2007/2008シーズン オペラ

フィガロの結婚

2007/2008 Season Opera
W.A.Mozart:LE NOZZE DI FIGARO
W.A.モーツァルト/全4幕【イタリア語上演/字幕付】

オペラ劇場


豊かな声と美貌で、瞬く間に世界を魅了した新星コヴァレヴスカ、
待望の初来日!

パワーアップした歌手陣には、ドイツを中心に人気急上昇のロート、ロッシーニ作品で不動の人気を誇るレガッツォ、可憐な歌唱と舞台姿で話題を集めるジョルダーノ、新国立劇場オペラ研修所から見事に羽ばたいた林美智子ら注目株が勢ぞろいし、ぶつかりあう人間模様をいきいきと描き出します。びわ湖ホール芸術監督に、若杉弘の後をついで就任した沼尻竜典の精緻で鋭い音楽づくりにもご期待下さい。


ものがたり

もと理髪師で今はアルマヴィーヴァ伯爵の召使フィガロは、伯爵夫人の小間使いスザンナとの結婚を控えている。初夜権(召使の結婚の際花婿に代わって初夜を共に出来る権利)をひとたび放棄したもののスザンナに気がある伯爵はその復活を企む。一方、夫の冷めゆく愛を嘆く伯爵夫人は、フィガロ、スザンナと結託し、思春期の小姓ケルビーノを巻き込んで伯爵の鼻を明かそうと企む。伯爵はまんまと引っかかり、夫人に平謝りして全員喜びの大団円となる。


スタッフ

【作 曲】W.A.モーツァルト
【台 本】ロレンツォ・ダ・ポンテ
【原 作】P.A.ボーマルシェ『狂おしい1日、もしくはフィガロの結婚』

【指 揮】沼尻 竜典
【演 出】アンドレアス・ホモキ
【美 術】フランク・フィリップ・シュレスマン
【衣 裳】メヒトヒルト・ザイペル
【照 明】フランク・エヴァン
【再演演出】田尾下 哲
【舞台監督】佐藤 公紀

【芸術監督】若杉 弘





(指 揮)
沼尻 竜典

(演 出)
アンドレアス・ホモキ

キャスト

プロフィール

【アルマヴィーヴァ伯爵】デトレフ・ロート
【伯爵夫人】マイヤ・コヴァレヴスカ
【フィガロ】ロレンツォ・レガッツォ
【スザンナ】中村 恵理*
【ケルビーノ】林 美智子
【マルチェッリーナ】森山 京子
【バルトロ】佐藤 泰弘
【バジリオ】望月 哲也
【ドン・クルツィオ】加茂下 稔
【アントーニオ】志村 文彦
【バルバリーナ】國光 ともこ
【二人の娘】三浦 志保、小林 昌代

【合唱指揮】三澤 洋史
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

*スザンナ役に出演を予定しておりました、ラウラ・ジョルダーノは、健康上の理由により来日が出来なくなりました。代って、中村恵理が出演いたします。詳細はこちら

(アルマヴィーヴァ
伯爵)
デトレフ・ロート
(伯爵夫人)
マイヤ・
コヴァレヴスカ
(フィガロ)
ロレンツォ・
レガッツォ
(スザンナ)
中村 恵理
(ケルビーノ)
林 美智子
(マルチェッリーナ)
森山 京子
(バルトロ)
佐藤 泰弘
(バジリオ)
望月 哲也
(ドン・クルツィオ)
加茂下 稔
(アントーニオ)
志村 文彦
(バルバリーナ)
國光 ともこ

*やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。公演中止の場合を除き、チケットの変更及び払い戻しはいたしません。あらかじめご了承ください。

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公演日程


※27日(土)は学生団体が入ります。

開場は開演の45分前です。
予定上演時間:約3時間20分(休憩含む)
開演後は入場制限をいたします。

*託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
(土日祝を除く10〜12時、13〜17時)

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前売り開始日

会員先行販売期間:
2007年6月2日(土)10:00〜6月13日(水)
一般発売日:
2007年6月16日(土)10:00〜

チケット料金

席種S席A席B席C席D席Z席
料金21,00015,75010,5006,3003,1501,500

*料金は税込みです。

クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。

■割引のご案内
□ 高齢者(65歳以上)、学生、障害者、ジュニア割引がございます。ボックスオフィスにてお申し込みの際に、割引ご利用の旨お知らせください。(高齢者、学生割引はチケットぴあ一部店舗でもご利用いただけます。他のプレイガイドでは受付できません。それぞれ、年齢を確認できるもの・学生証・障害者手帳が必要になります。)
□開演後、S席に残席がある場合、割引価格にて、1回目の休憩後よりご観劇いただけます。
□当日学生割引(50%割引/D・Z席を除く):公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗で販売。1人1枚。電話予約不可。要学生証。

■備考
□就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
□壁際、手摺りの近くのお席は、一部、舞台・字幕が見えにくい場合がございます。
□公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。

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チケット取り扱い

ボックスオフィス・・・・・・・03−5352−9999
電話予約、店頭購入方法
Webボックスオフィス

電子チケットぴあ・・・・・・・0570−02−9999 (Pコード 252-712)
・インターネット予約・・・・・http://pia.jp/t
イープラス・・・・・・・・・・・・・http://eplus.jp/
CNプレイガイド・・・・・・・・・http://www.cnplayguide.com/
ローソンチケット・・・・・・・・0570−000−777 (Lコード 31120)
東京文化会館TS・・・・・・・03−5815−5452
チケットクラシック・・・・・・・03−5447−3050
                http://www.classic-japan.com
JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、トップツアー ほか

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プロフィール

【指揮】沼尻 竜典  Conductor : Numajiri Ryusuke
1990年第40回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝後、ヨーロッパで実績を重ねる。97年よりオペラ指揮者としても活躍。ツェムリンスキー「王女様の誕生日」、ベルク「ルル」全3幕完成版等、日本初演作品を多く手がけ、いずれも高く評価されている。05年、インスブルック・チロル歌劇場「ドン・カルロ」、ケルン歌劇場「ジョニーは演奏する」でそれぞれデビュー。07年4月よりびわ湖ホール芸術監督に就任。新国立劇場には04年「カルメン」に続いて、2回目の登場。

【演出】アンドレアス・ホモキ  Production : Andreas Homoki
ドイツのマール生まれ。1987年から92年までケルン歌劇場でアシスタント・ディレクターを務める。ジュネーヴ歌劇場で1992/1993シーズン開幕の「影のない女」の演出で大成功を収める。その後ハンブルク州立歌劇場「リゴレット」、デンマーク王立歌劇場「ドン・ジョヴァンニ」、バーゼル歌劇場「エレクトラ」、バイエルン州立歌劇場「アラベッラ」などヨーロッパを中心に活躍。現在、ベルリン・コーミッシェ・オーパーのインテンダントを務めている。新国立劇場では2007年4月初演の「西部の娘」の演出でも大成功を収めた。

アルマヴィーヴァ伯爵:デトレフ・ロート  Il Conte Almaviva : Detlef Roth
ドイツ生まれ。気鋭のバリトン歌手。シュトゥットガルトで声楽を研鑽の後、ウィーンやフランスのコンクールにて優勝。「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵、「魔笛」パパゲーノ、「カルメン」エスカミーリョ、「ラインの黄金」ドンナー等モーツァルトからワーグナー作品まで幅広いレパートリーを誇る。ミラノ・スカラ座、ワシントン・オペラ、ボローニャ歌劇場等に出演。ザルツブルグ音楽祭にも参加。新国立劇場初登場。

伯爵夫人:マイヤ・コヴァレヴスカ  La Contessa : Maija Kovalevska
ラトビア共和国生まれ。新進気鋭の若手人気ソプラノ。06年プラシド・ドミンゴ国際オペラ・コンクールで優勝後ザルツブルグ音楽祭やメトロポリタン歌劇場「ラ・ボエーム」ミミで好演、豊かな声と舞台映えする美貌で一躍世界の人気歌手に名を連ねる。レパートリーは「フィガロの結婚」伯爵夫人、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・エルヴィーラ、「ラ・ボエーム」ミミ、「トゥーランドット」リュー等。新国立劇場初登場。

フィガロ:ロレンツォ・レガッツォ  Figaro : Lorenzo Regazzo
イタリア・ベネチア生まれ。モーツァルトとロッシーニを主なレパートリーとして、ヨーロッパを中心に活躍。ミラノ・スカラ座、ボローニャ歌劇場、パリ・オペラ座、フェニーチェ歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ等で活躍。主なレパートリーとして、「フィガロの結婚」フィガロ、「ドン・ジョヴァンニ」レポレッロ、「チェネレントラ」アリードロ、「ドン・パスクワーレ」タイトルロール、「アグリッピナ」クラウディオ等がある。グラミー賞を受賞したルネ・ヤーコブス指揮「フィガロの結婚」の録音でも同役を歌っている。 新国立劇場初登場。

スザンナ:中村 恵理  Susanna : Nakamura Eri
大阪音楽大学卒業。同大学院オペラ研究室修了。新国立劇場オペラ研修所5期生修了。
2003年オペラ研修所在籍中に新国立劇場「フィガロの結婚」バルバリーナでデビュー。研修所修了後、2005年「フィガロの結婚」再演の同役、同年こどもオペラ「ジークフリートの冒険」森の小鳥等に出演している。2005年12月、ギリシャのアテネにおいてネヴィル・マリナー指揮、ミヒャエル・ハンペ演出の「魔笛」でヨーロッパ・デビュー。現在、オランダ・アムステルダムのオペラスタジオ・ネザーランドにおいて正式メンバーとして活躍、2007年オペラスタジオとバンコクオペラ共催の「ルクリーシャの凌辱」ルーシャに出演している。
近年では、2006年新国立劇場「イドメネオ」イーリアで絶賛を博し、2007年「ファルスタッフ」ナンネッタ、同年こどもオペラ「スペース・トゥーランドット」ラベンダー姫に出演して好演している。
新国立劇場オペラ研修所を修了して、世界に羽ばたいている注目のソプラノである。

ケルビーノ:林 美智子  Cherubino : Hayashi Michiko
2001年「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル、05年「ホフマン物語」アントニアの母の声/ステッラ、07年「運命の力」プレツィオジッラに続いて、本公演で4回目の新国立劇場登場となる。
新国立劇場オペラ研修所第1期修了。02年二期会創立50周年記念公演「フィガロの結婚」ケルビーノ役で好評を博し、03年7月には同記念公演「ばらの騎士」にオクタヴィアン役で出演。同年11月には日生劇場開場40周年記念特別公演にてベルク「ルル」(全3幕完成版/日本初演)、04年7月「ドン・ジョヴァンニ」、05年9月には「運命の力」に出演。また、同年12月に「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル役で喝采を浴び、06年4月に東京二期会公演「皇帝ティトの慈悲」にセスト役で出演して絶賛を博した。

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