2009年 10月 14日|スタッフ
鵜山さんは、学生団体で「ヘンリー六世」の芸術鑑賞を予定する専門学校 東京アナウンス学院に事前レクチャーにお伺いしました。
聴講した学生は、俳優などを目指す卵たちばかり、約40名。
より鑑賞を深く、広く理解いただくためのお話しでしたが、枠をあっという間に飛び出し、なぜ550年前の人々の生き方を今、表現する必要があるのか、俳優として不可欠な要素は何かなど、これから社会人、演劇人として巣立つ学生の方々にとって興味深いお話となりました。
約2時間の講義でしたが、とても、とても真剣な眼差しが鵜山さんに注がれっぱなしの事前レクチャーとなりました。
2009年 10月 13日|スタッフ
このすばらしい木組み!
横の脚立と比べると、この大きさがわかるでしょうか。しかも、上部は微妙にカーブしているのが、わかるでしょうか…?
こういうのは、「計算でできる世界ではない」のだそうです。大工さんの経験が、こういう技を生み出すのですね~。(な)

2009年 10月 13日|スタッフ
中劇場の仕込みが始まっています。

劇場には、衣裳も続々と届きます。

どんどん準備されていきます。

もう早くも、廊下までいっぱいです。
こうして準備を進めて、俳優さんが入るのを待っているのですね。
稽古の方はもうしばらく、稽古場での稽古が続きます。(な)
2009年 10月 11日|スタッフ
今日は、稽古場で、第一部から第三部までをノンストップで全編通しました!
朝から“初日みたい”と緊張いっぱいの様子で始まり、最後は、力を出し切っての感動のエンディングでした。ストーリーも終盤は戦闘に次ぐ戦闘で、精根尽きはてていく物語なので、なんだかリンクして感無量の空気…。
キャストの皆さん、スタッフの皆さん、おつかれさまでした!!(な)
2009年 10月 09日|スタッフ
新国立劇場には、地下に稽古場があります。
「ヘンリー六世」で使っているのは、稽古場の再奥地にある“Cリハ”というところ。
こちらが入口です。

ちなみに、ポスターには、ちらしと同じ黄色のほか、白バージョンもあります。
振り返ると、扉の反対側が手作り着到板です。

“着到板”というのは、俳優さんが劇場に入っているかどうか確認するためもの。俳優さんが来たら、自分の名札を“白”にひっくり返します。帰る時には“赤”にひっくり返します。
「ヘンリー」の場合、場面が多いので、俳優さんは全員がずっとCリハにいるわけではありません。抜き稽古の時には時間差で入り時間を設定したり、空き時間は他の稽古場で自主稽古をしていたり。Cリハの出番が近付くと、スタッフは着到板を確認して、「○○さーん」と捜索が始まります。
(でも皆さん、きちんと時間を読んで、ちゃんと集まって下さいますよ。)
長かったCリハの稽古も、早や大詰め。稽古場では、毎日、各部の通し稽古を繰り返しています。
あと1週間で、いよいよ“小屋入り”です。(な)