夜叉ヶ池

  • 2012/2013シーズン
  • [新制作/創作委嘱作品・世界初演]
    Katsuki Osamu : Yashagaike (Demon Pond)
    香月 修/全2幕
    【日本語上演/字幕付】

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  • 中劇場

流麗な旋律で描かれる泉鏡花の夢幻の世界。


【動画】2013年6月25日公演より


百合:幸田浩子 学円:黒田博 子どもたち:世田谷ジュニア合唱団





白雪:岡崎他加子 万年姥:竹本節子
鯉七:高橋淳 蟹五郎:晴雅彦 鯰入:峰茂樹

尾高芸術監督3シーズン目にして初の創作委嘱作品は、泉鏡花の代表的戯曲「夜叉ヶ池」をオペラ化!人間界と異界が交差する幻想的な物語が鏡花独特の繊細で美しい言葉で描かれており、多くの舞台、映像で上演されてきた名戯曲です。「誰でも口ずさむことが出来るオペラを創りたい」と語る尾高が作曲を委嘱したのは、抒情的な作風で知られる作曲家、香月修。指揮は国内外で幅広く活躍する十束尚宏が新国立劇場初登場、演出は新作初演を含む数多くのオペラ作品を日本全国で手掛けている岩田達宗です。若手からベテランまで、第一線で活躍する日本人歌手が勢揃いしました。

ものがたり

越前の山奥を訪れ、夜叉ヶ池の伝説を聞かされた萩原晃。晃は村の美しい娘・百合を妻とし、故郷を捨て鐘楼番となり、日に三度鐘をつき続けていた。夜叉ヶ池の主・白雪姫は白山剣が峰千蛇ケ池の公達に想いを寄せているが、自分が夜叉ヶ池から去ると村が水没してしまうため、人間と交わした鐘の約束に縛られていた。そんなある日、村人達は雨乞いの生贄として百合を夜叉ヶ池に捧げようとする。百合は自害、絶望した晃は鐘の掟を破る。雷鳴が轟き、村は水に飲み込まれる。

【シリーズ協賛】