ダンス公演「サーカス」出演者、スタッフ決定のお知らせ

2015年6月のダンス公演「サーカス」出演者、スタッフが以下のとおり決定いたしました。

【出演者】

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(c)石塚定人

森山 開次 Moriyama Kaiji

21歳でダンスを始め、2001年ソロ作品の発表を開始。2005年「KATANA」で「驚異のダンサー」(ニューヨークタイムズ紙)と評され、2007年ベネチアビエンナーレ招聘。2012年『曼荼羅の宇宙』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、江口隆哉賞、松山バレエ団顕彰・芸術奨励賞を受賞。演劇・映画・写真作品等幅広い媒体での身体表現に積極的に取り組んでいる。「情熱大陸」「からだであそぼ」等メディア出演も多い。平成25年度文化庁文化交流使。

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(c)yuuri manabe

宮河愛一郎  Miyagawa Aiichiro

関東国際高等学校演劇科卒業後、単身渡米ニューヨークAiley Schoolに留学。GAPのTVコマーシャル出演など様々な舞台でキャリアを積む。2003年劇団四季のアイーダのオリジナルキャストとして年間320ステージに出演。2005年コンテンポラリーダンスカンパニーNoismに入団、ダンサー兼バレエマスター、ワークショップ担当を任され国内ツアーほか、海外7カ国、10都市での公演すべての作品に出演。2013年8年間在籍してきたNoismを退団後はダンサー、振付家、指導者、俳優として活動中。

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竹田 仁美  Takeda Hitomi

新潟県出身。4歳からシンガポールでバレエを始め、野口翠子バレエスタジオ、白鳥バレエ学園で学ぶ。2002年ローザンヌ国際バレエ・コンクールでエスポワール賞を受賞、06年ヴァルナ国際バレエ・コンクールでは5位に入賞した。07年米ヒューストン・バレエ団に入団し、「くるみ割り人形」金平糖、クララやS.ウェルチ振付作品などソリスト役を数多く踊る。12年帰国し、新国立劇場バレエ団ファースト・アーティストとしてアシュトン『シンデレラ』秋の精、ビントレー『シルヴィア』マーズ、『E=mc2』光速の二乗、金森穰『solo for 2』ほかに出演。14年秋よりNBAバレエ団に入団、ソリストとして踊っている。

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(c)aki

浅沼 圭  Asanuma Kei

東京生まれ。母の影響で物心つく前から新体操を始める。ウーマンズ新体操クラブ出身、東京女子体育大学研究生卒業。ジュニアでは団体選手として日本代表、シニアでは個人選手として独特な表現を武器とし注目を浴び、北京五輪の強化選手に選出される。現役引退後はシルヴィギエムにシンパシーを感じ、2012年より単身渡英する。ロンドンのラッセルマリファント・ダンスカンパニーをはじめ、様々な国のダンスカンパニーを巡りながら自身を磨く。帰国後も様々な舞台に立ちながら、身体と戯れる日々が続いている。

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 (c) 大洞博靖

引間 文佳  Hikima Ayaka

6歳より新体操を横田容子、佐藤昌子らに師事。東京女子体育大学在学中に全日本選手権で団体総合優勝。日本代表として、ユニバーシアード国際試合にて準優勝。22歳でコンテンポラリーダンスと出会う。新体操で培ったしなやかで強靭な身体性を基軸にした、ジャンルに囚われない自由な表現を日々模索中。2015年東京芸術劇場ダンスファーム「近藤良平のモダン・タイムス」に出演。


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(c)小堀詠美


水島晃太郎  Mizushima Kotaro

2000年より和田朝子に師事し、クラシックバレエとモダンダンスを学ぶ。第42回埼玉全国舞踊コンクールモダンダンスジュニア部門にて第1位を受賞。2010年に筑波大学に入学し、新国立劇場ダンステアトロンNo.19平山素子「ストラヴィンスキーイブニング」の『兵士の物語』に道化として出演。2012年、第31回あきた全国舞踊祭モダンダンスコンクールシニア部門にて自作ソロ作品「ブルー」で第3位受賞。

その他、多くのイベントや舞台、映像作品に出演し活動の場を広げている。現在、筑波大学大学院人間総合科学研究科に所属。

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谷口 界  Taniguchi Kai

幼い頃より器械体操を学び、20歳の時に独学で大道芸を始めた後に「沢入国際サーカス学校」にて逆立ち芸やジャグリングを学ぶ。在学中に『東京国際フール祭』『勝ってたまるか剣振丸』等の公演に参加したことから舞台やダンスに興味を持ち、2012年「舞台芸術の学校P.A.I.」に入学。2年間コンテンポラリーダンスや舞台演出を学ぶ。現在はフリーのパフォーマーとして活動する傍ら、小池博史ブリッジプロジェクト『銀河鉄道』『風の又三郎』ツアーにも参加するなど、大道芸から舞台まて幅広く活躍。 2013年に結成されたサーカスカンパニー「イル・スペオピーレ」の旗揚げメンバーでもある。

 

【スタッフ】

<美術・衣裳>

ひびのこづえ  Hibino Kodue

静岡県生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。コスチューム・アーティストとして広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビなど、その発表の場は多岐にわたる。毎日ファッション大賞新人賞、資生堂奨励賞受賞 他展覧会多数。1997年作家名を内藤こづえより改める。

NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」のセット衣裳を担当中。歌舞伎「野田版 研ぎ辰の討たれ」、野田秀樹作・演出「ザ・キャラクター」などのほか、新国立劇場ではオペラ「さまよえるオランダ人」、こどものためのオペラ劇場「ジークフリートの冒険」「スペース・トゥーランドット」、ダンス公演・菊池純子「メタモルフォシス」、演劇公演・野田秀樹「贋作・桜の森の満開の下」の衣裳を手がけた。森山開次とは、NHK教育テレビ「からだであそぼ」、パフォーマンス・劇場版などの「LIVE BONE」シリーズでコラボレーションを行っている。http://haction.co.jp/kodue/ 

 

<音楽>

川瀬 浩介  Kawase Kohske

作曲家・美術家。1970年京都生まれ、東京育ち。2002年光のための音楽《Long Autumn Sweet Thing》を発表し、デビュー。05年、愛知万博で発表された映像作品《ポピュラスケープ》の音楽を担当。その雄大でロマンティックな楽曲は「この映像世界に魂を吹き込んだ」と評された。10年、第13回文化庁メディア芸術祭に、代表作《ベアリング・グロッケン II》が出展され話題に。12年、東京スカイツリーで催されたイルミネーションイベントにて最新作《光の音色:a tone of light》を発表。NHK教育テレビ「からだであそぼ~踊る内臓」の音楽を担当し、森山開次、ひびのこづえと「LIVE BONE」シリーズでツアーを共にしている。デビュー以来、「間口が広く奥行きのあるもの」を追求している。「あなたの心に眠る感動を呼び覚ますこと──それが私の使命です」http://www.kawasekohske.info


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