2007/2008シーズン 演劇

焼肉ドラゴン

2007/2008 Season Play
2008年4月17日(木)〜4月27日(日)

日韓合同公演

2008年5月 ソウル芸術の殿堂にて公演予定

小劇場


2002年東京・ソウル、05年東京・全国・ソウルと上演された、『その河をこえて、五月』に続く、日韓合同新作公演。ただの日韓交流に終わらせない優れた作品を作り上げた前回の経験を生かし、開場20周年を迎えるソウル芸術の殿堂との再コラボレーションに挑戦します。今回は鄭義信と韓国で今もっとも注目されている若手演出家梁正雄を迎え、作・演出にあたります。
『焼肉ドラゴン』は、日本の焼肉屋を舞台に、ある在日コリアンの家族を通して、日韓の現在、過去、未来を、音楽入り芝居でおかしく、そして哀しく切なく描きます。在日コリアンである鄭義信しか描けない世界、まさしく日韓交流にふさわしい作品になるに違いありません。


ものがたり

高度成長と呼ばれた昭和30年代〜40年代。関西地方都市の線路ガード下にある小さな店「焼肉ドラゴン」。
その店主の金龍吉は、太平洋戦争で左腕を失っていた。しかし、龍吉はそれを苦にするふうでもなく、流れていく水のように、いつも自分の人生を淡々と受けとめてきた。
家族は、先妻との間にもうけた二人の娘と、後妻・英順とその連れ子、そして、英順との間にやっと授かった一人息子……複雑な家族構成でありながらも、三人の娘と息子のため、龍吉と英順は身を粉にして働き続けた。
龍吉は娘たちの幸せな結婚を願うが、思惑どおりにそうそう事は運ばない。オールドミスの長女・静花。夫から暴力を振るわれ、たびたび実家に帰ってくる次女・梨花。日本人の男の子どもを身ごもってしまう三女・美花。
そんな娘たちを龍吉は反対したり、激昂したりするものの、結局最後にはすべて許してしまうのだ。それもまた龍吉は自分の「八字(パルチャ=運命)」だと……。
そんな中、「焼肉ドラゴン」のあるガード下も、再開発の波が押し寄せてきて……。
これは時代に翻弄されながらも、必死で生きる普遍的な家族の物語です。


スタッフ

作 鄭 義信
演出 梁 正雄/鄭 義信



キャスト

千葉哲也  粟田麗  占部房子  朱源実  笑福亭銀瓶   ほか日韓両国俳優

*やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。公演中止の場合を除き、チケットの変更及び払い戻しはいたしません。あらかじめご了承ください。

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公演日程


開場は開演の30分前です。

*託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
(土日祝を除く10〜12時、13〜17時)

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前売り開始日

会員発売期間:
2008年2月16日(土)〜27日(水)
一般発売日:
2008年3月1日(土)10:00〜

チケット料金

席種A席B席Z席
料金4,200円3,150円1,500円

※料金は消費税込みです。
Z席=1,500円/当日学生券=50%割引(公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部 店舗にて販売。1人1枚、電話予約不可。詳しくはボックスオフィスまでお問い合わせください。)

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チケット取り扱い

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