Storyものがたり
宇宙空間で制御不能に陥った宇宙船。乗組員一名を残しイノックス星に不時着する。
そこには酸素も原始的な文明も存在した。幸い人類もいて、乗組員は手厚い歓迎と看護を受ける。その看護してくれた人類の中に、ミノアという名の少女がいた。乗組員はいつしかミノアに好意を抱き、仲良くなるのだが、実はイノックス星は、地球で云うところの、牛(イノックス星ではズン類と呼ばれている)が支配階級で、人類(イノックス星ではウスと呼ばれている)はその家畜だったのだ。
あらためて支配階級のズン類の歓迎を受ける乗組員。だが、驚くべき事実を告げられる。それは、ミノアは年に一度のミノタウロスの大祭で大皿に乗せられて、ズン類の食用に供される家畜だったという事実。しかも、それはイノックス星では最高の名誉で、そのためにウスは存在しているのだ、と。
やがて、大祭の日がやってくる。乗組員は、ある決意をもって会場に向かう......。



