19歳のジェイコブ TOP


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2013/2014シーズン
[新作]
小劇場

"だから、ぼくはこのどうしようもないところから出てゆきたい..."

行き場のない想いに翻弄される若者たちを鮮やかに描く中上健次の傑作小説、初の戯曲化。

 

芥川賞作家・中上健次が1986年に発表した「十九歳のジェイコブ」を、今、最も刺激的な劇作家として注目を浴びる松井周が初の戯曲化。19歳の青年ジェイコブを中心に、若者特有の潔癖さと虚無感が交錯する息苦しいまでの緊張が描かれる本作。セックスとドラッグに溺れジャズで身体を満たすジェイコブと、ヘンデルを聴きバクーニンの言葉に浸るユキ、二人それぞれの想いと過去が、やがて破壊的な衝動を抱いて・・・・・・。

 

演出には、大阪を拠点に他の追随を許さないダイナミックな野外劇を40年にわたり展開してきた「維新派」の松本雄吉を迎え、石田卓也、松下洸平、横田美紀、奥村佳恵ら、舞台や映像などでも活躍する、新鮮で魅力あふれる若手俳優たちが溢れんばかりのエネルギーを炸裂させます。また、菊地成孔が監修するジャズも一聴の価値あり。

 

ぜひ、お見逃しなく!



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動画

★舞台の様子を一部ご紹介いたします(舞台稽古より)。熱い舞台をお見逃しなく!




演出:松本雄吉インタビュー

中上健次の出身地、和歌山県新宮市でのスペシャルインタビューです。

  

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コラム

稽古場からスペシャル・レポート part1

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演劇ライターの尾上そらさんから白熱した稽古場を伝えるスペシャル・レポートが届きました!


稽古場のドアを開け、まず目に入ったのは寸断された桟橋のようなものだった。シーソーのごとく左右どちらかに緩く傾いたそれらの断片は、程なく始まった稽古で、すぐその正体を現す。俳優たちはこの桟橋を、前後左右自在に組み合わせ、場面ごとのアクティング・エリアを形づくるのだ。


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稽古場からスペシャル・レポート part2

 

演劇ライター尾上そらさんからの稽古場レポート第2弾です!


次に現場を訪れたのは、初の通し稽古が行なわれる日。

プランナーたちも集まり、なかには音楽監修・菊地成孔の姿も見える。セットの間を台詞をつぶやきながら、獣のように歩き回る俳優。軽い興奮と緊張。だが演出家の松本雄吉だけは、そばにいるスタッフを見返り「今から2時間タバコが吸えんのはキツイなぁ」などと軽口を叩き、飄々とした風情を崩さない。

そして、それは何かが滴る音から始まった。


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スタッフ・キャスト

スタッフ

原作
中上健次
台本
松井 周
演出
松本雄吉
音楽監修
菊地成孔
美術
杉山 至
照明
吉本有輝子
音響
渡邉邦男
衣裳
堂本教子
演出助手
野村政之
舞台監督
米倉幸雄
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    (原作)

    中上健次

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    (台本)

    松井 周

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    (演出)

    松本雄吉


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プロフィール

原作◎ 中上健次(なかがみ・けんじ)
1946年、和歌山県新宮市生まれ。和歌山県立新宮高校を卒業と同時に上京。同人誌「文芸首都」で執筆活動を開始し、76年『岬』で第74回芥川賞を受賞。戦後生まれ初の受賞者となる。77年、長編小説『枯木灘(かれきなだ)』で第31回毎日出版文化賞、翌年同作品で第28回芸術選奨文部大臣賞新人賞受賞。他に、『地の果て 至上の時』『日輪の翼』『讃歌』『千年の愉楽』『奇蹟』『異族』などの長編小説に加え、『化粧』『水の女』『熊野集』『重力の都』など数多くの短編小説集、紀伊半島のルポルタージュ『紀州~木の国根の国物語』や脚本など。92年8月12日永眠。享年46歳。
台本◎ 松井 周(まつい・しゅう)
1972年、東京都出身。96年に平田オリザ率いる劇団「青年団」に俳優として入団。その後、作家・演出家としても活動をはじめ、2004年青年団若手自主企画公演『通過』(第9回日本劇作家協会新人戯曲賞入賞)、05年『ワールドプレミア』(第11回同賞入賞)、06年『地下室』、07年『シフト』を経て、同年9月『カロリーの消費』により劇団「サンプル」を旗揚げし、青年団から独立。バラバラの、自分だけの地図を持って彷徨する人間たちを描きながら、現実と虚構、モノとヒト、男性と女性、俳優と観客、などあらゆる関係の境界線を疑い、踏み越え、混ぜ合わせることを試みている。作品が翻訳される機会も増え『シフト』『カロリーの消費』はフランス語に、『地下室』はイタリア語に翻訳されている。08年『家族の肖像』、09年『あの人の世界』は、それぞれ第53、54回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。近年は大学講師、小説やエッセイなどの執筆活動、CMや映画、ドラマへの出演など幅広い活躍を行う。10年『自慢の息子』で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。
演出◎ 松本雄吉(まつもと・ゆうきち)
維新派主宰、劇作家・演出家。1946年熊本県天草生まれ。野外公演にこだわり、映画さながらの大規模なセットや、独自のスタイル「ヂャンヂャン☆オペラ」を確立し、70年の結成以来一貫してオリジナル作品を上演している。代表作に『さかしま』(奈良・室生)や、『台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき』(岡山・犬島)がある。オセアニアやヨーロッパ、中南米など、海外でも屋内外問わず作品を発表している。これまでに朝日舞台芸術賞や芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞し、2011年には紫綬褒章受章。

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キャスト

石田卓也 松下洸平 横田美紀 奥村佳恵 有薗芳記 石田圭祐

西牟田 恵 中野英樹 チョウ ヨンホ 酒井和哉 山口惠子 新部聖子

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           石田卓也

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             松下洸平

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             横田美紀

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             奥村佳恵

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           有薗芳記

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             石田圭祐


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         西牟田 恵

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           中野英樹

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       チョウ ヨンホ

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           酒井和哉

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         山口惠子

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           新部聖子

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プロフィール

ジェイコブ◇ 石田卓也(いしだ・たくや)
1987年、愛知県生まれ。2005年、テレビドラマ「青春の門・筑豊編」でデビュー。同年公開された映画「蝉しぐれ」でキネマ旬報新人賞、日本映画批評家大賞新人賞を受賞。主な出演作に、ドラマ「救命病棟24時(第4シリーズ)」「ごちそうさん」、映画「リアル鬼ごっこ」「鴨川ホルモー」「リアル鬼ごっこ2」「KING GAME」「モンゴル野球青春記~バクシャー~」他多数。2014年も映画「A・F・O」「振り子」「TOKYO TRIBE」などが公開される。
ユキ◇ 松下洸平(まつした・こうへい)
1987年、東京都生まれ。2008年、「STAND UP!」でCDデビュー。09年、ミュージカル「GLORY DAYS」で初舞台。主な出演作に、ドラマ「もう一度君に、プロポーズ」「カラマーゾフの兄弟」「家族の裏事情」、舞台「愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~」「リタルダンド」「ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~」「スリル・ミー」「ネクスト・トゥ・ノーマル」など。14年4月からは連続ドラマ「トクボウ 警察庁特殊防犯課」がスタートする。
キャス◇ 横田美紀(よこた・みき) 

2008年、「マイナビ進学」のCMでデビュー。テレビ、映画などに数々出演した後、2011年、初舞台を踏む。2013年より京王電鉄のイメージキャラクター、プラットガールに就任、CM、ポスター等に数多く登場している。また、演劇情報誌「シアターガイド」わたしの今月、にも連載中。主な出演作に、BeeTV「閲覧注意」、舞台「ZIPANG PUNG 五右衛門ロックⅢ」など。14年4月からドラマ「サイレント・プア」がスタートする。

ケイコ/ロペ◇ 奥村佳恵(おくむら・かえ)
2008年、全国オーディションで蜷川幸雄演出「ガラスの仮面」姫川亜弓役に抜擢され、初舞台を踏む。その後も蜷川幸雄のほか、長塚圭史、白井晃、ケラリーノ・サンドロヴィッチらとタッグを組み、次々と話題作に出演。主な出演作に、テレビ「CONTROL~犯罪心理操作~」「赤い糸の女」、映画「R100」、舞台「95kgと97kgのあいだ」「タンゴ-TANGO-」「黒い十人の女~version100℃~」「障子の国のティンカーベル」など。新国立劇場では「天守物語」に出演。

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ものがたり

19歳の青年ジェイコブは、ジャズ喫茶に入り浸り、セックスとドラッグに身を委ねる日々。
家を、家族を憎むユキの「計画」を聞きながら、断ち切ることが出来ずにいる自分の過去と現実が
いつしか混ざりあってゆく。
自らの出生のカギを握る叔父・高木直一郎を訪ねるジェイコブ。その時、彼の内側でなにかが弾ける...。

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公演日程

上演予定時間:約2時間(途中休憩なし)
※時間は変更になる場合があります。最新の情報はボックスオフィスまでお問い合わせください。(6月10日更新)

2014年

6/11

6/12

6/13

6/14

6/15

6/16

6/17

14:00

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13:00★ 14:00
19:00 19:00託児マーク小.jpg  

2014年

6/18

6/19

6/20

6/21

6/22

6/23

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14:00

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13:00 14:00
19:00 19:00    

2014年

6/25

6/26

6/27

6/28

6/29

14:00

13:00

13:00
19:00 19:00 19:00 18:00    

 託児マーク小.jpg託児室<キッズルーム「ドレミ」をご利用いただけます。

 

★新国立シアタートーク(入場無料。ただし満席の場合、制限有)

6月15日(日)公演終了後 小劇場

出演:松本雄吉(演出) 石田卓也 松下洸平 宮田慶子  司会:中井美穂

●入場方法:本公演のチケットをご提示ください。

 

☆トークセッション「中上健次の"劇"世界」

6月18日(水) 19:00 小劇場

出席者:松井 周(脚本) 外波山文明

●応募期間:5/13(火)~6/18(水)

※募集期間を延長いたしました(6/9追記)

 

==全国公演==

7/5(土)13:00、6(日)13:00

兵庫県立芸術文化センター TEL:0798-68-0255

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チケット情報

前売り開始日

会員先行販売期間:2014年3月22日(土)~4月2日(水)
一般発売日:2014年4月6日(日)

料金(税込)

席種A席B席
5,400円 3,240円


○クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,620円(公演当日、ボックスオフィスのみでの販売。1人1枚、電話予約不可)
※Z席は2014年4月より税込1,620円(本体1,500円)に改定いたします。

割引等のご案内


・高齢者(65歳以上)、学生、障害者、ジュニア割引がございます。ボックスオフィスにてお申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(高齢者、学生割引はチケットぴあ一部店舗でもご利用いただけます。Webボックスオフィス、他のプレイガイドでは受付できません。それぞれ、年齢を確認できるもの・学生証・障害者手帳等が必要になります。)
・当日学生割引(50%割引/D・Z席を除く):公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗で販売。1人1枚。電話予約不可。要学生証。

・学生割引チケットは、JR各社の学生割引定期券を利用できる学生の方に限ります。

備考


・車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
・就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
・壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台・字幕が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
・公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
・グループでのお申し込み:10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5351‐3011[代])までお問い合わせください。
・公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。

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