オペラ研修所 研修公演
ベンジャミン・ブリテン/オペラ全3幕
【原語(英語)上演/字幕付】
明日のスターを
今日観る楽しさ
中劇場
研修公演は明日のスター候補たちが、第一線で活躍する修了生をはじめ、海外から招いたスタッフ、キャストと一体となって作り上げる本格的なステージです。破格の料金も見逃せません。どうぞご期待ください。
今年も「五月の女王」を選ぶ季節がやってきた。品行方正な若い女性に贈る由緒ある賞なのだが、今回の候補者はいずれも”遊び盛り”のせいか不適格とされ、なかなか決まらない。見送りもやむなしと思われたが、今年は「五月の王」でもいいではないかという意見が出され、朴訥で誠実な八百屋の息子、アルバート・ヘリングに白羽の矢が当たる。
授賞式の当日、演説などしたことのないアルバートはやっとの思いでお礼の言葉を述べる。友人のシドが悪戯で「五月の王」が使うグラスに酒を入れたため、酔いが回ったアルバートは上機嫌で家に帰ってくる。
シドと恋人のナンシーがいちゃついているところを目撃してしまったアルバートは、内気な自分を恥じ、意を決して賞金の金貨を手に夜の町に繰り出す。そのまま翌日の午後になっても戻らなかったため、事故に遭ったのではと皆が心配するなか、ひょっこりとアルバートが現れる。だが、それまでとはどこか様子が違っていた。そして彼が発した言葉は…
【原作】ギー・ド・モーパッサン (短編小説「ユッソン夫人のばらの樹」) 【台本】エリック・クロージャー 【作曲】ベンジャミン・ブリテン 【指揮・音楽指導】アンドリュー・グリーンウッド 【演出・演技指導】デイヴィッド・エドワーズ 【ヘッド・コーチ】ブライアン・マスダ 【美術・衣裳】コリン・メイズ 【管弦楽】東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 |
3月8日(木) 10日(土)
レディ・ビロウズ: 清水華澄(第4期生・賛助出演)
フローレンス・パイク: エリザベス・ソンダーズ(賛助出演)
ミス・ワーズワース: 鈴木愛美(第7期生)
ゲッジ牧師: 能勢健司(第9期生)
アップフォールド市長:河野知久(第7期生)
バッド警察署長: 森雅史(第8期生)
シド: 高田智士(第8期生)
アルバート・ヘリング: イアン・ペイトン(賛助出演)
ナンシー: 東田枝穂子(第9期生)
ヘリング夫人: 増田弥生(第4期生・賛助出演)
エミー: 松井敦子(第7期生)
シス: 鷲尾麻衣(第7期生)
ハリー: 山川知美(第7期生)
3月9日(金) 11日(日)
レディ・ビロウズ: エレン・ファン・ハーレン(賛助出演)
フローレンス・パイク: 小林紗季子(第9期生)
ミス・ワーズワース: 田島千愛(第8期生)
ゲッジ牧師: 青山貴(第4期生・賛助出演)
アップフォールド市長:河野知久(第7期生)
バッド警察署長: 森雅史(第8期生)
シド: 近藤圭(第9期生)
アルバート・ヘリング: 中川正崇(第8期生)
ナンシー: マーサ・ブレディン(賛助出演)
ヘリング夫人: 増田弥生(第4期生・賛助出演)
エミー: 山口清子(第9期生)
シス: 鷲尾麻衣(第7期生)
ハリー: 前嶋のぞみ(第8期生)
*やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
2007年
3月8日(木)9日(金) 18:30
3月10日(土)11日(日)14:00
*開場は開演の30分前です。
*開演後は入場を制限いたします。
*託児室は11日のみ開室いたします。
問合せ・お申込み:マザーズ0120-788-222
好評発売中
席種 | 全席指定 |
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料金 | 4000 |
*本公演では、Z席の販売はありません。
*就学前のお子様のご同伴、ご入場はご遠慮ください。
*お子様につきましても1人1枚チケットをお求めください。
*公演日によっては、お求めになれないことがあります。
*開演後は入場制限をいたします。
ボックスオフィス:03−5352−9999
電話予約・店頭購入方法
Webボックスオフィス
電子チケットぴあ・・・・・・・0570-02-9999/9990(Pコード246-903)
・プッシュホン自動予約・・0570-02-9966
・インターネット予約・・・・・http://pia.jp/t
指揮:アンドリュー・グリーンウッド(Andrew Greenwood)
ヨークシャー出身。ケンブリッジ大学クレア・カレッジ卒業。
77年から84年英国ロイヤルオペラの音楽スタッフを経て、90年まで
ウェールズ・ナショナル・オペラのコーラスマスターを務める。
90年イングリッシュ・ナショナル・オペラの『魔笛』でオペラ指揮者と
してデビュー。以来、各地の歌劇場で『蝶々夫人』『ドン・ジョヴァンニ』
『リゴレット』『カルメン』『トゥーランドット』『セビリアの理髪師』
『ラ・ボエーム』『ウェルテル』などを振っている。06年夏、英国
バクストン・フェスティバルの芸術監督に就任。
演出:デイヴィッド・エドワーズ(David Edwards)
ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学にて古典文学を学ぶ。卒業後、
英国ロイヤルオペラに、演出スタッフとして在籍。ゲッツ・フリードリヒ、
エリヤ・モシンスキー、ジョナサン・ミラーなど著名な演出家との
コラボレーションで腕を磨く。同劇場では主に、再演演出と英国外への
引越し公演を担当し97年に独立。以来、フリーの演出家として活躍。
主な作品に「ばらの騎士」「シモン・ボッカネグラ」「アッティラ」
「さまよえるオランダ人」「魔笛」「カルメン」「ヘンゼルとグレーテル」
などがある。