演劇公演関連ニュース
第28回読売演劇大賞の贈賞式が行われました

2021年2月25日、第28回読売演劇大賞の贈賞式が都内のホテルで行われました。
おかげさまで新国立劇場『リチャード二世』は、栄えある最優秀作品賞をいただきました。
また、『リチャード二世』においてヨーク公爵夫人を演じた那須佐代子さんが優秀女優賞を受賞なさいました。
最優秀作品賞の『リチャード二世』に対しては、「善と悪のはざまのグレーな人物の織り成す複雑な人間ドラマを、観客が俯瞰できるように分かりやすく提示し、日本演劇史に残るであろう壮大なプロジェクトの有終の美を飾った」との評が述べられました。
正賞のブロンズ像を受け取った小川絵梨子芸術監督は、「2009年の『ヘンリー六世』三部作から始まり、12年をかけてこのシェイクスピア歴史劇シリーズの完結まで参りました。たまたま今日私が賞をいただいていますが、当時の芸術監督であり本企画を立ち上げた鵜山仁さん、前芸術監督の宮田慶子さん、そして、12年の時間をかけて作り、劇場の財産となった作品がいただいた賞だと思っております。この作品に12年間関わってきてくださったキャスト・スタッフの皆様、12年間一緒に作品を追ってきてくださったお客様に劇場を代表して心から御礼申し上げます。これは皆様の賞だと心から思っています。」と喜びと感謝の辞を述べました。
おかげさまで新国立劇場『リチャード二世』は、栄えある最優秀作品賞をいただきました。
また、『リチャード二世』においてヨーク公爵夫人を演じた那須佐代子さんが優秀女優賞を受賞なさいました。
最優秀作品賞の『リチャード二世』に対しては、「善と悪のはざまのグレーな人物の織り成す複雑な人間ドラマを、観客が俯瞰できるように分かりやすく提示し、日本演劇史に残るであろう壮大なプロジェクトの有終の美を飾った」との評が述べられました。
正賞のブロンズ像を受け取った小川絵梨子芸術監督は、「2009年の『ヘンリー六世』三部作から始まり、12年をかけてこのシェイクスピア歴史劇シリーズの完結まで参りました。たまたま今日私が賞をいただいていますが、当時の芸術監督であり本企画を立ち上げた鵜山仁さん、前芸術監督の宮田慶子さん、そして、12年の時間をかけて作り、劇場の財産となった作品がいただいた賞だと思っております。この作品に12年間関わってきてくださったキャスト・スタッフの皆様、12年間一緒に作品を追ってきてくださったお客様に劇場を代表して心から御礼申し上げます。これは皆様の賞だと心から思っています。」と喜びと感謝の辞を述べました。

照明の服部基氏、衣裳の前田文子氏、小川絵梨子芸術監督と劇場スタッフ
~新国立劇場主催演劇公演関連の受賞内容~
◆最優秀作品賞
「リチャード二世」(新国立劇場)
◆優秀女優賞
那須佐代子(シアター風姿花伝「ミセス・クライン」、新国立劇場「リチャード二世」)
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