研修所ニュース

『ジャンニ・スキッキ』稽古場たより⑤一前島眞奈美



オペラ研修所の今年の試演会はG.プッチーニ作曲『ジャンニ・スキッキを上演します。

 

4月に入所したばかりの第24期生を1名ずつご紹介しています。

最後にご紹介するのは、チェスカで出演する前島眞奈美(メゾソプラノ)です。


前島眞奈美.jpg

 

前島 眞奈美 MAEJIMA Manami メゾソプラノ

長野県小諸市出身。長野県小諸高等学校 音楽科卒業。東京藝術大学音楽学部声楽専攻卒業。 藝大オペラ 第61回定期公演 「フィガロの結婚」にて花娘役、「ヘンゼルとグレーテル」にて魔女役、オペラ「アマールと夜の訪問者」にて母親役を演じる。 ヘンデル«メサイア»、J.S.バッハ«ロ短調ミサ»、W.A.モーツァルト«戴冠ミサ»、W.A.モーツァルト«レクイエム»、L.V.ベートーベン« 第九»等のアルトソリストを務める。 これまでに牧野真由美、中島郁子、多田羅迪夫の各氏に師事。



<研修生からのメッセージ>

私は8月1日のラ・チェスカ役で出演させて頂きます。彼女は自分の美しさや武器を知っていて、場の空気を読んで行動する、実は頭のいい女性です。

今回は衣裳も見所です!研修生が自身の役と向き合い、先生方にご助言を頂きながら試行錯誤して選んだ衣裳になっております。衣裳を通して、新たな視点から役と向き合う事ができました。

エゴと欲望まみれの人間同士が集まって会話をする独特の「空気感」や「間」、そして「グロテスクさ」。
これらを楽譜に忠実に、よりリアルに表現できるよう、全力を尽くします。


最後に、公演を支えてくださっている全ての関係者の皆様や、劇場に足を運んでくださるお客様に心より感謝申し上げます。

 前島.jpg

 リハーサル室での稽古の様子(写真左)

 

 

 

関連リンク