2016/2017シーズン 神々の黄昏2016/2017シーズン 神々の黄昏

INTRODUCTION みどころINTRODUCTION みどころ

Production:Finnish National Opera Photographer:©Karan Stuke
圧倒的なカタルシス!指環を巡る壮大な物語がいよいよ完結圧倒的なカタルシス!指環を巡る壮大な物語がいよいよ完結

新国立劇場開場20周年記念となる2017/2018シーズンは、ワーグナー「ニーベルングの指環」四部作の掉尾を飾る『神々の黄昏』で開幕します。
飯守泰次郎の指揮、ゲッツ・フリードリヒの演出で2015年から3シーズンにわたり新制作上演している「指環」がいよいよここに完結します。
『神々の黄昏』は、ハーゲンの策略によるジークフリートの死、ブリュンヒルデの自己犠牲と世界の救済、そして神々の終焉が巨大な管弦楽で圧倒的な迫力を持って描かれた大作。
「ジークフリートのラインへの旅」「ジークフリートの葬送行進曲」「ブリュンヒルデの自己犠牲」など聴きどころも多数です。

グールド、ラング、そしてマイヤー!ドリームキャストによる『黄昏』グールド、ラング、そしてマイヤー!ドリームキャストによる『黄昏』

ジークフリート役は本「指環」シリーズで主要テノール4役出演という偉業に挑んでいるステファン・グールド。
ブリュンヒルデ役にはワーグナー歌手として絶頂期にあり世界各地で活躍するペトラ・ラング、ハーゲン役には同役をバイロイト音楽祭でも歌い、2016年『ワルキューレ』フンディングで鮮烈な印象を残したアルベルト・ペーゼンドルファーを迎えました。
オペラ界の頂点に君臨し続ける名歌手ヴァルトラウト・マイヤーが、ヴァルトラウテ役で出演するのも大きな話題です。
新国立劇場のオーケストラピットに初めて入る読売日本交響楽団の演奏、新国立劇場合唱団の迫力ある歌唱にもご期待ください。

STORY ものがたりSTORY ものがたり

Production:Finnish National Opera Photographer:©Karan Stuke

序幕

運命の女神ノルンが綱を綯(な)ううちに綱が切れてしまい、運命に見捨てられたと嘆く。ジークフリートとブリュンヒルデが現れ、夫は妻に指環を与えてから旅立つ。

Production:Finnish National Opera Photographer:©Karan Stuke

第1幕

ギービヒ家。家長のグンター、妹グートルーネ、異父弟ハーゲンがジークフリートの噂をし、ハーゲンはグンターにブリュンヒルデとの結婚をしきりに勧める。そこにジークフリートがくる。忘れ薬を口にした彼は過去を忘れ、目の前のグートルーネに惹かれる。グンターは彼に「ブリュンヒルデを自分の妻として連れてきたら、妹を嫁にやる」と告げる。ブリュンヒルデの前にヴァルトラウテが現れ、指環をラインの乙女たちに返すよう説得するが、彼女は応じない。ジークフリートが隠れ頭巾で変装してブリュンヒルデから指環を奪い、彼女を連れ去る。

Production:Finnish National Opera Photographer:©Karan Stuke

第2幕

ハーゲンの夢に父アルベリヒが現れて「指環を乙女たちに渡すな」と告げ、ハーゲンは指環奪還を誓う。ブリュンヒルデを伴って現れたグンターは、「自分と彼女、妹とジークフリートの結婚式だ」と宣言する。ブリュンヒルデは驚愕、ジークフリートの指にある指環を目にし復讐を誓う。怒りと絶望の中、彼女はハーゲンに「ジークフリートの急所が背中にある」と教えてしまう。

Production:Finnish National Opera Photographer:©Karan Stuke

第3幕

ラインの乙女たちがジークフリートに指環の恐ろしさを教えるが、彼は理解しない。ハーゲンとグンターが現れ、ハーゲンが隙をついてジークフリートの背中を槍で突き殺す。人々は遺骸をギービヒ家に運ぶ。ハーゲンは指環を要求し、グンターを殺す。ブリュンヒルデが現れ火葬のための薪を用意させ、夫の遺骸から指環を抜き取り、愛馬に跨って炎の中に突き進む。ライン河が炎に流れ込み、乙女たちは指環を取り戻し、ハーゲンは水中に引きずり込まれる。炎は天上のヴァルハル城も焼き尽くす。

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