ハムレットは死んだ、重力なんてない
戯曲概要
作品名 日本語名 |
hamlet ist tot. keine schwerkraft. ハムレットは死んだ、重力なんてない |
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言語 | ドイツ語 |
作品について
登場人物(出演者)の数 | 6人 |
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主な登場人物(5名まで) (名前、職業、年齢など) |
クルト(父親) カロ(母親) マニ(息子) ダニ(娘) オリ、ビネ(親友) |
時 | 現代 |
ところ | 指定なし |
作品解説・あらすじ (400文字以内) |
ティーンエイジの息子と娘がいる四人家族。ごく普通の平和な様子をした家族は、実はその裏でとんでもない事件を引き起こしていた・・・。家族四人と、息子たちの親友だったカップルとの六人が舞台に現れ、事件の概要を客席に向けて語り出そうとする。しかしこれは、大声で伝えることがはばかられるような、非常にデリケートな事件である。なぜなら、まず誰から話しを始めるかでひと悶着あり、ようやく話が始まっても、会話は子供たちの友人が事故で死んだ際の葬儀の話に終始するからだ。いつになったら本題に入るのか。この家族とカップルの六人が抱えている事件は何なのか。そもそも本題とは何なのか――。シェイクスピアの『ハムレット』とは一見無関係な現代の家族を描きながら、家族の真相が明らかになる瞬間、まぎれもなく『ハムレット』の最期の場面の印象が重なる。現代人の心に大胆な光を当てた話題作。(新野守広) |
初演年 劇場 |
2007年 ウィーン・シャウシュピールハウス劇場 Schauspielhaus Wien |
新国立劇場での上演 | なし |
作家について
作家名 | エーヴァルト・パルメツホーファー Ewald Palmetshofer |
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プロフィール (300文字以内) |
1978年、オーストリア北部に生まれる。大学ではまず演劇学とドイツ文学、続いて神学を専攻し、哲学・心理学・教育学の教職課程に在籍。学業と執筆活動を続ける傍ら、社会福祉分野で働く。2007/08年シーズンから劇場付きの作家としてウィーン・シャウシュピールハウスに所属している。 |
出版状況
原語出版本 出版社名(出版年月) |
「Theater heute」2008年2月号 |
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翻訳出版本 出版社名(出版年月) |
なし |