マクミランの
ロメオとジュリエット

  • 2010/2011シーズン
  • MacMillan’s Romeo and Juliet

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  • オペラ劇場

2004年の再演から7年を経て 英国バレエの傑作が待望の再演
(映像:2001年初演より)
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シェイクスピアの悲劇『ロメオとジュリエット』は、誕生から400年あまりを経た今も、人々の心を惹き付けてやまない永遠のラブストーリーです。1965年マーゴ・フォンテーンとルドルフ・ヌレエフによって英国ロイヤルバレエで世界初演されたマクミラン版のドラマチックな舞台は、観る者すべてを虜にする魅力にあふれています。新国立劇場バレエ団ではこのケネス・マクミラン版を2001年10月にレパートリー化。プロコフィエフの音楽と緊密な関係をもって展開されるこのバレエは、マクミランの最高傑作と言われています。今回は、7年ぶりの再演となります。

ものがたり

舞台は北イタリアのヴェローナ、モンタギュー家とキャピュレット家は互いに反目し、抗争を繰り返していた。そんな争いの最中に、モンタギュー家のロメオはキャピュレット家の仮面舞踏会に潜り込み、一人娘のジュリエットに出会う。たちまち恋に落ちた二人は翌日ロレンス神父のもとで密かに結婚式を挙げる。しかし、その直後にロメオの親友マキューシオが、キャピュレット家のティボルトに殺されたため、ロメオはティボルトを殺し復讐を果たす。初夜を過ごした後、ヴェローナからの追放を言い渡されているロメオは旅立つ。残されたジュリエットには、両親が決めた婚約者パリスとの結婚が迫っていた。相談を受けたロレンス神父は一計を案じて、ジュリエットに一時的に仮死状態となる薬を与える。しかし、手違いでその計略がロメオに伝わらず、墓所に眠る恋人のもとへ駆けつけた彼は、絶望し毒をあおって死ぬ。眠りから覚めたジュリエットはロメオの遺体を発見し、ロメオの短剣で胸を刺し、後を追う。

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