは、庭の古井戸の中に幽閉されている預言者ヨハナーンに興味を持ち、衛兵隊長ナラボートに連れ出すよう命ずる。ヨハナーンは、サロメにキスを求められるが、拒否して古井戸に戻る。一方、ヘロデ王は宴の席でサロメに踊りを求める。サロメは裸身にまとったベールを一枚ずつ脱ぐ官能的な「七つのベールの踊り」を踊る。踊り終えてサロメが要求した褒美とはヨハナーンの首であった。


スタッフ

【指 揮】トーマス・レスナー
【演 出】アウグスト・エファーディング
【美術・衣裳】ヨルク・ツィンマーマン
【再演演出】三浦 安浩
【舞台監督】大澤 裕

【芸術監督】若杉 弘




(指 揮)
トーマス・レスナー

(演 出)
アウグスト・エファーディング

キャスト

プロフィール

【サロメ】ナターリア・ウシャコワ
【ヘロデ】ヴォルフガング・シュミット
【ヘロディアス】小山 由美
【ヨハナーン】ジョン・ヴェーグナー
【ナラボート】水口 聡
【ヘロディアスの小姓】山下 牧子
【5人のユダヤ人 1】中嶋 克彦
【5人のユダヤ人 2】布施 雅也
【5人のユダヤ人 3】松浦 健
【5人のユダヤ人 4】小貫 岩夫
【5人のユダヤ人 5】大澤 建
【2人のナザレ人 1】青戸 知
【2人のナザレ人 2】青柳 素晴
【2人の兵士 1】大塚 博章
【2人の兵士 2】斉木 健詞
【カッパドキア人】藤山 仁志
【奴隷】鈴木 愛美

【管弦楽】東京交響楽団

(サロメ)
ナターリア・ウシャコワ
(ヘロデ)
ヴォルフガング・
シュミット
(ヘロディアス)
小山 由美
(ヨハナーン)
ジョン・ヴェーグナー
(ナラボート)
水口 聡
(5人のユダヤ人 1)
中嶋 克彦
(5人のユダヤ人 2)
布施 雅也
(5人のユダヤ人 3)
松浦 健
(5人のユダヤ人 4)
小貫 岩夫
(5人のユダヤ人 5)
大澤 建
(ヘロディアスの小姓)
山下 牧子
(2人のナザレ人 1)
青戸 知
(2人のナザレ人 2)
青柳 素晴
(2人の兵士 1)
大塚 博章
(2人の兵士 2)
斉木 健詞
(カッパドキア人)
藤山 仁志
(奴隷)
鈴木 愛美

*やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。公演中止の場合を除き、チケットの変更及び払い戻しはいたしません。あらかじめご了承ください。

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公演日程


開場は開演の45分前です。
上演予定時間:約1時間40分
開演後は入場制限をいたします。

*託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
(土日祝を除く10〜12時、13〜17時)

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前売り開始日

会員先行販売期間:
2007年10月27日(土)10:00〜11月7日(水)
一般発売日:
2007年11月10日(土)10:00〜

チケット料金

席種S席A席B席C席D席Z席
料金21,00015,75010,5006,3003,1501,500

*料金は税込みです。

クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。

■割引のご案内
□ 高齢者(65歳以上)、学生、障害者、ジュニア割引がございます。ボックスオフィスにてお申し込みの際に、割引ご利用の旨お知らせください。(高齢者、学生割引はチケットぴあ一部店舗でもご利用いただけます。他のプレイガイドでは受付できません。それぞれ、年齢を確認できるもの・学生証・障害者手帳が必要になります。)
□開演後、S席に残席がある場合、割引価格にて、1回目の休憩後よりご観劇いただけます。
□当日学生割引(50%割引/D・Z席を除く):公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗で販売。1人1枚。電話予約不可。要学生証。

■備考
□就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
□壁際、手摺りの近くのお席は、一部、舞台・字幕が見えにくい場合がございます。
□公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
□公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。

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チケット取り扱い

ボックスオフィス・・・・・・・03−5352−9999
電話予約、店頭購入方法
Webボックスオフィス

電子チケットぴあ・・・・・・・0570−02−9999(Pコード 252-715)
・インターネット予約・・・・・http://pia.jp/t
イープラス・・・・・・・・・・・・・http://eplus.jp/
チケットWeb松竹・・・・・・・http://www1.ticket-web-shochiku.com/p/
CNプレイガイド・・・・・・・・・http://www.cnplayguide.com/
ローソンチケット・・・・・・・・0570−000−777(Lコード 31136)
東京文化会館TS・・・・・・・03−5815−5452
JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、トップツアー ほか

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プロフィール

【指揮】トーマス・レスナー  Conductor : Thomas Rösner
ウィーン生まれ。ウィーンで指揮を学び、16歳で指揮者としてデビューする。
現在、スイス・ビール交響楽団芸術監督・首席指揮者を務めている。2005年にはブレゲンツ音楽祭で「イル・トロヴァトーレ」を指揮している。主なレパートリーとして、「コジ・ファン・トゥッテ」、「チェネレントラ」、「フィガロの結婚」、「ねじの回転」「王子と王女」等が挙げられる。
新国立劇場初登場。

【演出】アウグスト・エファーディング  Production : August Everding
1928年、ドイツのヴェストファーレン州ボットロップに生まれる。ボン大学およびミュンヘン大学で哲学、ドイツ文学、演劇学を修める。ミュンヘン・カンマーシュピーレで演出助手として研鑽を積み、その後各地で演出家として活躍。63年に同劇のインテンダント、73年には、ハンブルク州立歌劇場、77年にバイエルン州立歌劇場(ナショナル劇場)のインテンダントとなり、82年にはバイエルン州立劇場の総支配人に就任、93年にバイエルン州テアトロアカデミー総監督兼理事長となる。99年ミュンヘンにて逝去。生前は、ドイツ劇場連盟をはじめとする芸術文化関係団体の要職を歴任するかたわら演出家としても積極的に活躍した。

サロメ:ナターリア・ウシャコワ  Salome : Natalia Ushakova
サンクト・ペテルスブルグのリムスキー・コルサコフ音楽院で声楽を学ぶ。1996年にグラーツ・オペラ・スダジオの奨学金を獲得し、その間にモーツァルトのオペラ作品全ての主要な役を演じる。1999年、スカラ座にてチャイコフスキー「マゼッパ」マリアでデビュー。この成功の後、「ラ・ボエーム」ミミに出演。ハノーファー国立歌劇場には、スメタナ「売られた花嫁」マジェンカでデビューを果たし、「蝶々夫人」タイトルロール、「椿姫」にヴィオレッタで出演。同シーズンにはハンブルグ国立歌劇場にて「スペードの女王」リーザでデビューする。2001年にワシントン・オペラのプッチーニ「トゥーランドット」リューでアメリカデビュー。2002年「スペードの女王」リーザ、2003年「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナで出演する。2005年には、ペーター・コンヴィチュニー新演出の「エウゲニー・オネーギン」タチアーナに出演して成功を収める。その後「イェヌーファ」にタイトルロールで出演して好評を博す。2006年には、ヴェローナで「ドン・ジョヴァンニ」にドンナ・アンナ役で出演。2006年から2007年にかけては、シュトゥットガルト州立劇場にてヴェルディ「オテロ」デズデーモナ役で出演、ウィーン国立歌劇場にて「椿姫」ヴィオレッタで出演して絶賛を博している。新国立劇場初登場。

ヨハナーン:ジョン・ヴェーグナー  Johanaan : John Wegner
ドイツ生まれ。オーストラリア・メルボルンで声楽の研鑽を積む。1981年から92年までオーストラリア・オペラのメンバーとして活躍。その後、ヨーロッパを拠点として活躍。2002年からバイロイト祝祭劇場にも出演している。レパートリーは幅広く、「パルシファル」魔法使い、「ラインの黄金」「ジークフリート」「神々の黄昏」アルベリッヒ、「タンホイザー」ビーテロルフ、「さまよえるオランダ人」オランダ人、「フィデリオ」ドン・ピツァロ、「トスカ」スカルピア、「カルメン」エスカミーリョ等である。今までに出演した主な劇場は、デュッセルドルフ歌劇場を中心に、バイロイト祝祭劇場、ミラノ・スカラ座、シュトゥットガルト州立歌劇場等が挙げられる。
新国立劇場初登場。

ヘロデ:ヴォルフガング・シュミット  Herodes : Wolfgang Schmidt
2002年「サロメ」ヘロデに続いて2回目の新国立劇場登場となる。
ドイツ生まれ。同役、およびワーグナー作品を主なレパートリーとして、ヨーロッパを中心に活躍。主なレパートリーとして「サロメ」ヘロデ、「ラインの黄金」ミーメ、「ジークフリート」ミーメ、「ヴォツェック」鼓手長等が挙げられる。今までに出演した主な歌劇場は、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)を中心に、ウィーン国立歌劇場、ドレスデン州立歌劇場、バイロイト祝祭劇場等である。
02年で絶賛を博した同役での再出演となる。

ヘロディアス:小山 由美  Herodias : Koyama Yumi
1997年「ローエングリン」オルトルート、2000年、02年「サロメ」ヘロディアス、01年「ラインの黄金」フリッカ、02年「ワルキューレ」フリッカ、03年「フィガロの結婚」マルチェッリーナ、04年「神々の黄昏」第2のノルン、05年「ルル」ゲシュヴィッツ伯爵令嬢、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」マグダレーネに続いて10回目の新国立劇場登場となる。
国内外の活動は高く評価されており、国内では03年「カルメン」タイトルロール、05年「パルジファル」クンドリで絶賛されたことが記憶に新しい。また、海外では、00年7〜8月シノーポリ指揮「ワルキューレ」ロスヴァイセ役でバイロイト音楽祭に デビュー以来、04年のシーズンで5年連続出演の金字塔を打ち立てた。今後も内外の主要な役で活躍を続けるわが国を代表するメゾ・ソプラノの一人である。現在ドイツ、シュトゥットガルト在住。二期会会員

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