新国立劇場からのお知らせ

新国立劇場演劇公演『反応工程』及びオペラ公演『ドン・パスクワーレ』無料映像配信決定のお知らせ

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「新国デジタルシアター」は、より多くの幅広い世代のお客様に、時や場所を選ばずに新国立劇場の舞台芸術をご鑑賞いただけるよう、2021年11月に開設した映像配信プラットフォームです。

現在配信中の演劇『あーぶくたった、にいたった』に続く、この夏の配信ラインアップに、2021年7月にフルオーディション企画・第2弾として新国立劇場にて上演された演劇『反応工程』及びドニゼッティ作曲による愛らしいラブ・コメディ『ドン・パスクワーレ』が登場いたします。『反応工程』は7月1日(金)より、『ドン・パスクワーレ』は7月8日(金)より2か月間無料配信いたします。



配信について

配信期間

演劇『反応工程』:2022年7月1日(金)12時~9月1日(木)12時 ※演出・千葉哲也のインタビュー映像付き

オペラ『ドン・パスクワーレ』:2022年7月8日(金)12時~9月8日(木)12時

配信メディア

新国立劇場ウェブサイト内 新国デジタルシアター

ご注意事項

・配信映像の録画・録音・画面撮影(スクリーンショット含む)は、劇場公演と同じく、禁止しています。また、動画共有サイトやソーシャルメディアへの無断転載は固くお断りいたします。適切にご視聴をお楽しみください。

・ご視聴にあたっての通信料は、お客様負担となります。


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配信ラインアップ

7月1日(金)12:00~9月1日(木)12:00 
演劇『反応工程』
<2021年7月19日上演> 日本語上演

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劇作家・宮本研が自身の経験をもとに、終戦前夜の軍需工場で生きる人々を通じて国家と個のせめぎあいを鮮やかに描いた作品。
小川絵梨子が芸術監督就任の際に掲げた支柱の一つ、「演劇システムの実験と開拓」として、全キャストをオーディションで選考し、作り手が新しい俳優と、俳優が新しい演出家と、劇場が新しい作り手たちと出会い、作品を立ち上げていくフルオーディション企画の第2弾として上演されました。
演出には、俳優としても演出家としても新国立劇場で多くの作品に携わってきた千葉哲也を迎え、2018年10月末より12月中旬まで6週間に及ぶオーディションを開催、多数の応募者の中から、14人の俳優が出演する作品となりました。
今回の配信では、演出を手がけた千葉の撮り下ろしインタビュー映像もあわせてお届けいたします。


作:宮本 研 演出:千葉哲也

出演:天野はな、有福正志、神農直隆、河原翔太、久保田響介、清水 優、神保良介、高橋ひろし、田尻咲良、内藤栄一、奈良原大泰、平尾 仁、八頭司悠友、若杉宏二



7月8日(金)12:00~9月8日(木)12:00
オペラ ドニゼッティ『ドン・パスクワーレ』
<2019年11月9日上演> イタリア語上演/日本語及び英語字幕付

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ベルカント・オペラの巨匠として名高いドニゼッティの傑作オペラ。華やかな声の饗宴にのせて、大金持ちの老人ドン・パスクワーレが甥エルネストの恋人ノリーナと医師のマラテスタに一泡ふかされるドタバタ劇が繰り広げられます。ヴィツィオーリによる演出は、舞台ファンの心をくすぐるイリュージョンのような舞台転換、精緻な舞台美術、絵画のような衣裳、そして4人の主要な登場人物を実に魅力的に描き出したもの。スカンディウッツィ、ピッツーティ、ミロノフ、トロシャンら珠玉のキャストが織りなす芸達者な演技と歌唱は客席を大いに沸かせました。

指揮:コッラード・ロヴァーリス 演出:ステファノ・ヴィツィオーリ

出演:ロベルト・スカンディウッツィ、ビアジオ・ピッツーティ、マキシム・ミロノフ、ハスミック・トロシャン、千葉裕一

合唱:新国立劇場合唱団 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団