新国立劇場 2013/2014シーズン アルトナの幽閉者

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「アルトナの幽閉者」の主人公フランツは、第二次世界大戦での従軍体験が心の傷となり狂気に陥ってしまいます。劇中、その従軍当時の様子が回想されるシーンがあるのですが、そこに登場するのがこの2人、クラーゲス中尉(西村壮悟さん)とハインリヒ軍曹(北川響さん)。上官は皆死んでしまい、この2人にフランツ(フランツ・フォン・ゲアラッハ/岡本健一さん)を加えた3人だけで、軍の指揮を執らねばならない窮地に立たされるのです!捕虜の処遇について意見が対立し、結果フランツが取った選択は……。この物語のひとつのキモともいうべき出来事がここで描かれます。

 

さて、彼らはヒトラー率いるドイツ軍の兵士。「ハイル・ヒトラー!」という兵隊さんにならねばなりません。

西村さんに聞いたところ、彼らの所属部隊は、ドイツ第三帝国国防軍ソ連戦線第十二軍スモレンスク方面第七歩兵隊ゲアラッハ中隊だそう。長い!!そして覚えられない!!

 

そんなわけで、断髪式。

髪の毛を刈りました。

ヘアメイクの川端富生さんが出張って来て下さり、みごとに刈りあがりました!

岡本さんももちろん同じ髪型です。

image

西村クラーゲス(左)、北川ハインリヒ(右)

 

image (1)

外見が変わるだけで、ずいぶん印象が変わり、

稽古を見ているスタッフ(あ)は作品の世界により入り込んでしまいました。

でも、急に首周りが寒くなった彼らが、風邪をひかないか、心配も……。

 

明日の東京は大雪らしいです。

みなさんもどうかお気をつけて。

 

カテゴリー:コラム

2014年2月5日

絶賛稽古中!!

2014年も早いものでもう2月。季節は立春を迎えました。

みなさま、はじめまして。新人スタッフ(あ)でございます。

 

今月19日初日の「アルトナの幽閉者」、ただいま絶賛稽古中です!!

実は12月下旬から少しずつ読み合わせを始め、年明けに本格スタートした稽古。

一筋縄では捕らえきれないサルトルの言葉たちと格闘する日々が続いています。

 

「ここ、感情の流れが全然わかんない~」

「サルトルは役者のこと考えてんのかっ!演じる方の身になってみろ!」

「この役なんて、そもそも理屈が通じないんだよね…。」

 

そこかしこで、こんな言葉が飛び交いながらも、演出・上村聡史さんを中心に皆でたくさんの話し合いを重ね、サルトルの台詞を紐解いていく毎日……目下、真面目に誠実に四苦八苦中です。

 

さらにさらに、この「アルトナの幽閉者」、細かいト書きが非常にたくさんあります。

たとえば、

(若く優しく愛情に満ちているが不安な声)

(彼は一種の興奮状態で話す、まるで重大な秘密を打ち明けるかのように。実際は、その場で言うことをこしらえながら喋っている)

(彼は凶暴な口調を取り戻し、霊感を得て)

などなど。

 

それってどんな状態!?という感じですよね。

実感として捉えにくいト書きも多く、キャストの皆さん、読み合わせの段階では、まず台詞に集中して、役の生理を理解しようと努力を重ねていました。

が、立ち稽古が始まり実際に動いてみると、不思議なことにこのト書きが腑に落ちてくるそうなのです!読んでいるだけでは理解できなかったことも、身体を通すと見えてくる。戯曲が立体として立ち上がる瞬間。演劇の醍醐味ですね。そんな瞬間に立ち会える毎日にスタッフ(あ)はもうドキドキです。

 

哲学者、文学者として名高いサルトルの戯曲だけに、実に様々なテーマが織り込まれたこの作品。稽古が深まるほどに新たな発見が増え、どんどん面白くなっています。

今月何を観ようかな~、と思案中のそこの方!

ぜひ初台にお越しください!!

写真 (1)

稽古場で台詞はどんどん進化します。
変更・修正を書き込んだ台本(テキレジ台本と言います)は付箋だらけに!

カテゴリー:コラム

公演終了後、出演者や演出家、芸術監督を舞台上にお招きして、硬軟交えたトークをお届けする「新国立シアター・トーク」。公演にまつわるあんなことやこんなことをお話ししたり、お客様からの質問に答えたりと、楽しくも中身の濃いトークイベントです。作品をより深く理解したいという方にも、出演者のファンという方にも、毎回好評をいただいています。

「アルトナの幽閉者」では、3月5日(水)13:00公演の終演後に開催。出演者は岡本健一、美波、上村聡史、宮田慶子、司会は中井美穂です。当日の公演をご観劇の方はそのまま客席内にお残りいただいてのご参加、他日公演をご観劇の方は終演後しばらくしてから場内にご案内しています。入場は無料ですが、本公演のチケットのご提示が必要です(半券も可)。

舞台と客席の距離がぐっと縮まること間違いなしのこのイベント。本日現在、シアタートーク当日のA席チケットを発売中です。新国立劇場ボックスオフィス(03-5352-9999 (10:00~18:00、年中無休))やWebボックスオフィスでお求めください。皆様のご来場をお待ちしています。

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1月17日、18日の2日間にかけて、サルトル研究で著名な山縣煕氏を講師としてお迎えしての演劇講座が行われました。200名近いお客様にご来場いただき、サルトルへの関心の高さがうかがえる盛況なプロジェクトとなりました。どうもありがとうございました。

お客様からのコメントを少しご紹介させていただきます。

・「先生のこぼれるような教養と、愛らしいお人柄に楽しい時間を過ごさせていただきました。」
・「アルトナの幽閉者を観るので少しでも参考になればと思い参加しました。今日のレクチャーは、先生の優しい雰囲気で”難しいもの”という枠を外すことが出来たような気持ちです。楽しかったです。」
・「とても興味深かった。是非とも2月公演を観たいと思った。」

■こちらから、講座の様子がご覧いただけます。

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月に1回、気軽に劇場に足を運んでいただこうと演劇芸術監督・宮田慶子の企画のもと始まった「マンスリー・プロジェクト」。新国立劇場主催の演劇公演に関連した講座やリーディング公演、ワークショップなど、多彩なイベントを劇場内各所にて入場料無料で開催しています。

去る1月17日(金)、18日(土)は演劇講座「演劇人サルトル」を開講。多くのお客様にご参加いただき、より一層「アルトナの幽閉者」の作者・サルトルについての理解を深めていただくことができました。

引き続き、2月はトークセッション「戯曲翻訳の現在Ⅱ」を開催します。昨年9月~本年2月に上演の「OPUS/作品」「エドワード二世」「ピグマリオン」「アルトナの幽閉者」で戯曲の新訳に取り組んだ4人の翻訳家たちが集結。翻訳劇の魅力や、それぞれの翻訳秘話を楽しく語り合います。「アルトナの幽閉者」からは翻訳を担当した岩切正一郎氏が出席しますので、今回も興味深いお話が聞けそうです。

現在、2月23日(日)18:30に小劇場で開催されるこのトークセッションへの参加申し込みを受付中です(2月17日(月)まで)。当日は13:00から「アルトナの幽閉者」の公演もありますので、終演してから多少時間が空きますが、ご観劇後に参加されてもよいかも知れません。

お申し込みや出席者などの詳細はこちらから。皆様のご参加をお待ちしております。

【マンスリー・プロジェクトちらし(PDF)】

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2014年1月20日

託児室のご案内

新国立劇場では、託児室<キッズルーム「ドレミ」>をご利用いただける公演日を設けております。小さなお子様のいるご家庭でも、ごゆっくりと公演をお楽しみいただけます。
一般発売日からご来場日1週間前までの間に、お電話にてご予約ください(定員制)。

●対象年齢
 0歳(3か月)~12歳(小学生)まで

●利用料金(税込)
 0歳から1歳児 : 2,000円
 2歳から12歳児 : 1,000円

●お問い合わせ
 小学館集英社プロダクション 総合保育事業部
 0120-500-315(土日祝日を除く、10:00~17:00)

ご利用公演可能日は、公演日程表の託児マーク「♪」でご確認ください。
(公演日程表はこちら

ご利用に関する詳細は、こちらをご確認ください。

託児室写真

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新国立劇場演劇公演の各種割引についてご紹介します。
今回は、<障害者割引(20%引)>について。

障害者手帳をお持ちの方がチケットをお買い求めの場合、
全席種(Z席を除く)20%の割引でご購入いただけます。
第一種の障害者手帳をお持ちの方でお付き添いが必要な場合、
お付き添いの方はおひとり様のみ無料となります(2人目からは正価になります)。
劇場内には車椅子スペースもご用意していますので、お気軽にお越しください。

<販売場所>
新国立劇場ボックスオフィス
 窓口=劇場1階メインエントランス/開演45分前より劇場地下1階小劇場クローク横
 電話=03-5352-9999

<ご注意事項>
お申し込み時に「障害者割引」をご利用の旨をお知らせください。
お引き取り時に障害者手帳をご持参ください。
お申し込みの後、障害者のお客様ご本人がご来場になれない場合、
お付き添いの方の割引は取り消しとさせていただきます。

<お問い合わせ>
新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999
(10:00~18:00 年中無休。年末年始・休館日を除く)

カテゴリー:ブログ

新国立劇場演劇公演の各種割引についてご紹介します。
今回は、<学生割引(5%引)>と<ジュニア割引(20%引)>について。

 

●学生割引(5%引)
学生・生徒の方が前売チケットをお買い求めの場合、
全席種(Z席を除く)5%の割引でご購入いただけます。

<ご注意事項>
お申し込み時に「学生割引」をご利用の旨をお知らせください。
お引き取り時に学生証(生徒の方は保険証など年齢の確認できるもの)をご持参ください。
学生割引のご利用は、JR各社の学生割引定期券を利用できる学生の方に限ります。

 

●ジュニア割引(20%引)
中学生以下のお子様は、全席種(Z席を除く)20%の割引でご購入いただけます。

<ご注意事項>
就学前のお子様はご遠慮ください。
お申し込み時に「ジュニア割引」をご利用の旨をお知らせください。
お引き取り時に保険証など年齢の確認できるものをご持参ください。

 

<販売場所>
◆新国立劇場ボックスオフィス
 窓口=劇場1階メインエントランス/開演45分前より劇場地下1階小劇場クローク横
 電話=03-5352-9999
◆チケットぴあ限定店舗(下記をご参照ください)

(チケットぴあ限定店舗)
 新宿/ちけっとぽーと新宿店<伊勢丹会館B1階>(水曜不定休)
 渋谷/ちけっとぽーと渋谷109店2階(無休)
 横浜/ちけっとぽーと横浜店<横浜駅東口地下街ポルタ内>(不定休)
 有楽町/東京国際フォーラム・チケットセンター(無休)

<お問い合わせ>
新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999
(10:00~18:00 年中無休。年末年始・休館日を除く)

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新国立劇場演劇公演の各種割引についてご紹介します。
今回は、<高齢者割引(5%引)>について。

65歳以上の方がチケットをお買い求めの場合、
全席種(Z席を除く)5%の割引でご購入いただけます。

<販売場所>
◆新国立劇場ボックスオフィス
 窓口=劇場1階メインエントランス/開演45分前より劇場地下1階小劇場クローク横
 電話=03-5352-9999
◆チケットぴあ限定店舗(下記をご参照ください)

<ご注意事項>
お申し込み時に、「高齢者割引」をご利用の旨をお知らせください。
お引き取り時に、保険証など年齢の確認できるものをご持参ください。

(チケットぴあ限定店舗)
 新宿/ちけっとぽーと新宿店<伊勢丹会館B1階>(水曜不定休)
 渋谷/ちけっとぽーと渋谷109店2階(無休)
 横浜/ちけっとぽーと横浜店<横浜駅東口地下街ポルタ内>(不定休)
 有楽町/東京国際フォーラム・チケットセンター(無休)

<お問い合わせ>
新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999
(10:00~18:00 年中無休。年末年始・休館日を除く)

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新国立劇場ボックスオフィスは電話・窓口とも、12月28日(土)~1月3日(金)まで休業となります。Webボックスオフィスは通常営業しておりますが、1月2日(木)のみ終日休業とさせていただきます。ご不便をお掛けしますが、何とぞよろしくお願いいたします。

なお、「アルトナの幽閉者」チケットは、下記のプレイガイドでもお取り扱いしています。各社の年末年始の休業にご留意いただき、こちらも併せてご利用ください。

◆チケットぴあ (年末年始サービスのお知らせ)
電話:0570-02-9999(Pコード428-670)
ウェブサイト:http://pia.jp/t/

◆イープラス (年末年始の営業について)
http://eplus.jp/

◆ローソンチケット (年末年始の営業に関するご案内)
電話:0570-000-407(オペレーター受付)
電話:0570-084-003(Lコード36034)
ウェブサイト:http://l-tike.com/classic/nntt/play

◆CNプレイガイド
電話:0570-08-9999
ウェブサイト:http://www.cnplayguide.com/

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アルトナの幽閉者 チケットのお申し込み

2013年12月14日(土)前売開始

会員先行販売期間:2013年11月30日(土)〜12月10日(火)

電話からのお申し込み

新国立劇場ボックスオフィス
電話予約 10:00~18:00/窓口販売 10:00~19:00

TEL. 03-5352-9999
高齢者・学生割引等 各種割引のご案内

チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード:428-670)
ローソンチケット
0570-000-407(オペレーター受付)
0570-084-003(Lコード:36034)
CNプレイガイド
0570-08-9999

JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・トップツアーほか

インターネットからのお申し込み

  • 新国立劇場 Webボックスオフィス
  • チケットぴあ
  • ローソンチケット
  • イープラス
  • CNプレイガイド

グループでのお申し込み10名様以上でご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL 03-5351-3011<代>)までお問い合わせください。

  • ※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様につきましても1人1枚チケットをお求めください。
  • ※壁際、手摺りの近く、バルコニーの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • ※公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • ※車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
  • ※公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。

Access

新国立劇場 アクセスマップ

〒151-0071 東京都渋谷区本町1丁目1番1号
TEL : 03-5351-3011(代表) 東京都渋谷区にある新国立劇場は、
京王新線「初台駅」(中央口)から直結!
「新宿駅」から1駅です。
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