【キャラクター紹介】
ホットスパーの謀反と
放蕩息子のことで
悩みがつきない憂い人
無邪気で、やんちゃな放蕩息子だが、
戦場では気骨を見せる。
第二部では国王の後継者として
父親を納得させ、成長する姿を見せる
反乱軍の武将。忠義を尽くし、
勇敢で喧嘩上手な熱血漢、切れキャラ。
"ホットスパー" とは、向こう見ずな人の意味
ハルの酒飲み友達。
豪傑で強欲、大酒飲みの女好き、
でも臆病者の憎めない愛されキャラ
自慢話が多く、話が長いお調子者。
フォールスタッフとの
丁々発止のやりとりに注目
【第一部 -混沌-】
リチャード二世から王位を奪った
イングランド国王ヘンリー四世は
王位簒奪の罪悪感で悩んでいた。
世継ぎの長男、皇太子ヘンリー(=ハル王子)は
酒飲みフォールスタッフと放蕩三昧。
王は息子のことも悩みの種。
国王に不満を募らせているノーサンバランド伯爵と
その息子ヘンリー・パーシー(=ホットスパー)
たちは反乱を起こす。ハルは鎮圧軍の指揮を命じられる。
歩兵隊長のフォールスタッフととともに
ハルはシュルーズベリーに出陣。
ホットスパーを一騎打ちの末に打ち倒す。
フォールスタッフは戦場を
逃げ惑っていたが、ホットスパーを
倒した手柄は自分にあると主張。
【第二部 -戴冠-】
フォールスタッフはシュルーズベリーの戦いで
名をあげたことから、強盗事件の罪を許され、
居酒屋に出入りし、娼婦と戯れる。
次の戦いのため、フォールスタッフは
治安判事シャローの助けを借りて、
兵隊集めをするが、兵隊選びもいい加減。
国王軍に一度は破れたが、新たにヨーク大司教
スクループを中心とする勢力が挙兵を画策するも、
ハルの弟ランカスター公ジョンは、
容赦なく謀反人たちに処刑を命じる。
内乱は沈静化したのに、国王は危篤状態。
駆けつけたハルは父の枕元で王冠を継ぐことを誓う。
ヘンリー五世が誕生。
ハルの即位を喜ぶフォールスタッフだったが、
新王ヘンリー五世は彼に
「私を昔のままの私だと思うと大間違いだぞ」と突き放す。
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