Story

2013年8月2日
新国立シアター・トークの楽しみ方
新国立劇場の演劇公演では、毎公演、広く開かれた劇場を目指し、新国立シアター・トークを開催しております。
シアター・トークとは、ひとつひとつの演劇公演について、芸術監督から公演の企画意図の説明、演出家からの演出の狙いや制作過程などのお話、また、出演者からは、稽古場の様子や役柄についてなど、舞台を見ているだけでは分からない演劇の生の様子や、実はここだけの話!などが展開されています。
作品理解を掘り下げていくという知的好奇心でお楽しみいただくことはもちろん、制作秘話が披露されることも多く、客席が爆笑の渦に飲み込まれる~、なども大きな魅力です。
おおむね1時間で、このシアター・トークが繰り広げられますが、新国立劇場の特徴は、最後にみなさまから、その場で直接、質問をお受けするところです。
その場でのやり取りですから、本音多数の回答が多く、さらにトークは盛り上がります。
「OPUS/作品」の新国立シアター・トークは、9月18日(水)14:00開演公演の終演後、小劇場で開催されます。
今回の登壇者は、Lazara Quartet、演出家の小川絵梨子、演劇芸術監督の宮田慶子です。
みなさん、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、「Lazara Quartet」とは、今回の「OPUS/作品」の劇中に登場する弦楽四重奏団のことなんです。
なので、出演者の誰が登壇するか、分かりませんよね!
ブログを見ていただいたみなさまだけにこっそりお教えしちゃいたいところなのですが、なんと、目下、画策中なんです!
ごめんなさい。決まり次第お知らせいたします。
作品は、大人のコメディですから、登壇者=Lazara Quartetの洒落もお許しいただければ幸いです。
ご入場方法は、シアター・トーク開催日の9/18(水)14:00開演公演をご覧頂いた方に限らず、「OPUS/作品」のチケットをお持ちであれば、ご参加いただけます。
「OPUS/作品」の他公演日からご参加のみなさまは、今後、公演初日(9/10(火))に劇場ホームページでお知らせいたします上演時間をご確認いただきまして、終演時間ごろに合わせて、公演チケットをご持参の上、お越しいただければと思います。終演後、落ち着いたところで客席にご案内いたします。
ただし、小劇場の客席数も限りがあるものですから、満席の場合はご入場を制限させていただいております。申し訳ありませんが、ここだけは、なにとぞ、ご容赦ください。
また、お席は自由席となっておりますので、終演後、急がずお怪我をされませんよう、お好きなお席におかけください。舞台形状がセンターステージなどの場合は、登壇者が一方の客席に向けてお話をいたしますので、その際は、係員がご案内いたしますのでご協力のほどお願いいたします。
あともう1点、公演によっては、終演後に舞台の片付けをしないと小道具などが散らかってトークが開催できないケースや、舞台の片付けをしないと他の公演日からのトークご参加の方に完全ネタバレの場合などがございます。
この場合、シアター・トーク開催当日の公演をご覧頂いているお客様みなさまに、終演後、いったんロビーにご退出いただき、舞台片付けが終わり、準備が整ってから、客席に再入場となる場合がございます。このような場合には、みなさま、ご協力のほどお願い申し上げます。
「OPUS/作品」公演、そして観劇がより楽しくなる新国立シアター・トークで、心よりみなさまのご来場をお待ちしております。