<研修所概要> |
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新国立劇場では、現代舞台芸術の実演家、舞台技術者に係る研修事業が行われることとされています。1998年4月からオペラ歌手の研修事業が開始され、続いて2001年4月からバレエダンサーの研修事業が開始されました。
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1. |
人数 |
男女合わせて8名 |
2. |
資格 |
※研修終了後のプロのダンサーとして就業する意志を持っている者で、以下の条件を満たしていること。
1)バレエ学校等の養成課程を修了していること、或いはそれと同等の実力を有すること。 |
2)入所年の4月1日現在で、17歳以上20歳未満であること。 |
3)身長が、女性は161cm以上、男性は165cm以上であること。 |
4)外国籍の場合は、研修期間中の在留資格が取得できること。 |
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3. |
研修期間 |
2年間
第1期 2001年4月〜2003年3月(修了)
第2期 2003年4月〜2005年3月(修了)
第3期 2005年4月〜2007年3月(修了)
第4期 2007年4月〜2009年3月(研修中) |
4. |
研修日・時間 |
原則として、月曜日から金曜日、10:00〜17:30までの指定された時間。 |
5. |
研修内容 |
1)技術研修 |
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バレエ・クラス、ヴァリエーション、パ・ド・ドゥ、キャラクター・ダンス等の研修により、古典作品上演のための能力向上を図る。
同時にコンテンポラリー作品に対応するためのコンテンポラリー・ダンスの研修を行う。
また、自らの身体と心の調和を図るため、「ボティ・コンディショニング」を継続的に行う。
さらに、作品解釈力・演技力の向上と発声訓練を図るための「演劇基礎研修」を行う。 |
2)講義とサロン |
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ダンサーとして必要な知識や教養を身に付けるため、「バレエと音楽」・「バレエ史」・「身体解剖学」・「マナー」・「ノーティション」・「美術史」・「デッサン」・「語学研修(英語)」・「栄養学」等に関する講義を行う。また、バレエ界を始めとして様々な分野の芸術家やスタッフと交流する「サロン(交流会)」を行う。 |
3)舞台実習 |
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2年間で数回、進度と研修内容に応じた「公開レッスン」と「発表会」を新国立劇場の舞台を使って行う。 |
4)新国立劇場バレエ団での研修 |
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新国立劇場バレエ団のクラス・レッスンに参加する。
また、公演への出演や、アンダー・スタディとしての参加も計画される。 |
5)舞台鑑賞 |
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新国立劇場バレエ団の公演を鑑賞し、作品に対する理解を深める。また、オペラ・現代舞踊・演劇公演や、国立劇場等で行われる古典芸能の鑑賞機会が与えられる。 |
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6. |
授業料 |
年額 189,000円(消費税込)
*この授業料は、2007年度の金額です。以降は、変更になることがあります。 |
7. |
奨学金制度 |
月額 60,000円給付
*この奨学金は、2007年度の金額です。以降は、変更になることがあります。 |
8. |
研修生は、研修所が定める諸規定に従い研修を行っていただきます。 |
9. |
新国立劇場バレエ団への入団は、同バレエ団の選考によって決定されます。 |