2006/2007シーズン オペラ

蝶々夫人

2006/2007 Season Opera
G.Puccini:MADAMA BUTTERFLY
G.プッチーニ/全2幕【イタリア語上演/字幕付】

オペラ劇場


日本人なら一度は観たい、愛を貫いた蝶々夫人の悲劇!

プッチーニの中でも音楽の美しさと愛と悲しみにあふれた内容で世界的人気を誇る名作。あまりにも有名な蝶々さんのアリア「ある晴れた日に」を始めとする聴き所に溢れ、可憐な少女から強さを秘めた女性へと成長する蝶々さんの姿にオペラ初心者も瞬く間に心を奪われることでしょう。注目のタイトル・ロール岡崎他加子は、ウィーン・フォルクスオーパーなど名だたる歌劇場で絶賛されている国際的ソプラノ歌手です。


ものがたり

明治の長崎。アメリカ海軍士官ピンカートンは、15歳の蝶々さんを軽い気持ちで現地妻とし、盛大な結婚式を挙げる。やがてピンカートンは祖国へ帰国。音信不通になっても、蝶々さんは「ある晴れた日にきっと帰ってくる」と信じ、女中のスズキと夫の帰国後に誕生した子どもと共に、ピンカートンの帰りを待ち続けている。しかし彼はアメリカで『本当の』結婚をし、妻ケートを連れて再び日本に寄港する。見知らぬアメリカ人女性の姿にすべてを悟った蝶々さんは、父の形見の短刀で自ら命を絶つ。


スタッフ

【作曲】ジャコモ・プッチーニ
【台本】ルイージ・イッリカ/ジュゼッペ・ジャコーザ

【指揮】若杉 弘
【演出】栗山 民也
【美術】島 次郎
【衣裳】前田 文子
【照明】勝柴 次朗
【再演演出】菅尾 友
【舞台監督】大澤 裕

【合唱指揮】三澤 洋史
【合唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団

【主催】新国立劇場



キャスト

プロフィール

【蝶々夫人】岡崎 他加子
【ピンカートン】ジュゼッペ・ジャコミーニ
【シャープレス】クリストファー・ロバートソン
【スズキ】大林 智子
【ゴロー】内山 信吾
【ボンゾ】島村 武男
【神官】龍 進一郎
【ヤマドリ】小林 由樹
【ケート】山下 牧子
【書記】宮本 俊一

指揮
若杉 弘
演出
栗山民也
(蝶々夫人)
岡崎他加子
(ピンカートン)
ジュゼッペ・
ジャコミーニ
(シャープレス)
クリストファー・
ロバートソン
(スズキ)
大林智子
(ゴロー)
内山信吾
(ボンゾ)
島村武男
(ヤマドリ)
小林由樹
(ケート)
山下牧子

*やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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公演日程


開場は開演の45分前です。
上演予定時間:約2時間30分
開演後は入場制限をいたします。

*託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
(土日祝を除く10〜12時、13〜17時)

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前売り開始日

会員先行販売期間:
2006年12月2日(土)10:00〜12月11日(月)
一般発売日:
2006年12月16日(土)10:00〜

チケット料金

席種S席A席B席C席D席Z席
料金15,75012,6008,4005,2503,1501,500

※料金は税込みです。

○クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。

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チケット取り扱い

ボックスオフィス・・・・・・・03−5352−9999
電話予約、店頭購入方法
Webボックスオフィス


電子チケットぴあ・・・・・・・0570-02-9999 (Pコード221-746)
                http://pia.jp/t
イープラス・・・・・・・・・・・・・http://eplus.jp/
チケットホン松竹・・・・・・・・・・03-5565-6000
CNプレイガイド・・・・・・・・・http://www.cnplayguide.com/
ローソンチケット・・・・・・・・0570-000-777 (Lコード31132)
東京文化会館TS・・・・・・・03-5815-5452
チケットクラシック・・・・・・・03-5447-3050(毎日10:00〜21:00)
                http://www.classic-japan.com
JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、トップツアー ほか

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プロフィール

指揮:若杉 弘
東京芸術大学指揮科卒業。ダルムシュタット歌劇場、ドルトムント歌劇場を経て、ライン・ドイツ・オペラ音楽総監督[G・M・D]、ザクセン州立歌劇場指揮者を歴任。現在、NHK交響楽団正指揮者、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール芸術監督、東京室内歌劇場芸術監督。東京芸術大学名誉教授。桐朋学園大学特任教授。日本芸術院会員。新国立劇場では、開場記念公演「ローエングリン」のほか、「アラベッラ」、「サロメ」、「光」、「椿姫」などを指揮。現芸術参与(オペラ)、07年9月よりオペラ芸術監督に就任予定。

蝶々夫人:岡崎 他加子
武蔵野音楽大学声楽科卒業。92年より渡伊。97年「蝶々夫人」タイトルロールでローマ市国際声楽コンクール入賞。同役ではローマ国立劇場デビュー、イスラエル国立歌劇場、トスカーナ・オペラ・フェスティバル、スロヴェニア国立マリボール歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパ(初演版)など数多く出演。「仮面舞踏会」アメーリア、「アイーダ」タイトルロール、「ナブッコ」アビガイッレ等ヴェルディ作品もレパートリー。イタリア在住。藤原歌劇団団員。新国立劇場初登場。

ピンカートン:ジュゼッペ・ジャコミーニ
04年「道化師」に続いて、2回目の新国立劇場登場。世界を代表するテノール。イタリア生まれ。生地ポッリーニ音楽院に学び、ヴィオッティ・コンクールなど多くのコンクールで優勝を重ねる。ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、英国ロイヤルオペラ、メトロポリタン歌劇場など世界中の著名な歌劇場に出演。「アイーダ」ラダメス、「トスカ」カヴァラドッシ、「サムソンとデリラ」サムソンなど主要なレパートリー多数。

シャープレス:クリストファー・ロバートソン
03年「フィガロの結婚」、04年「椿姫」、06年「運命の力」(予定)に続いて、4回目の新国立劇場登場。フィラデルフィア出身。オーベリン音楽学校で声楽を学ぶ。メトロポリタン歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン州立歌劇場、英国ロイヤルオペラなど著名な歌劇場の舞台を踏む。「蝶々夫人」シャープレス、「リゴレット」タイトルロール、「カルメン」エスカミーリョ、「ラ・ボエーム」マルチェッロ、「トリスタンとイゾルデ」クルヴェナールなどに出演。

スズキ:大林 智子
東京芸術大学、同大学大学院に学ぶ。二期会オペラスタジオ第31期終了。86年日伊声楽コンソルソ入賞、二期会公演「ワルキューレ」グリムゲルデでデビュー。その後「神々の黄昏」「蝶々夫人」などに出演。NHK交響楽団定期公演「エレクトラ」などにソリストとしても活躍。新国立劇場には、01年「ラインの黄金」フロスヒルデ、02年「ワルキューレ」ワルトラウテ、06年鑑賞教室「カヴァレリア・ルスティカーナ」サントゥッツァなどに出演。二期会会員。

ゴロー:内山 信吾
武蔵野音楽大学、同大学大学院に学ぶ。第36回日伊声楽コンコルソ入選。グスタフ・クーンの招きでドイツに渡り、ブランシュヴァイク歌劇場と契約、ソリストとして研鑽を重ね帰国。「魔笛」タミーノ、「夕鶴」与ひょう、「蝶々夫人」ピンカートン、「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッドゥ等に出演。「第九」などのソリストとしても活躍。新国立劇場では03年「ホフマン物語」ナタナエル、04年「椿姫」ガストン子爵、05年「マクベス」マルコムに出演。

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