朱雀家の滅亡

  • 2011/2012シーズン
  • 【美×劇】─滅びゆくものに託した美意識─T


    【美×劇】―滅びゆくものに託した美意識―
    (「朱雀家の滅亡」「イロアセル」「天守物語」)
    特別割引通し券の販売は、終了させていただきました。
    たくさんのお申し込みありがとうございました。


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  • 小劇場
  • 公演日程

    2011年
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    開場は開演の30分前です。
    予定上演時間:約2時間50分(休憩1回含む)

    託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
    ★:終演後シアター・トークあり。詳細はこちら

演劇芸術監督就任2年目にあたる2011/2012シーズンは、シリーズ「【美×劇】 ─滅びゆくものに託した美意識─」をテーマに、日本の近代古典と新作を織り交ぜ企画した。
オープニングを飾るのは、『朱雀家の滅亡』。ギリシア悲劇の古典であるエウリピデスの『ヘラクレス』をベースに、太平洋戦争末期のある華族の滅亡を描く三島由紀夫晩年の名作である。盲目的なまでに「国家」や「天皇」へ忠誠心を捧げることを信条とする男と、対照的に、現実を生き、愛し、生身をさらけ出す女が織りなす壮大な滅びの物語が、三島の流麗な文体にのせて描かれる。
『朱雀家の滅亡』は1967 年に劇団NLT 公演として、松浦竹夫演出、中村伸郎、南美江らにより初演。三島由紀夫の死後、1971 年に劇団浪曼劇場公演として、同キャストにより上演された。その後しばらく上演はなく、1987 年にセゾン劇場にて、出口典雄演出、杉浦直樹、加藤治子らによって上演された。近年では、2007 年に宮田慶子演出により中山仁、佐久間良子らの出演で上演されている。