うぶな娘マリーの愛の戯れと結末。現代オペラの傑作、日本初演!
開場は開演の45分前です。
予定上演時間:約2時間30分(休憩含む)
開演後は入場制限をいたします。
*託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
■客席内特設スピーカーについて
本作品は、作曲家の指定により、客席内最後部壁面に小型ウォールスピーカーを特設いたします。音響効果として指定された壮大な楽器群は、オーケストラピットあるいは舞台袖だけではなく、リハーサル室での演奏までの参加となりました。さらに、楽譜にはあらかじめ録音された音たちを加える指定までもされているため、特設スピーカーを設置させていただきます。
また、2F-L1-1〜3ではジャズコンボが演奏いたします。
ご観劇の際はこの点をご了承いただいた上でお席をお選びください。
スピーカー設置箇所(予定):
1,2階最後部壁面 各4箇所
3,4階最後部壁面 各2箇所
20世紀オペラの傑作=[軍人たち]
総合芸術としてのオペラを考える上で、重要かつ上演困難な作品としても有名。作曲家は“時間や空間の表現”に興味を持ち、舞台上の1つの場面で3つの話が視覚的に同時進行したり、コラールやジャズ、オペラ、騒音、電子音、民族音楽などをコラージュ的にいっせいに併存させて、小間物商人の娘マリーが道を踏みはずし乞食へと転落してゆく姿を描いています。指揮の若杉弘は99年にヴォーカルシンフォニー版で日本初演を果たしています。