
2014/2015シーズン
バレエ「シンデレラ」
Cinderella
オペラ劇場
『くるみ割り人形』とともに、新国立劇場バレエ団のクリスマス時期のレパートリー演目として多くの観客に愛されている作品。アシュトン振付によるこの作品は、現在もシンデレラの「定番」として英国ロイヤル・バレエを始め、世界中の数多くのバレエ団によって上演されています。日本では唯一、新国立劇場バレエ団だけが上演している貴重なレパートリーです。
『ロメオとジュリエット』で知られるプロコフィエフが作曲した『シンデレラ』の音楽は、色鮮やかなメロディーとリズム感にあふれ、本作の大きな魅力の一つとなっています。豊かな四季を奏でる音楽に合わせて踊る春夏秋冬の妖精たち、時計が12時を打つと同時にシンデレラの魔法がとける瞬間の驚くような仕掛け、それに意地悪な姉妹が見せる愉快なマイムの数々に彩られたシンデレラの物語は、誰をも幸せな気分に包みこむクリスマスシーズンに相応しいバレエ作品です。
東京公演後には、上田市交流文化芸術センター(長野県)での上演を予定しています。
公演日程・チケット
公演日程
- 2014年12月14日(日)2:00 オペラパレス
- 2014年12月18日(木)7:00 オペラパレス
- 2014年12月19日(金)2:00 オペラパレス
- 2014年12月20日(土)1:00 オペラパレス
ぴあスペシャルデー
- 2014年12月20日(土)6:00 オペラパレス
- 2014年12月21日(日)2:00 オペラパレス
- 2014年12月23日(火・祝)2:00 オペラパレス
...
- 託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
ぴあスペシャルデー...12月20日(土)の1:00からの公演は「ぴあスペシャルデー」です。
前売券はチケットぴあで販売します。 - 予定上演時間:約2時間35分(休憩含む)
- *6月20日現在。ただし、大幅に変更になる場合がありますので、
- 正式な上演時間は開幕直前以降の表示をご確認ください。
- 開場は開演の45分前です。
- 開園後のご入場は制限させていただきます。
- ◯12月19日(金)は1階席の一部と2~4階席に学校団体が入
る予定です。
チケット料金(税込)
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
---|---|---|---|---|---|
10,800円 | 8,640円 | 6,480円 | 4,320円 | 3,240円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
○Z席は2014年より税込1,620円(本体1,500円)に改定します。

2月28日(金)まで2014/2015シーズンセット券アトレ会員優先受付中!会員割引10~20%OFFに加えて、消費税5%料金でお求めいただけます。詳しくは右のバナーをクリック!
前売り開始日
会員先行販売期間:2014年8月2日(土)~8月19日(火)
一般発売日:2014年8月23日(土)
2014/2015シーズンセット券:2014年1月20日(月)申し込み開始。詳しくはこちらをクリック!
スタッフ・キャスト
スタッフ
- 音楽
- セルゲイ・プロコフィエフ
- 振付
- フレデリック・アシュトン
- 装置・衣裳
- デヴィッド・ウォーカー
- 照明
- 沢田祐二
- 指揮
- マーティン・イェーツ
- 管弦楽
- 東京フィルハーモニー交響楽団
-
(振付)
フレデリック・アシュトン
-
(指揮)
マーティン・イェーツ
プロフィール
- 【振付】フレデリック・アシュトン(Sir Frederick Ashton)
- 「バレエのシェイクスピア」と称された叙情性とユーモアに溢れた作風を持つ。20世紀の真の巨匠ともいうべきロイヤルバレエの振付家で、名キャラクター・ダンサーでもあった。1904年南米エクアドル生まれの英国人で、少年時代にアンナ・パヴロワの舞台を観てバレエを志す。英国に戻って学業を終えた後、レオニード・マシーンに入門。さらにマリー・ランベール他著名な教師に師事して、種々の舞台に立つ。その一方で、26年には振付家としての処女作『ファッションの悲劇』を発表する。28 年にはパリのイダ・ルビンスタインの舞踊団にダンサーとして参加し、ブロニスラヴァ・ニジンスカの作風から大きな影響を受ける。翌29年ロンドンに戻り、本格的な創作活動を開始。35年に英国ロイヤル・バレエの前身ヴィック・ウェルズ・バレエにダンサー兼振付家として招かれる。同時期に入団しやがて英国最高のバレリーナに成長するマーゴ・フォンテインに多くの新作を振り付け、バレエ団発展の原動力となるとともに、英国バレエ独自の気風を確立した。63年には設立者ニネット・ド・ヴァロワの後を継いで芸術監督に就任。70年の退任後も80年代半ばまで創作を続け、88年に英国サセックスにて永眠。代表作に初の全幕バレエ『シンデレラ』、マーゴ・フォンテインのための『オンディーヌ』、一幕の物語作品『真夏の夜の夢』『田園の出来事』、抽象バレエの『シンフォニック・ヴァリエーションズ』『ラ・ヴァルス』、映画ではハリネズミを自演した『ピーター・ラビットと仲間たち』などがある。
- 【指揮】マーティン・イェーツ(Martin Yates)
- 20年余りにわたり多彩なジャンルで活躍してきた、英国人指揮者。ピアノ、作曲、指揮を学んだのち、イスラエル・ナショナル・オペラで指揮者としてデビュー。以降、英国内のロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市立交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー、ハレ管弦楽団などのオーケストラに客演し、ヨーロッパ各地の管弦楽団に招かれている。スウェーデン室内管弦楽団ではマーク=アンソニー・タネジ「A Prayer Out of Stillness」の世界初演を指揮。また一流の伴奏者としても評価が高く、ホセ・カレーラス、バーバラ・ヘンドリックス、ブリン・ターフェル、モンセラート・カバリエ、ロベルト・アラーニャ、アンジェラ・ゲオルギュー、ヨーヨー・マら世界的に有名な芸術家と共演している。一方ではミュージカル指揮者としても知られており、ウェスト・エンドのミュージカルでヒット作の音楽監督を多数務めている。バレエはイェーツの音楽活動の中心的な位置を占めており、コヴェント・ガーデンのロイヤル・バレエとは、2004年2月にストラヴィンスキー作曲『アゴン』でデビューして以来、これまでに『マノン』『ロメオとジュリエット』『うたかたの恋』『七つの大罪』『白鳥の湖』を指揮したほか、同団のアメリカ、ヨーロッパ公演に同行している。2008/2009シーズンには同団のアジア・ツアーに参加し、また『旅への誘い』『マノン』『七つの大罪』を本拠地での公演で指揮している。ノルウェイ・バレエ団、フィンランド国立バレエにもたびたび客演し、成功を収める。新国立劇場には、12年6月のバレエ『マノン』で初登場した。
キャスト
2014年12月14日(日)2:00
- シンデレラ
- 小野絢子
- 王子
- 福岡雄大
2014年12月18日(木)7:00
- シンデレラ
- 米沢 唯
- 王子
- 菅野英男
2014年12月19日(金)2:00
- シンデレラ
- 長田佳世
- 王子
- 奥村康祐
2014年12月20日(土)1:00
- シンデレラ
- 小野絢子
- 王子
- 福岡雄大
2014年12月20日(土)6:00
- シンデレラ
- 米沢 唯
- 王子
- 菅野英男
2014年12月21日(日)2:00
- シンデレラ
- 寺田亜沙子
- 王子
- 井澤 駿
2014年12月23日(火・祝)2:00
- シンデレラ
- 長田佳世
- 王子
- 奥村康祐
-
小野絢子
-
米沢 唯
-
長田佳世
-
寺田亜沙子
-
福岡雄大
-
菅野英男
-
奥村康祐
-
井澤 駿
ものがたり
意地悪な義理の姉二人は、王子から招かれた舞踏会に行く準備に余念がない。シンデレラをかばう父親をはねのけて、彼女を召使いのようにこき使う。今は亡き母を慕って悲しむシンデレラの前に仙女が現れ、魔法の一振りでカボチャは立派な馬車に、シンデレラのみすぼらしい服は輝くばかりのドレスに変わる。