
2016/2017シーズン
オペラ「フィガロの結婚」/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Le Nozze di Figaro / Wolfgang Amadeus MOZART
全4幕〈イタリア語上演/字幕付〉
オペラパレス
永遠に輝き続けるモーツァルトの人気作
伯爵の召使いフィガロと恋人スザンナの結婚をめぐる1日の騒動が生き生きと描かれた喜劇『フィガロの結婚』。観るたびに新しい発見があるモーツァルト不朽の名作です。単独で演奏されることも多い有名な序曲、そしてアリア「恋とはどんなものかしら」「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」などモーツァルトの生命力溢れる音楽は万人を魅了してやみません。白と黒のモノトーンを基調とし、登場人物が舞台を縦横無尽に動き回るホモキの演出は、作品のテーマである「秩序の崩壊」を鮮やかに描き出しています。
スパニョーリ、ミコライ、中村恵理など選りすぐりの歌手陣が魅せる!
キャストには欧米の一流歌劇場で活躍する最前線の歌手陣が勢揃いしました。アルマヴィーヴァ伯爵役は、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などで活躍し、モーツァルト作品を得意とするピエトロ・スパニョーリ。伯爵夫人役は新国立劇場でもおなじみのアガ・ミコライです。新国立劇場研修所出身で、今やバイエルン州立歌劇場をはじめヨーロッパで大活躍の中村恵理が10年ぶりにスザンナ役で新国立劇場に出演するのも大きな話題。フィガロ役のアダム・パルカ、ケルビーノ役のヤナ・クルコヴァら初登場の歌手にも注目です。指揮は、13年『タンホイザー』以来の登場となるコンスタンティン・トリンクスです。
ニュース
- 2016/2017シーズン オペラ「フィガロの結婚」出演者変更のお知らせ
- 2016/2017シーズン オペラ ラインアップを発表しました。
動画
ダイジェスト映像
公演日程・チケット
公演日程
- 2017年4月20日(木)18:30 オペラパレス
- 2017年4月23日(日)14:00 オペラパレス
- 2017年4月26日(水)14:00 オペラパレス
- 2017年4月29日(土・祝)14:00 オペラパレス
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- 託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
- 予定上演時間:約3時間15分(第Ⅰ・Ⅱ幕95分 休憩25分 第Ⅲ・Ⅳ幕75分)
- *時間は変更になる場合があります。最新の情報はボックスオフィ
スまでお問い合わせください。(4月17日更新) - *開場は開演の45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
- *4月26日(水)は1階・2階の一部に学校団体が入る予定です。
チケット料金(税込)
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
---|---|---|---|---|---|
料金(税込) | 21,600円 | 16,200円 | 10,800円 | 6,480円 | 3,240円 |
※消費税率の改定に伴い、料金が変更になる場合があります。
○クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
Z席 1,620円
今すぐチケットを購入する
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03-5352-9999
前売り開始日
会員先行販売期間:2016年12月23日(金・祝)~2017年1月10日(火)
一般発売日:2017年1月14日(土)
スタッフ・キャスト
スタッフ
- 指 揮
- コンスタンティン・トリンクス
- 演 出
- アンドレアス・ホモキ
- 美 術
- フランク・フィリップ・シュレスマン
- 衣 裳
- メヒトヒルト・ザイペル
- 照 明
- フランク・エヴァン
- 【再演演出】三浦安浩
【舞台監督】高橋尚史
-
(指揮)
コンスタンティン・トリンクス
-
(演出)
アンドレアス・
ホモキ
キャスト
- アルマヴィーヴァ伯爵
- ピエトロ・スパニョーリ
- 伯爵夫人
- アガ・ミコライ
- フィガロ
- アダム・パルカ
- スザンナ
- 中村恵理
- ケルビーノ
- ヤナ・クルコヴァ
- マルチェッリーナ
- 竹本節子
- バルトロ
- 久保田真澄
- バジリオ
- 小山陽二郎
- ドン・クルツィオ
- 糸賀修平
- アントーニオ
- 晴 雅彦
- バルバリーナ
- 吉原圭子
- 二人の娘
- 岩本麻里、小林昌代
- 合 唱
- 新国立劇場合唱団
- 管弦楽
- 東京フィルハーモニー交響楽団
-
(アルマヴィーヴァ伯爵)
ピエトロ・
スパニョーリ -
(伯爵夫人)
アガ・ミコライ
-
(フィガロ)
アダム・パルカ
-
(スザンナ)
中村恵理
-
(ケルビーノ)
ヤナ・クルコヴァ
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(マルチェッリーナ)
竹本節子
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(バルトロ)
久保田真澄
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(バジリオ)
小山陽二郎
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(ドン・クルツィオ)
糸賀修平
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(アントーニオ)
晴 雅彦
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(バルバリーナ)
吉原圭子
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(二人の娘)
岩本麻里
-
小林昌代 -
プロフィール
- 【指揮】コンスタンティン・トリンクス(Constantin TRINKS)
- カールスルーエ生まれ。同市の音楽大学で指揮とピアノを学ぶ。またシュトゥットガルト室内合唱団ではテノール歌手として出演。複数の歌劇場や音楽祭でヴォーカル・トレーナーや指揮者を務めながら幅広いレパートリーを身につける。バーデン州立劇場カールスルーエで音楽スタッフ、さらにカペルマイスターを務めた後、2002年にはザールラント州立劇場の第2カペルマイスターに就任、さらに2004年には第1カペルマイスターに任命され、2006-2009年には音楽監督代理を務めた。2009年より2012年まではダルムシュタット歌劇場の音楽監督を務めた。2013年には、ワーグナー生誕200年を記念し、バイロイト音楽祭(ライプツィヒ歌劇場と共同制作)で初上演となる『恋愛禁制』を指揮している。その他にはウィーン国立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、クラーゲンフルト市立劇場、バイエルン州立歌劇場、パリ・オペラ座などに客演しているほか、コンサート指揮者としても様々なオーケストラを指揮している。モーツァルト、ベッリーニ、ドニゼッティ、プッチーニ、ヴェルディ、ワーグナー、シュトラウス、バーンスタインなどのオペラレパートリーのほか、幅広いシンフォニーレパートリーを持つ。16/17シーズンはバイエルン州立歌劇場『魔笛』、『後宮からの逃走』、『ホフマン物語』、ストラスブール・ライン・オペラ『サロメ』、プラハ国立歌劇場『ローエングリン』などを指揮する予定。新国立劇場では08年『ドン・ジョヴァンニ』、12年『ラ・ボエーム』、13年『タンホイザー』を指揮している。
- 【演出】アンドレアス・ホモキ(Andreas HOMOKI)
- ドイツのマール生まれ。1987年から92年までケルン歌劇場でアシスタント・ディレクターを務める。ジュネーヴ歌劇場1992/1993シーズン開幕の『影のない女』の演出で大成功を収める。その後、ハンブルク州立歌劇場『リゴレット』、デンマーク王立歌劇場『ドン・ジョヴァンニ』、バーゼル歌劇場『エレクトラ』、バイエルン州立歌劇場『アラベッラ』、ネザーランド・オペラ『ルル』などヨーロッパを中心に活躍。2002/2003シーズンからベルリン・コーミッシェ・オーパーの首席演出家に就任し、『フィレンツェの悲劇』『金鶏』『マハゴニー市の興亡』『ハムレット』などを取り上げ話題となった。2012年エクサン・プロヴァンス音楽祭でのシャルパンティエ『ダビデとヨナタン』の洗練された演出で好評を博している。2012/2013シーズンからチューリヒ歌劇場総監督に就任。日本では08年びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作『ばらの騎士』などを手掛けている。新国立劇場では03年『フィガロの結婚』、07年『西部の娘』を演出している。
プロフィール
- 【アルマヴィーヴァ伯爵】ピエトロ・スパニョーリ(Pietro SPAGNOLI)
- イタリア生まれ。長年にわたり、世界の重要な歌劇場に客演しており、主にモーツァルト、ロッシーニおよびドニゼッティの主役級の諸役で国際的な活躍をしている。『フィガロの結婚』フィガロ、アルマヴィーヴァ伯爵、『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ、ドン・アルフォンソ、『チェネレントラ』ダンディーニ、ドン・マニフィコ、『愛の妙薬』ベルコーレ、ドゥルカマーラ、『連隊の娘』シュルピス、『ドン・パスクアーレ』医師マラテスタなどがある。今までに出演した主要な劇場は、パリ・オペラ座、シャンゼリゼ劇場、バイエルン州立歌劇場、アン・デア・ヴィーン劇場、メトロポリタン歌劇場、モネ劇場、リヨン歌劇場、エクサン・プロヴァンス音楽祭、ロッシーニ・オペラ・フェスティバルなどがある。その他のレパートリーとして、『騎士オルランド』ロドモンテ、『オリー伯爵』ランボー、『イタリアのトルコ人』詩人プロスドチーモなどがある。16/17シーズンはトゥールーズ・キャピトル劇場『イタリアのトルコ人』セリム、ウィーン国立歌劇場『愛の妙薬』ベルコーレ、ローマ歌劇場『コジ・ファン・トゥッテ』ドン・アルフォンソなどに出演。新国立劇場初登場。
- 【伯爵夫人】アガ・ミコライ(Aga MIKOLAJ)
- ポーランド生まれ。ポズナニの音楽アカデミーで学ぶ。エリザベート・シュワルツコップに師事。モーツァルトを中心としてリヒャルト・シュトラウス、ヴェルディ、ワーグナーなどの幅広いレパートリーを確立する。特に『フィガロの結婚』伯爵夫人、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ、『魔笛』パミーナなどで高く評価されている。1995~2002年ポーランドのポズナニ大劇場で出演を重ね、2002~07年までバイエルン州立歌劇場の専属歌手として活躍。現在も、同劇場には客演しているほか、ウィーン国立歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、グラインドボーン音楽祭などヨーロッパ各地に出演。さらにバイエルン州立歌劇場『ラインの黄金』フライア、ベルリン州立歌劇場、ミラノ・スカラ座、及び英国ロイヤルオペラ「ニーベルングの指環」ヴォークリンデ、ボリショイ劇場『こうもり』ロザリンデなどに出演している。新国立劇場で08年、14年『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ、12年公演ではドンナ・アンナ、15年『ファルスタッフ』アリーチェに出演している。
- 【フィガロ】アダム・パルカ(Adam PALKA)
- ポーランド出身。グダニスクで学び、グダニスクのバルティック・オペラのメンバーとして『リゴレット』スパラフチーレ、『ラ・ボエーム』コッリーネ、『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロなどに出演。07年にはスポレート音楽実験劇場の奨学金を獲得したほか、チューリヒ歌劇場オペラスタジオに参加。08年、ワルシャワ歌劇場に『リゴレット』スパラフチーレでデビューし、同年『ルクレシアの凌辱』コラティヌスで再登場。10年から13年まではライン・ドイツ・オペラの専属歌手として、『セビリアの理髪師』ドン・バジリオ、『ラ・ボエーム』コッリーネ、『フィガロの結婚』フィガロなどに出演。ライン・ドイツ・オペラ『ドン・ジョヴァンニ』新演出公演でのレポレッロデビューは特に高く評価された。13年はリール歌劇場『セビリアの理髪師』ドン・バジリオにも出演。13/14シーズンからシュトゥットガルト州立歌劇場の専属歌手となり、『チェネレントラ』アリドーロ、『夢遊病の女』ロドルフォ伯爵、『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『エウゲニ・オネーギン』グレーミン公爵、『セビリアの理髪師』ドン・バジリオ、『ルイザ・ミラー』ヴァルター伯爵などに出演。15/16シーズンにはトゥーロン歌劇場『イル・トロヴァトーレ』フェルランドで大成功を収めたほか、サン・テティエンヌ歌劇場『皇帝ティトの慈悲』プブリオ、ポーランド国立歌劇場『ウィリアム・テル』ヴァルター・フルストにも出演した。16/17シーズンにはシュトゥットガルト州立歌劇場で新演出『ファウスト』(フランク・カストルフ演出)メフィストフェレス、『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『エウゲニ・オネーギン』グレーミン公爵などに出演している。新国立劇場初登場。
- 【スザンナ】中村恵理(NAKAMURA Eri)
- 兵庫県出身。大阪音楽大学卒業。同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第5期修了。2003年オペラ研修所在籍中に新国立劇場『フィガロの結婚』バルバリーナでデビューして注目を集める。その後、アムステルダムのオペラスタジオ・ネザーランドに在籍。08年から2年間、英国ロイヤルオペラのジェット・パーカー・ヤング・アーティスツ・プログラムで学ぶ。研修期間中に、アンナ・ネトレプコの代役として『カプレーティ家とモンテッキ家』ジュリエッタに出演して成功を収めた。10年から16年までバイエルン州立歌劇場と専属歌手契約を結び、『フィガロの結婚』スザンナでデビュー後、『魔笛』パミーナ、『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ、『ナクソス島のアリアドネ』ナヤーデ、『神々の黄昏』ヴォークリンデ、『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、『ホフマン物語』ジュリエッタなどに出演。11年にはベルリン・ドイツ・オペラに『トゥーランドット』リューでデビュー。同役はバイエルン州立歌劇場、オビエド歌劇場、トゥールーズ・キャピトル歌劇場、英国ロイヤルオペラでも出演した。14年にはロイヤルオペラ『リゴレット』ジルダ、ワシントン・ナショナル・オペラ『魔笛』パミーナなどにも出演。最近ではバイエルン州立歌劇場に定期的に出演しているほか、16年11月には『チェネレントラ』クロリンダでウィーン国立歌劇場にもデビューした。15年度(第66回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。新国立劇場では、05年『フィガロの結婚』バルバリーナ、06年『イドメネオ』イーリア、07年『ファルスタッフ』ナンネッタ、07年『フィガロの結婚』スザンナ、こどもオペラ『ジークフリートの冒険』森の小鳥、ブリュンヒルデ、『スペース・トゥーランドット』ラベンダー姫に出演している。
- 【ケルビーノ】ヤナ・クルコヴァ(Jana KURUCOVÁ)
- スロヴァキア共和国生まれ。バイエルン州立歌劇場の研修所、ハイデルベルク歌劇場の専属歌手を経て、ベルリン・ドイツ・オペラの専属歌手として活躍。セビリア・マエストランツァ劇場『フィガロの結婚』ケルビーノで成功を収め、さらにベルリン・ドイツ・オペラ『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラのロールデビューは最大級の成功を収めた。またドルトムント音楽祭での『カプレーティ家とモンテッキ家』ロメオ、ザクセン州立歌劇場のデビューとなった『セビリアの理髪師』ロジーナも大成功であった。最近では、ベルリン・ドイツ・オペラ、プラハ国民劇場、モラヴィア・シレジア国立劇場、バイエルン州立歌劇場、ザクセン州立歌劇場、バーデンバーデン祝祭劇場、ティミショアラ歌劇場などの劇場に出演。主なレパートリーとしては、『セビリアの理髪師』ロジーナ、『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル、『蝶々夫人』スズキ、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ、『マリア・ストゥアルダ』エリザベッタ、『ペレアスとメリザンド』メリザンド、『カルメン』タイトルロール、『ジュリアス・シーザー』セスト、ボーイト『メフィストーフェレ』マルタ、『ファルスタッフ』メグ、『ナブッコ』フェネーナなどがある。2016年夏にはブレーメン音楽祭でロッシーニ『タンクレディ』ロッジェーロに出演。16/17シーズンにはベルリン・ドイツ・オペラで『ユグノー教徒』ウルバン、『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラにロールデビューしたほか、『蝶々夫人』スズキ、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラなどに出演予定。新国立劇場初登場。
- 【マルチェッリーナ】竹本節子(TAKEMOTO Setsuko)
- 大阪音楽大学卒業。これまでに『カルメン』タイトルロール、『チェネレントラ』タイトルロール、『ファルスタッフ』クイックリー夫人、『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラなどに出演している。マーラー『大地の歌』『復活』、ヴェルディ『レクイエム』などのソリストとしても活躍、東京都交響楽団をはじめ、国内の主要オーケストラのソリストとしても出演を重ね、デプリースト、セーゲルスタム、ロジェストヴェンスキーなど、多くの著名な指揮者から確かな実力を認められている。新国立劇場では『フィガロの結婚』マルチェッリーナ、『アンドレア・シェニエ』マデロン/コワニー伯爵夫人、『さまよえるオランダ人』マリー、『神々の黄昏』第一のノルン、『アラベッラ』アデライデ、『夜叉ヶ池』万年姥などに出演している。二期会会員。大阪音楽大学客員教授。
ものがたり
【第1幕】アルマヴィーヴァ伯爵の使用人フィガロとスザンナはもうすぐ結婚。しかし伯爵はスザンナを狙っており、女中頭マルチェッリーナは借金の証文をたてにフィガロとの結婚を目論んでいる。思春期の小姓ケルビーノがスザンナに伯爵夫人への思いを語っていると、伯爵が部屋に来たため、慌てて椅子の陰に隠れる。伯爵がスザンナに迫っていると、今度はドン・バジリオが来て、伯爵も大慌てで隠れる。ケルビーノが伯爵夫人に熱い視線を送っていたとバジリオが語ると、伯爵は怒って姿を現す。ケルビーノは伯爵に軍隊入りを命じられてしまう。
【第2幕】夫の愛が冷めてしまったと嘆く伯爵夫人。フィガロは伯爵夫人とスザンナに、伯爵を懲らしめる策を話す。それは女装したケルビーノと逢引させるというもの。さっそく仕度を始めるが、部屋に伯爵夫人とケルビーノ2人きりのときに伯爵が来たため、急いでケルビーノを衣裳室に隠す。愛人が潜んでいると疑う伯爵は、伯爵夫人と押し問答の末に、扉を開ける。すると、中にはスザンナがいて、伯爵だけでなく伯爵夫人も唖然。ここはフィガロの機転で窮地を脱したが、次にマルチェッリーナが借金の契約通りフィガロと結婚させろと訴えてきた。
【第3幕】借金の証書をめぐる裁判で、フィガロが生い立ちを話すうち、彼はマルチェッリーナとバルトロの子であることが判明。3人は親子の再会を喜ぶ。伯爵夫人とスザンナは衣裳を交換して逢引きする計画を立てる。フィガロとスザンナ、マルチェッリーナとバルトロの結婚式が行われ、その時にスザンナは伯爵に誘いの手紙を渡す。
【第4幕】夜。伯爵はスザンナと逢引きするが、その中身は伯爵夫人だと全く気づいていない。フィガロが伯爵夫人に愛を語るのを見た伯爵は怒るが、女性2人が入れ替わっていることを知り呆然。伯爵は非を認め大団円となる。
チケット購入・割引等のご案内
割引等のご案内
お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)
- 高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)、チケットぴあ一部店舗のみ取扱。要年齢証明書または学生証。
- ジュニア割引(中学生以下):20%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。入場時年齢確認あり。
- 当日学生割引:50%割引
- 公演当日10:00より残席がある場合のみボックスオフィス窓口、チケットぴあ一部店舗で取扱。要学生証。
- 障害者割引:20%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。
Z席の購入方法
◎2016/2017シーズンより、オペラ・バレエ公演におけるZ席の販売方法が変わります。
- Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
- Z席(各日42席)とZ【音のみ】席(各日4席)は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィス
およびコンビニエンスストア(セブン-イレブン、サークルK・サンクスに限る)の端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
グループでのお申し込み
10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。
チケット購入時の注意
- 発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚まで。
- 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
- 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台・字幕が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
- 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
- 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
- やむをえない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
チケット取り扱い
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-
03-5352-9999
- チケットぴあ
-
0570-02-9999
WEBからのご購入はこちら
(PC&携帯)
【Pコード:288-005】 - イープラス
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- ローソンチケット
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0570-000-407(オペレーター受付)
0570-084-003(Lコード:33248)WEBからのご購入はこちら
(PC&携帯)
- 東京文化会館チケットサービス
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※本公演のチケットについては2017年3月31日(金)までの取り扱いとさせていただきます。
03-5685-0650(オペレーター受付)
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