演劇公演関連ニュース

2019/2020シーズン演劇 『あの出来事』開幕!

新国立劇場では本日10月13日(水)に演劇『あの出来事』が開幕しました。

  

シリーズ「ことぜん」の第二弾。

個人と全体はどれほど影響を与え合うのだろうか?

     

「個人と全体」について考える演劇企画「ことぜん」シリーズの第二弾はデイヴィッド・グレッグ作の「あの出来事」。

本作は2011年にノルウェーのウトヤ島で起きた、極右青年による銃乱射事件をモチーフに描かれたフィクションです。

この作品では、移民や難民、シングルマザーなど、さまざまな立場の人たちを受け入れている合唱団での出来事として描かれています。

登場人物は、たった二人。南果歩演じる生き残った合唱団の女性指導者に対し、犯人の少年役の小久保寿人が、他のすべての役を演じます。2013年にエジンバラ演劇祭で初演、高い評価を得た本作の日本初演となります。

新国立劇場初登場のミナモザの瀬戸山美咲が演出、本作の英国公演も見ている谷岡健彦が翻訳をつとめます。

また、戯曲の指示にある「地元の合唱団が登場すること」という条件もあり、今回は合唱団役を公募し、オーディションを実施いたしました。二人芝居を支える合唱団による演出も含め、ぜひご期待ください。

  

公演詳細:https://www.nntt.jac.go.jp/play/the_events/

  

チケットはこちら

  

「ことぜん」特集記事vol.2『ここには、「分かり合えない」の果てが描かれている』

瀬戸山美咲(演出)×谷岡健彦(翻訳)対談 https://natalie.mu/stage/pp/nntt_kotozen02  

    

(右から)南 果歩、小久保寿人

   


『あの出来事』稽古場&コメント映像

 

 

 関連リンク

「あの出来事」公演情報