2011年、新国立劇場バレエ団によって初演され、大変高い評価を得た大作の待望の再演です。元々はジョン・クランコが構想したバレエ作品で、イギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテンに音楽委嘱し、3幕構成の『パゴダの王子』が英国ロイヤル・バレエで誕生しました。その後マクミランも手を入れ、新演出として上演されましたが、新国立劇場での新制作にあたり、ビントレーは物語を練り直し、歌川國芳の浮世絵にインスピレーションを得て全く新たな『パゴダの王子』を創り上げました。日英の文化を融合させ、主人公さくら姫の冒険を通して家族の絆を力強く、ユーモアたっぷりに描いた「日本をテーマにしたファンタジー」 バレエ。英国では13年に作曲家ブリテンの生誕100周年を祝うBritten 100の関連企画として、14年2月に英国バーミンガム・ロイヤル・バレエによる本プロダクションの上演が決定しています。
【音楽】ベンジャミン・ブリテン
【振付】デヴィッド・ビントレー
【美術】レイ・スミス
【照明】沢田祐二
【指揮】ポール・マーフィー
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
皇帝は息子の早すぎる死を嘆き、その悲しみからどうしても立ち直れずにいる。時は流れ、妹君のさくら姫に4つの王国の王が求婚する。継母である皇后エピーヌは求婚者たちの富や権力故にさくら姫の結婚を熱望するが、彼女の心は動かず結婚を拒む。そこへ5人目の王子が現れる。彼は実は継母の呪いでサラマンダーにされたさくら姫の兄だった……。さくら姫は様々な試練を受けながらも、サラマンダーとともに彼の王国パゴダにたどり着き、その地でこのサラマンダーが長く会わなかった兄であったことを知る。妹と兄は力を合わせて帝国に平和を取り戻そうとする……。
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
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料金 | 12,600 | 10,500 | 7,350 | 4,200 | 3,150 |
*料金は税込みです。
会員先行販売期間:2014年3月2日(日)〜3月12日(水)
一般発売日:2014年3月16日(日)