2006/2007シーズン オペラ
2006/2007 Season Opera
G.Verdi:FALSTAFF
G.ヴェルディ/全3幕【イタリア語上演/字幕付】
巨匠ヴェルディ生涯最後のオペラにしてイタリア・オペラ史上最高の喜劇の傑作。全てを経験した男が、微笑みながら超然とその人生の終盤を迎えます。ドラマも音楽も無類の楽しさと深い人生哲学にあふれる作品で、名匠ジョナサン・ミラーの演出は、軽快なテンポで笑いの中にも人間の尊厳を細やかに描き出しています。お馴染みの人気歌手たちが至芸を競って人生の機微を笑い飛ばす、待望の再演作品です。
太った老騎士ファルスタッフは、金目当てにアリーチェ・フォード夫人とメグ・ページ夫人に同文の恋文を出した。まったく同文と気づいた夫人たち、それにファルスタッフに恨みを持つ従者バルドルフォとピストーラ、ファルスタッフを心良しと思わぬフォードと医師カイウスは、みんなで彼を懲らしめることに。ファルスタッフをおびき出しさんざんな目にあわせる間にフォードの娘ナンネッタと恋人フェントンの結婚も決まって、ファルスタッフが「世の中全部冗談だ」と歌い出すフーガで大団円となる。
■初演の舞台はこちら 動画・3分程度
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■オペラプロローグ〜オペラをもっと楽しむために〜開催
(5月26日(土)11:00〜13:00)*終了しました*
【作曲】ジュゼッペ・ヴェルディ 【原作】ウィリアム・シェイクスピア 【台本】アッリーゴ・ボーイト 【指揮】ダン・エッティンガー 【演出】ジョナサン・ミラー 【美術・衣裳】イザベラ・バイウォーター 【照明】ペーター・ペッチニック 【再演演出】田尾下 哲 【舞台監督】大仁田 雅彦 【合唱指揮】三澤 洋史 【合唱】新国立劇場合唱団 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団 |
【ファルスタッフ】アラン・タイタス
【フォード】ヴォルフガング・ブレンデル
【フェントン】樋口 達哉
【医師カイウス】大野 光彦
【バルドルフォ】大槻 孝志
【ピストーラ】妻屋 秀和
【フォード夫人アリーチェ】セレーナ・ファルノッキア
【ナンネッタ】中村 恵理
【クイックリー夫人】カラン・アームストロング
【ページ夫人メグ】大林 智子
指揮 ダン・エッティンガー | 演出 ジョナサン・ミラー |
(ファルスタッフ) アラン・タイタス | (フォード) ヴォルフガング・ ブレンデル | (フェントン) 樋口達哉 | (医師カイウス) 大野光彦 |
(バルドルフォ) 大槻孝志 | (ピストーラ) 妻屋秀和 | (フォード夫人アリーチェ) セレーナ・ ファルノッキア |
(ナンネッタ) 中村恵理 | (クイックリー夫人) カラン・ アームストロング | (ページ夫人メグ) 大林智子 |
*やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
開場は開演の45分前です。
上演予定時間:約2時間30分
開演後は入場制限をいたします。
*託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
(土日祝を除く10〜12時、13〜17時)
会員先行販売期間:
2007年3月3日(土)10:00〜3月12日(月)
一般発売日:
2007年3月17日(土)
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 | Z席 |
---|---|---|---|---|---|---|
料金 | 21,000 | 15,750 | 10,500 | 6,300 | 3,150 | 1,500 |
※料金は税込みです。
○クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
ボックスオフィス・・・・・・・03−5352−9999
・電話予約、店頭購入方法
・Webボックスオフィス
電子チケットぴあ・・・・・・・0570-02-9999/9990(Pコード221-749)
・インターネット予約・・・・・http://pia.jp/t
イープラス・・・・・・・・・・・・・http://eplus.jp/
チケットWeb松竹・・・・・・・http://www1.ticket-web-shochiku.com/p/
CNプレイガイド・・・・・・・・・http://www.cnplayguide.com/
ローソンチケット・・・・・・・・0570-000-777(Lコード31135)
東京文化会館TS・・・・・・・03-5815-5452
チケットクラシック・・・・・・・03-5447-3050(毎日10:00〜21:00)
http://www.classic-japan.com
JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、トップツアー ほか
指揮:ダン・エッティンガー
ニュー・イスラエル・オペラ常任指揮者を務めた後、03/04シーズンからベルリン州立歌劇場首席指揮者兼音楽監督助手に就任。これまでに「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「トスカ」「トゥーランドット」「愛の妙薬」「コジ・ファン・トゥッテ」「タンホイザー」「ラ・ボエーム」などを指揮。ロサンゼルス・オペラ「アイーダ」で米国デビュー後、06年1月同劇場で「蝶々夫人」を指揮した。03年「ファルスタッフ」、05年「コジ・ファン・トゥッテ」、06年「イドメネオ」に続いて、4回目の新国立劇場登場。
演出:ジョナサン・ミラー
ロンドン生まれ。医学博士、作家、テレビプロデューサー、演劇・オペラの演出など幅広い分野で国際的に活躍。BBC制作シェイクスピアシリーズなどシェイクスピア作品の演出で特に名高い。オペラの分野ではENOで「フィガロの結婚」「リゴレット」「カルメン」「ばらの騎士」などを演出。また、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、ザルツブルク音楽祭、フィレンツェ5月音楽祭等で演出している。07年「ばらの騎士」で、2回目の新国立劇場登場。
ファルスタッフ:アラン・タイタス
ニューヨーク出身。ジュリアード音楽院で学ぶ。ワシントン・オペラでデビュー後、バイエルン州立歌劇場「ファルスタッフ」タイトルロール、「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ、ミラノ・スカラ座「アラベッラ」マンドリカ、フランクフルト歌劇場「ニュルンベルクのマイスタージンガー」ハンス・ザックスなどに出演。98年以降バイロイト音楽祭「さまよえるオランダ人」タイトルロール、「ニーベルングの指環」ヴォータンとさすらい人などで絶賛を博す。世界を代表するバリトン。01年「ラインの黄金」、04年「サロメ」に続いて、3回目の新国立劇場登場。
フォード:ヴォルフガング・ブレンデル
ミュンヘン出身。71年からバイエルン州立歌劇場と15年間の契約を結び、「椿姫」ジェルモン、「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵などを演じる。77年宮廷歌手の称号を授与。85年にはバイロイト音楽祭に「タンホイザー」ヴォルフラム、英国ロイヤルオペラに「イル・トロヴァトーレ」ルーナ伯爵でそれぞれデビュー。ウィーン国立歌劇場で活躍。04年「マクベス」、05年「フィガロの結婚」、06年「こうもり」に続いて、4回目の新国立劇場登場となる。
フォード夫人アリーチェ:セレーナ・ファルノッキア
イタリア出身。今後の活躍が大きく期待される若手ソプラノ。今までに出演した主な劇場はナポリ・サン・カルロ劇場、マントヴァ市立劇場、ローマ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、シュトゥットガルト州立歌劇場、フィンランド国立歌劇場、ボローニャ歌劇場等があげられる。レパートリーには「ファルスタッフ」アリーチェ、「カルメン」ミカエラ、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ、「トゥーランドット」リューなどがある。新国立劇場初登場。
クイックリー夫人:カラン・アームストロング
アメリカ出身。メトロポリタン歌劇場などアメリカで活躍した後、74年にストラスブールで「カルメン」ミカエラを歌いヨーロッパでビュー。以来、世界の主要な歌劇場に出演を重ねている。古典から現代音楽まで広汎なレパートリーを持ち、「フィデリオ」レオノーレ、「タンホイザー」ヴェーヌス、「ラ・ボエーム」ミミ、「ヴォツェック」マリーをはじめ、ヘンツェ、ベリオなどのオペラも手がけている。新国立劇場には04年「エレクトラ」クリテムネストラ以来2度目の出演。
ナンネッタ:中村恵理
大阪音楽大学卒業、同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第5期生修了。05年12月アテネにおいて、マリナー指揮、ハンペ演出「魔笛」でヨーロッパ・デビュー。現在、アムステルダムのオペラスタジオ・ネザーランド正式メンバーとして活躍中。新国立劇場ではオペラ研修所在籍中の03年「フィガロの結婚」バルバリーナでデビュー以来05年の同演目再演同役、06年「こうもり」イーダ、絶賛を博した「イドメネオ」イーリアなどに出演。