2007/2008シーズン オペラ
新国立劇場開場10周年記念特別公演
2007/2008 Season Opera
G.Verdi:AIDA
G.ヴェルディ/全4幕
【イタリア語上演/字幕付】
巨匠ヴェルディの最高傑作といわれ、オペラ初心者から熱心なファンまでを魅了し、世界中で愛されています。鬼才ゼッフィレッリの演出で古代エジプト世界が舞台に蘇り、美麗かつ豪華絢爛な舞台美術は息を呑むばかりです。全編にちりばめられた珠玉のアリアや、「凱旋行進曲」(第2幕第2場)、バレエシーンは、祝祭オペラの名に違わぬ感動をお約束。新国立劇場が誇る日本オペラ史上屈指のスペクタクルにどうぞご期待ください。
古代エジプト。若い将軍ラダメスは、王女アムネリスに仕える敵国エチオピアの王女アイーダと密かに愛し合っている。しかしアムネリスも彼を愛していた。アイーダは、父王の密命によってラダメスから軍事機密を聞き出し、ラダメスは謀反人として捕らえられる。アムネリスは自分を愛せば命を救おうとラダメスに迫るが、彼は決然として応じない。地下牢で独り死を待つラダメスの前に牢に忍びこんでいたアイーダが現われ、二人は永遠の愛を誓いながら死を待つ。
【指 揮】リッカルド・フリッツァ 【演出・美術・衣裳】フランコ・ゼッフィレッリ 【再演演出】粟國 淳 【照 明】奥畑 康夫 【振 付】石井 清子 【舞台監督】大仁田 雅彦 【芸術監督】若杉 弘 【特別協賛】大日本インキ化学工業株式会社 【共 催】読売新聞 |
(指 揮) リッカルド・フリッツァ |
(演出・美術・衣裳) フランコ・ゼッフィレッリ |
|
【アイーダ】ノルマ・ファンティーニ
【ラダメス】マルコ・ベルティ
【アムネリス】マリアンナ・タラソワ
【アモナズロ】堀内 康雄
【ランフィス】アルチュン・コチニアン
【エジプト国王】斉木 健詞
【伝令】布施 雅也
【巫女】渡辺 玲美
【合唱指揮】三澤 洋史
【合 唱】新国立劇場合唱団
【バレエ】東京シティ・バレエ団
【児童バレエ】ティアラこうとう・ジュニアバレエ団
【管弦楽】東京交響楽団
(アイーダ) ノルマ・ ファンティーニ | (ラダメス) マルコ・ベルティ | (アムネリス) マリアンナ・タラソワ | (アモナズロ) 堀内 康雄 | (ランフィス) アルチュン・ コチニアン |
(エジプト国王) 斉木 健詞 | (伝令) 布施 雅也 | (巫女) 渡辺 玲美 |
*やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。公演中止の場合を除き、チケットの変更及び払い戻しはいたしません。あらかじめご了承ください。
開場は開演の45分前です。
予定上演時間:約3時間45分(休憩含む)
開演後は入場制限をいたします。
*託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
(土日祝を除く10〜12時、13〜17時)
会員先行販売期間:
2007年12月2日(日)10:00〜12月12日(水)
一般発売日:
2007年12月15日(土)10:00〜
※発売初日に限り1回の申込みにつき合計4枚まで。ただしC・D席1人合計2枚まで。
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 | Z席 |
---|---|---|---|---|---|---|
料金 | 28,350 | 23,100 | 15,750 | 10,500 | 5,250 | 1,500 |
*料金は税込みです。
ボックスオフィス・・・・・・・03−5352−9999
・電話予約、店頭購入方法
・Webボックスオフィス
電子チケットぴあ・・・・・・・0570−02−9999(Pコード252-717)
・インターネット予約・・・・・http://pia.jp/t
イープラス・・・・・・・・・・・・・http://eplus.jp/
チケットWeb松竹・・・・・・・http://www1.ticket-web-shochiku.com/p/
CNプレイガイド・・・・・・・・・http://www.cnplayguide.com/
ローソンチケット・・・・・・・・0570−000−777(Lコード31138)
東京文化会館TS・・・・・・・03−5815−5452
JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、トップツアー ほか
【指揮】リッカルド・フリッツァ Conductor : Riccardo Frizza
2005年「マクベス」に続いて、2回目の新国立劇場登場となる。
イタリア、ブレッシャ生まれ。ミラノで指揮を学ぶ。主なレパートリーとして、「アイーダ」、「マクベス」、「魔笛」、「ルイザ・ミラー」、「アルジェのイタリア女」、「ドン・パスクワーレ」、「ナブッコ」、「チェネレントラ」等がある。いままでに出演した主な劇場は、ワシントン・オペラ、ローマ歌劇場、フィレンツェ・テアトロ・コムナーレ、メキシコシティ歌劇場、ジェノヴァ歌劇場、ソウル国立歌劇場、ロッシーニ・オペラ・フェスティバル等が挙げられる。05年、新国立劇場での「マクベス」で劇的な成功を収めたことは特筆に価する。
【演出】フランコ・ゼッフィレッリ Production : Franco Zeffirelli
1923年イタリアのフィレンツェに生まれる。46年ルキーノ・ヴィスコンティと出会ったのをきっかけに、彼の助手を務める。53年ミラノ・スカラ座の「チェネレントラ」で演出家デビュー。60年ロンドンのオールド・ビック劇場で演劇「ロミオとジュリエット」、63年ミラノ・スカラ座で「アイーダ」演出のほか、映画など様々なジャンルで活躍している。リアリズムを主軸として、音楽とドラマを視覚的な美しさで見せるその演出は、彼自身のデザインによる絢爛豪華な装置、衣裳も含め高く評価されている。これまでの来日公演には、ミラノ・スカラ座による「オテロ」、「ラ・ボエーム」、「トゥーランドット」、メトロポリタン歌劇場「カルメン」、「椿姫」などがある。最近では、映画「ムッソリーニとお茶を」、「永遠のマリア・カラス」などで日本でも話題を集めた。2006/2007シーズンはミラノ・スカラ座で「アイーダ」の新演出に取り組んだ。
アイーダ:ノルマ・ファンティーニ Aida : Norma Fantini
1998年「アイーダ」タイトルロール、2001年「仮面舞踏会」アメーリア、02年「トスカ」タイトルロール、同年「イル・トロヴァトーレ」レオノーラ、03年「アイーダ」タイトルロール、に続いて、6回目の新国立劇場登場となる。
アイーダ、トスカ、マノン・レスコーを主なレパートリーとして世界中で活躍しているソプラノ。今までに出演した主な劇場は、メトロポリタン歌劇場、ベルリン州立歌劇場、フランクフルト州立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)、ハンブルグ州立歌劇場、チューリッヒ歌劇場等が挙げられる。
ラダメス:マルコ・ベルティ Radames: Marco Berti
イタリア生まれ。「アイーダ」ラダメス、「カルメン」ドン・ホセ、「蝶々夫人」ピンカートンを主なレパートリーとして世界中で活躍しているテノールである。今までに出演した主な歌劇場は、メトロポリタン歌劇場、英国ロイヤルオペラハウス、サンフランシスコ・オペラ、ウィーン国立歌劇場、ヴェローナ野外劇場、テアトロ・レジェーロ、ナポリ歌劇場、フィレンツェ・テアトロ・コムナーレ等が挙げられる。そのほかのレパートリーとしては、「仮面舞踏会」リッカルド、「ラ・ボエーム」ロドルフォ、「ナブッコ」イズマエーレ等がある。
新国立劇場初登場。
アムネリス:マリアンナ・タラソワ Amneris : Marianna Tarasova
サンクト・ペテルブルク生まれ。今まで出演した主な歌劇場は、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ・オペラ、フィレンツェ・テアトロ・コムナーレ、アムステルダム歌劇場、英国ロイヤルオペラハウス、ボローニャ歌劇場、ヘルシンキ歌劇場等である。レパートリーとしては、「アイーダ」アムネリス、「カルメン」タイトルロール、「スペードの女王」ポリーナ、「マゼッパ」リュボーフィー、「カヴァレリア・ルスティカーナ」サントゥッツァ等が挙げられる。
新国立劇場初登場。
アモナズロ:堀内 康雄 Amonasro : Horiuchi Yasuo
98年、2003年「アイーダ」アモナズロ、99年、01年「仮面舞踏会」レナート、01年、02年「イル・トロヴァトーレ」ルーナ伯爵、01年「ドン・カルロ」ロドリーゴ、03年「ラ・ボエーム」マルチェッロに続いて、本公演で9回目の新国立劇場登場となる。
慶応大学法学部卒業後、第21回イタリア声楽コンコルソで第1位受賞。1991年ミラノ・ヴェルディ音楽院へ留学。第39回トゥールーズ国際声楽コンクールで優勝し、94年ヴェネツィア・フェニーチェ劇場の「ラ・ボエーム」でデビュー。以後同劇場の「リゴレット」、ローマ歌劇場「マクベス」、ブッセート・ヴェルディ・フェスティヴァル「ナブッコ」、カリアリ歌劇場「イル・トロヴァトーレ」「オテロ」等のオペラやコンサートで活躍。日本では97年藤原歌劇団「椿姫」および「マクベス」でデビューし好評を博す。その後、「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」で出演を重ねている他「ラ・ボエーム」「ルチア」等に出演し好評を博す。2005年8月には「アドリアーナ・ルクヴルール」のミショネで絶賛された。びわ湖ホールでは「アッティラ」「シチリア島の夕べの祈り」、ラ・ヴォーチェでは「ルチア」「第九」等で活躍。艶やかな美声と集中力のある演技で高い評価を得ている。第2回五島記念文化財団オペラ新人賞、第25回ジロー・オペラ賞受賞。
藤原歌劇団団員。ミラノ在住。
ランフィス:アルチュン・コチニアン Ramfis : Arutjun Kotchinian
アルメニア共和国生まれ。幅広いレパートリーでベルリン・ドイツ・オペラを中心に活躍しているバス。主なレパートリーとして、「アイーダ」ランフィス、「ドン・パスクワーレ」タイトルロール、「ナブッコ」ザッカーリア、「魔笛」ザラストロ、「ラ・ボエーム」コッリーネ、「ドン・カルロ」フィリッポ二世、「トゥーランドット」ティムール、「リゴレット」スパラフチーレ、「ファウスト」悪魔メフィストフェレス、「シモン・ボッカネグラ」ヤコーポ・フィエスコ、「ルイザ・ミラー」ヴルム等が挙げられる。 新国立劇場初登場。