西部の娘

  • 2006/2007 Season Opera
    [New Production]
    G.Puccini:LA FANCIULLA DEL WEST
    G.プッチーニ/全3幕【イタリア語上演/字幕付】
  • オペラ劇場

プッチーニの隠れた名作!
アメリカ西部に咲いた愛が、注目のキャスト、スタッフで新たに東京に蘇る・・・。

祖国を失った孤独と、愛によってもたらされた希望の光。


巨匠プッチーニの隠れた名作がついに登場。このチャンスをお見逃しなく!
日本オペラ界にセンセーションを巻き起こしたシルマー&ホモキの名コンビと、充実した歌手陣で贈る堂々の新制作!
1910年メトロポリタン歌劇場での超豪華な初演はカーテンコール55回を記録する大成功を収めました。「蝶々夫人」<日本>、「トゥーランドット」<中国>を舞台にした異国情緒あふれる作品の一つ。初演から100年を経て、東京・新国立劇場で新たに蘇る「西部の娘」は、2003年「フィガロの結婚」で大好評を博したシルマー(指揮)とホモキ(演出)の黄金コンビが手がけます。演出家は、「世界各地からの移民が集まる人種のるつぼで、祖国を失った人々の孤独感と、新しい居場所を探しに新天地へ旅立つ希望」を、時代や場所を超越した、普遍的なテーマとしてこの作品を描きます。どうぞご期待ください。

ものがたり

酒場“ポルカ”の女主人ミニーは、荒くれ男達に安らぎを与える人気者。保安官ランスも彼女を口説くが相手にされない。そこへ流れ者のジョンソン(実は盗賊団の首領ラメレス)が現れ、彼に心惹かれたミニーは、正体がばれて銃弾で傷ついたジョンソンを自宅にかくまう。ランスとの駆け引きで一時はジョンソンの危機を救うミニーだが、結局男達に捕まる。処刑の寸前、ミニーがジョンソンの命乞いに駆けつける。彼女の真情にほだされた男達はこれを許し、二人を新天地へと旅立たせる。