研修所ニュース

『ジャンニ・スキッキ』稽古場たより②一大髙レナ



オペラ研修所の今年の試演会はG.プッチーニ作曲『ジャンニ・スキッキを上演します。

 

今週から、4月に入所したばかりの第24期生を1名ずつご紹介いたします。

2人目にご紹介するのは、ネッラ役で出演する大髙レナ(ソプラノ)です。

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大髙 レナ OTAKA Rena ソプラノ

東京音楽大学付属高等学校を特待生として卒業後、東京音楽大学を4年間特待奨学金を授与され首席卒業。明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生。 第72回全日本学生音楽コンクール声楽部門全国大会に於いて、大学2年時に大学の部の名称になって以来での最年少優勝を果たす。併せて横浜市民賞(聴衆賞)、かんぽ生命奨励賞、日本放送協会賞を受賞。第19回東京音楽大学コンクール声楽部門第1位。甲子園球場にて三菱電機杯第73回毎日甲子園ボウル開幕式、東京ドーム球場にて第90回都市対抗野球大会開会式で、それぞれ国歌独唱を担う。これまで釜洞祐子、大村博美、藤牧正充の各氏に師事。

 

 

<研修生からのメッセージ>

皆様はじめまして、ソプラノの大髙レナと申します。入所以来、毎日の学びの中で気づきと驚きの連続、本当に充実した日々を過ごしている私が、初めての試演会で『ジャンニ・スキッキ』のネッラを演じます。30代半ばでご主人も子供もいる女性、私とは年齢も生きている世界も何もかもが大きく違う彼女をどう演じたらよいのか、格闘しています。たくさんの先生方からご指導いただきながらこの役と向き合い、一つずつ積み上げていく作業で、少しずつ見えてきました。まるで、パズルを一つずつ当てはめていくような楽しさを毎日感じております。喜劇ということで人間模様が面白おかしく繰り広げられますが、プッチーニの美しい音楽、時に哀愁を帯びたハーモニーに心が揺さぶられ、感動の連続です。この笑いと感動を、皆さまにお届けすることができたら幸せです。

 

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    リハーサル室での稽古の様子(写真中央)

 

 

 

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