カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師

  • 2013/2014シーズン
  • [新制作]

    <カヴァレリア・ルスティカーナ>
    Pietro Mascagni : Cavalleria Rusticana
    ピエトロ・マスカーニ/全1幕
    【イタリア語上演/字幕付】



    <道化師>
    Ruggiero Leoncavallo : I Pagliacci
    ルッジェーロ・レオンカヴァッロ/全2幕
    【イタリア語上演/字幕付き】

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    座席表↓
  • オペラ劇場
  • 公演日程

    2014年
    5/141721242730
     
     
    2:00
     
     
    2:00
    2:00
    2:00
     
    7:00
     
     
     
    7:00
     
     
     
     
     
     
     

    託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。

 ジルベール・デフロ演出によるヴェリズモ・オペラの傑作、『カヴァレリア・ルスティカーナ』『道化師』の新制作上演です。いずれも完成度が高いこの二作品は世界中のオペラハウスのレパートリーとなっています。指揮は新国立劇場でも実績のあるレナート・パルンボ。『カヴァレリア・ルスティカーナ』トゥリッドゥには、新国立劇場オペラ公演に数多く出演しているヴァルテル・フラッカーロ、そしてサントゥッツァにはルクレシア・ガルシアが初登場します。『道化師』カニオは初登場となるグスターヴォ・ポルタ、トニオは2011年『イル・トロヴァトーレ』ルーナ伯爵で凛とした舞台姿で好評を博したヴィットリオ・ヴィテッリが演じます。

スタッフ

【指揮】レナート・パルンボ
【演出】ジルベール・デフロ
【美術・衣裳】ウィリアム・オルランディ
【照明】ロベルト・ヴェントゥーリ


(指 揮)
レナート・パルンボ

(演 出)
ジルベール・デフロ

キャスト

<カヴァレリア・ルスティカーナ/Cavalleria Rusticana>
【サントゥッツァ】 ルクレシア・ガルシア
【ローラ】谷口睦美
【トゥリッドゥ】ヴァルテル・フラッカーロ
【アルフィオ】成田博之
【ルチア】森山京子

<道化師/I Pagliacci>
【カニオ】グスターヴォ・ポルタ
【ネッダ】ラケーレ・スターニシ
【トニオ】ヴィットリオ・ヴィテッリ
【ペッペ】吉田浩之
【シルヴィオ】与那城 敬

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

写真
(サントゥッツァ)
ルクレシア・ガルシア
写真
(トゥリッドゥ)
ヴァルテル・フラッカーロ

写真
(カニオ)
グスターヴォ・ポルタ
写真
(ネッダ)
ラケーレ・スターニシ
写真
(トニオ)
ヴィットリオ・ヴィテッリ

ものがたり

●カヴァレリア・ルスティカーナ
復活祭の朝、シチリアのとある田舎町の広場。サントゥッツァは、居酒屋を営むルチアに彼女の息子トゥリッドゥから冷たくされていることを嘆いている。サントゥッツァは、恋人のトゥリッドゥが荷馬車屋の妻ローラと密会していることに感づいていた。サントゥッツァはルチアに、トゥリッドゥは彼が兵役に行く前からローラと恋仲だったこと、戻った時にローラはアルフィオと結婚していたこと、それを忘れるために自分と深い仲になったが、ローラと再びよりが戻ったのだと訴える。ルチアが教会のミサへと立ち去ると、恋人トゥリッドゥが現れ、サントゥッツァは彼の裏切りを責めたてる。そこにローラが通りかかり、トゥリッドゥは彼女について教会の中に入って行ってしまう。激しい嫉妬にかられるサントゥッツァ。入れ違いに現れたアルフィオに、彼の妻ローラの不貞を密告する。アルフィオは怒りに燃え、復讐を誓う。ミサが終わり教会から出てきたトゥリッドゥはローラを連れてルチアの居酒屋へ。酒盛りが進むなか、アルフィオが店に入ってくる。トゥリッドゥが差し出したグラスをアルフィオは拒絶する。すべてを察したトゥリッドゥはアルフィオの耳を噛む。シチリアでの決闘申し込みの流儀だ。トゥリッドゥは、死を予感してか「もしも自分が戻らなかったらサントゥッツァをよろしく頼む」と母に告げる。胸騒ぎを覚えるルチアとサントゥッツァ。やがて遠くで人々の騒ぎ声が聞こえ、女の絶叫が届いた。「トゥリッドゥが殺された!」

●道化師
【プロローグ】道化師のトニオが現れ「道化の衣裳を着けた役者も人間。喜びも悲しみも感じることは普通の人々と何ら変わることはないのです」と口上を述べる。
【第1幕】南イタリア。町に馴染みの旅芝居の一座がやって来る。一座は座長のカニオとその妻で女優のネッダ、身体の不自由な道化のトニオ、役者のペッペという構成。トニオはネッダに惹かれているが、まったく相手にされない。この町にはネッダの若い愛人シルヴィオがいた。二人が駆け落ちの相談をしているのを陰で見ていたトニオは、嫉妬深い座長カニオに密会を知らせる。激昂するカニオは妻に浮気相手は誰かとナイフで脅かすが、口を割らない。トニオはカニオに、ネッダの恋人は芝居を見に来るので、夜まで待つよう入れ知恵をする。カニオは逆上しながらも道化芝居を演じなければならない自分の境遇を嘆きながら、化粧をして衣裳を着ける。
【第2幕】芝居小屋に人々が集まる。芝居はイタリアの古典仮面喜劇で、ネッダは浮気な人妻コロンビーナ、ペッペは浮気相手の二枚目アルレッキーノ、夫カニオはコロンビーナの亭主の道化師パリアッチョ、トニオは間抜けなタッデオという配役。パリアッチョの留守に恋人アルレッキーノと逢い引きするコロンビーナ。恋人同士はパリアッチョを毒殺する計画を立てている…。パリアッチョに扮して妻の浮気を詰問するうち、カニオは次第に現実と芝居の区別がつかなくなる。何も知らない観客は迫真の演技に拍手喝采。ネッダの台詞に逆上したカニオはナイフで彼女を刺し殺し、絶命寸前に舞台に飛び出したシルヴィオも刺してしまう。カニオは「喜劇は終わった」と叫ぶ。

チケット料金

席種S席A席B席C席D席
料金26,25021,00014,7008,4005,250

*料金は税込みです。

前売り開始日

会員先行販売期間:2014年1月4日(土)〜1月14日(火)
一般発売日:2014年1月18日(土)

【シリーズ協賛】