2006/2007シーズン オペラ
2006/2007 Season Opera
[New Production]
R.Wagner
DER FLIEGENDE HOLLÄNDER
R.ワーグナー/全3幕【ドイツ語上演/字幕付】
ワーグナーが個性的な語法を確立した傑作。永遠に海をさまよい続けなければならない呪いを受けたオランダ人船長を、彼に魅せられた乙女ゼンタの愛が救うという物語で、この「愛と自己犠牲による救済」はワーグナー作品に共通するテーマとなっています。迫力満点のオーケストラや、輝かしいアリアと「水夫の合唱」など有名な合唱曲、演出家の解釈が注目される幕切れと、聴き所、見どころに溢れる作品です。
貞節を捧げる女性が現れるまで永遠に海をさまよい続けなければならない、悪魔の呪いを受けたオランダ人船長が乗る幽霊船が港に錨をおろす。7年に1度だけ許されている、上陸の機会に、オランダ人船長はダーラントの娘、ゼンタと出会う。宿命的な出会いを感じたゼンタは、彼女を愛するエリックの求愛をも振り切り、船に戻るオランダ人の後を追って海中に身を投じる。ゼンタの永遠の愛によって呪縛が解けた幽霊船は轟音とともに沈み、オランダ人とゼンタの魂は救いを得るのだった。
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【台本・作曲】リヒャルト・ワーグナー 【指揮】ミヒャエル・ボーダー 【演出】マティアス・フォン・シュテークマン 【美術】堀尾 幸男 【衣裳】ひびの こづえ 【照明】磯野 睦 【舞台監督】菅原 多敢弘 【合唱指揮】三澤 洋史 【合唱】新国立劇場合唱団 【管弦楽】東京交響楽団 【協力】日本ワーグナー協会 【主催】新国立劇場 |
【ダーラント】松位 浩
【ゼンタ】アニヤ・カンペ
【エリック】エンドリック・ヴォトリッヒ
【マリー】竹本 節子
【舵手】高橋 淳
【オランダ人】ユハ・ウーシタロ
指揮 ミヒャエル・ボーダー | 演出 マティアス・フォン・ シュテークマン |
(ダーラント) 松位 浩 | (ゼンタ) アニヤ・カンペ | (エリック) エンドリック・ ヴォトリッヒ |
(マリー) 竹本節子 | (舵手) 高橋 淳 | (オランダ人) ユハ・ウーシタロ |
*やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
開場は開演の45分前です。
予定上演時間:約3時間
開演後は入場制限をいたします。
*託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
(土日祝を除く10〜12時、13〜17時)
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 | Z席 |
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料金 | 21,000 | 15,750 | 10,500 | 6,300 | 3,150 | 1,500 |
※料金は税込みです。
○クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
ボックスオフィス・・・・・・・03−5352−9999
・電話予約、店頭購入方法
・Webボックスオフィス
電子チケットぴあ・・・・・・・0570-02-9999/9990(Pコード 221-744)
http://pia.jp/t
イープラス・・・・・・・・・・・・・http://eplus.jp
チケットホン松竹・・・・・・・・03-5565-6000
CNプレイガイド・・・・・・・・・http://www.cnplayguide.com/
ローソンチケット・・・・・・・・0570-000-777(Lコード 31130)
東京文化会館TS・・・・・・・03-5815-5452
チケットクラシック・・・・・・・03-5447-3050(毎日10:00〜21:00)
http://www.classic-japan.com
JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、トップツアー ほか
指揮:ミヒャエル・ボーダー
2005年「フィデリオ」に続いて、2回目の新国立劇場登場。ハンブルク音楽院に学び、89年に30歳の若さでバーゼル・オペラの音楽監督兼首席指揮者に就任した他、バイエルン州立歌劇場、サンフランシスコ・オペラなどの著名な歌劇場に客演。2000年にはウィーン国立歌劇場でのデッカー演出「ルル」で注目を集めた。コンサート指揮者としても活躍している。
演出:マティアス・フォン・シュテークマン
1991年よりバイロイト音楽祭に参加、第一演出助手を務める。02年英国ロイヤルオペラ「ヴォツェック」、04年「ニーベルングの指環」(共にK.ウォーナー演出)では演出補として参加。03年メトロポリタン歌劇場「後宮からの迷走」では太守セリム役で出演。新国立劇場には、開場記念公演「ローエングリン」でW.ワーグナーの演出助手を務めて以来、「魔笛」、「フィガロの結婚」、「ニーベルングの指環(全4作品)」等に参加。04年こどものためのオペラ劇場「ジークフリートの冒険」を演出、大絶賛を博した。新国立劇場オペラ劇場の演出は本作品がデビューとなる。
ダーラント:松位 浩
大阪音楽大学卒業。同大学大学院修了。ベルリン芸術大学に学び、ドイツ国内の歌劇場との専属契約を経て、ザールラント州立劇場ザールブリュッケン首席バス歌手として招聘され現在に至る。また02年ザルツブルク祝祭劇場「トリスタンとイゾルデ」国王マルケ、ザールラント州立劇場05/06シーズンでは「ドン・カルロ」フィリッポU世、「ラ・ボエーム」コッリーネに出演等、ヨーロッパで活躍している。新国立劇場初登場。
ゼンタ:アニヤ・カンペ
2002年バイロイト音楽祭にて「ラインの黄金」フライア、「ワルキューレ」ゲルヒルデでドイツ・デビュー。03年、04年にも同役でバイロイトに出演。また、03年エッセン歌劇場にて「ニュルンベルクのマイスタージンガー」エーファで出演。同年11月ワシントンオペラ「ワルキューレ」ジークリンデで大絶賛された。「さまよえるオランダ人」ゼンタは重要なレパートリーで、05年モネ劇場、06年にはバイエルン州立歌劇場に出演。新国立劇場初登場。
エリック:エンドリック・ヴォトリッヒ
1992年バレンボイムの招聘でベルリン州立歌劇場と契約。01年にバイロイト音楽祭にて「ニュルンベルクのマイスタージンガー」シュトルツィングで大成功を収め、03年も同演目同役で出演。03年秋にはシュトゥットガルト歌劇場にて同演目同役、04年にザクセン州立歌劇場で「ワルキューレ」ジークムント、04年はバイロイトにて「パルジファル」タイトルロール、06年は「ワルキューレ」ジークムントで出演。07年はシュトルツィング主演予定。新国立劇場初登場。
オランダ人:ユハ・ウーシタロ
1964年フィンランド生まれ。フルート奏者として活躍後、歌手に転身。97年「ファルスタッフ」タイトルロールでデビューした。幅広いレパートリーを持つが、最近ではワーグナー作品を中心に活躍。特に「さまよえるオランダ人」オランダ人では、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、サヴォリンナ音楽祭、サンフランシスコ・オペラ等に出演。06年にはベルリン州立歌劇場、バイエルン州立歌劇場に出演予定。新国立劇場初登場。