ドヴォルザークの美しい旋律が奏でる、水の精ルサルカの悲恋。
11/23 | 26 | 29 | 12/3 | 6 |
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水 | 土 | 火 | 土 | 火 |
2:00 ♪ | 2:00 | 6:00 ♪ | 2:00 ♪ | 2:00 |
予定上演時間 約3時間20分(休憩含む)
11/26(土)・29(火)はTVカメラ収録の予定があります。
♪:託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
新国立劇場オペラのラインアップには、オペラの代名詞と呼ばれるようなスタンダードな人気作品とともに、日本国内での上演機会が少ない名作を取り上げることも重要と考えます。今シーズンは、東欧の作品からドヴォルザークの幻想的なメルヘン・オペラ『ルサルカ』が初登場です。スメタナ、ヤナーチェクと並びチェコの民族的オペラに貢献したドヴォルザークは、交響曲第9番『新世界より』の作曲家として有名ですが、切なくも美しいアリア〈月に寄せる歌(白銀の月)〉で知られるように、美しいメロディにあふれるオペラ作品を残しています。2008年斬新なデザインで完成した新オペラハウスとして話題となったオスロのノルウェー国立オペラ・バレエのプロダクション(2009年初演)が新国立劇場での上演に最適であると考え、この舞台装置・衣裳・小道具をレンタルし、新国立劇場初上演することとなりました。闇に輝く月、戯れる精霊、神秘のベールに包まれた森を舞台に、メルヘンチックなおとぎ話が、多感な少女の夢の中で鮮やかに甦ります。演出は、登場人物の心情を音楽とともに明確に表現したノルウェー国立オペラ・バレエ芸術監督ポール・カランによる秀作です。チェコ出身の指揮者キズリンクは新国立劇場初登場、ルサルカ役は美声と可憐な舞台姿で人気を集めるグリャコヴァです。