ゴルトベルク変奏曲
戯曲概要
作品名 日本語名 |
Die Goldberg-Variationen ゴルトベルク変奏曲 |
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言語 | ドイツ語 |
作品について
登場人物(出演者)の数 | 15人(男11人、女3人、子牛1頭) |
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主な登場人物(5名まで) (名前、職業、年齢など) |
ミスター・ジェイ(演出家) ゴルトベルク(その助手) モップ夫人(掃除係) テレーサ・トルメンティーナ(スーパースター) エルネスティーナ・ファン・フェーン |
時 | 現代 |
ところ | エルサレムの劇場 |
作品解説・あらすじ (400文字以内) |
聖書を舞台化しようと苦闘する演出家と演出助手の楽屋裏コメディ。神とつかず離れずの愚かな人間の歴史がユーモアを交えて描かれる。 演出家ミスター・ジェイと演出助手のゴルトベルクは、神がこの世を創造した7日間を舞台化する作品の稽古を行っている。ところがなかなか思うように稽古が進まない。舞台装置は故障し、俳優たちはストライキに入り、ようやく再開しても、俳優たちは旧約聖書を勝手に解釈して演出家の言うことを聞かない。そこでミスター・ジェイは演出家の特権を利用して、あたかも神のように振舞いながら、ゴルトベルクにキリストの処刑の再現を命じる。ゴルトベルクは文字通りゴルゴタの丘の磔になり、キリストのように処刑される山場を迎えるのだった。 (新野守広) |
初演年 劇場 |
1991年 ウィーン、アカデミー劇場 Akademietheater., Wien |
新国立劇場での上演 | なし |
作家について
作家名 | ジョージ・ターボリ George Tabori |
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プロフィール (300文字以内) |
1914年ハンガリーのブタペストに生まれる。第二次大戦後映画脚本家としてハリウッドに渡り、ブレヒトと親交を得る。その後ニューヨークに移り、アクターズ・スタジオに通うかたわら、演出家としてデビュー。70年代に西ドイツに移住し、ベルリン、ウィーン等で劇作家兼演出家として活躍。ユダヤ的ブラック・ユーモアに満ちた作品と舞台で知られる。1999年以降はベルリナー・アンサンブルを拠点に活躍し、2007年ベルリンで亡くなった。 |
出版状況
原語出版本 出版社名(出版年月) |
Theaterstücke II 出版:Suhrkamp(1994年) |
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翻訳出版本 出版社名(出版年月) |
ドイツ現代戯曲選26 出版:論創社(2006年12月) |
著作権者(代理会社)
著作権者(代理会社) | |
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日本における代理店 |