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オペラ「魔笛」が初日を迎えました

本日、2018/2019シーズン開幕公演・芸術祭主催公演「魔笛」が初日を迎え、大野和士芸術監督による新シーズンが開幕しました。

美術家にして俳優、演出、パフォーマンスを伴う映像作品など多岐な活動で知られ、オペラ演出でも世界の歌劇場を席巻しているウィリアム・ケントリッジ演出による「魔笛」には、様々な問いかけや仕掛けが満ちており、モーツァルトにもケントリッジ演出にも通じた指揮者ローラント・ベーアのもと、フレッシュな出演者たちがその世界を活き活きと体現しました。

客席もシーズン開幕に立ち会おうと来場したお客様でほぼ満席となり、オペラが進行するにつれケントリッジの世界に引き込まれた様子で、歓喜のエンディングでは大きな拍手に包まれました。

大野監督はケントリッジ版「魔笛」を「世界で最も美しく、最も思索に満ちた『魔笛』」と呼び、「この『魔笛』をご覧になった観客の方は、想像力がいっそう大きく広がり、人間という生き物の多様性に気づかされることでしょう」と述べています。新国立劇場の新しい時代の開幕を告げる「魔笛」、ぜひご注目ください。


「魔笛」第1幕より

「魔笛」第2幕より



2018年10月3日公演より


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