新国立劇場からのお知らせ

新国立劇場は戦禍に苦しむウクライナの人々を支援します(2023年3月14日更新)

ロシアによるウクライナ侵攻から1年が過ぎました。新国立劇場は戦禍に苦しむウクライナに1日も早く自由と平和が戻ることを改めて祈念し、昨年3月11日に発表したメッセージを再掲いたします。


なお、新国立劇場では、昨年3月来劇場内に募金箱を設け、日本赤十字社 ウクライナ人道危機救援金を募集しています。2023年2月の募金額は99,032円でした。2022年3月からの合計は1,001,817円です。


引き続き、皆様のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


現在、新国立劇場ではオペラ『椿姫』を上演しています。指揮はウクライナ出身のアンドリー・ユルケヴィチ氏が執っています。

この機会に、新国立劇場は、戦禍に苦しむウクライナの人々が一日も早く自由と平和を取り戻すことができるよう、同じ気持ちを持つ世界の劇場と共に、ウクライナの人々を支援することを表明します。

我々は、オペラ・ヨーロッパの宣言にある次の言葉を支持します:
「芸術は常に人道的価値の最前線にあり続ける。芸術は、政治的プロパガンダに媚びることなく、批判的思考を養い、対話を促進するために活用されるべきである。」

支援の輪を広げるために、ウクライナに一日も早く自由と平和が戻るよう、今後、支援のメッセージを発信したいと考えています。

新国立劇場では、劇場内に募金箱を設け、ウクライナの人々を支援する寄附金を募集いたします。
皆様からご協力いただいた募金は、日本赤十字社を通じて、赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、各国赤十字社が実施するウクライナでの人道危機対応およびウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援するための、海外救援金として活用されます。


オペラ・ヨーロッパの宣言から引用


2022年3月11日

新国立劇場


2022年3月21日更新

アンドリー・ユルケヴィチ指揮、新国立劇場合唱団有志によるウクライナ国歌の動画を公開しました。



新国立劇場バレエ団ダンサー有志による動画「A Prayer for PEACE」を公開しました。

ウクライナ支援の寄附については下記をご参照ください。