2500年の時を超え、古代のヒロインが現代の“女優“と遭遇
「ギリシャ悲劇」をベースに人間の“業”を立体的にあぶりだす刺激作
開場は開演の30分前です。
予定上演時間:約2時間50分(休憩1回含む)
*託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
来場予定日の1週間前までに、下記まで電話予約。定員制。
■利用料金:0〜1歳2,000円・2〜12歳1,000円
■ご予約・お問合せ:イベント託児・マザーズ 0120−788−222
(土日祝を除く10〜12時、13〜17時)
不貞、夫殺し、母殺し・・・家族だからこそもつれる、愛憎の念。
紀元前の昔から人間の“業”を見事に描き出した傑作として、現代に至るまであらゆるドラマの原型となってきた“アトレウス家の悲劇”。本作はこの悲劇を妻であり母である女・クリュタイメストラを核に据え、ギリシャ悲劇を上演する創作現場を舞台に、現代日本人のドラマとして再生させます。クリュタイメストラは「女優」、夫アガメムノンは「映画監督」、愛人アイギストスは「シナリオライター」、娘エレクトラは「新進作家」――。
作は大胆にして緻密な構成力で定評のある川村毅、演出はこれが芸術監督としての第一作目となる鵜山仁。この二人による初顔合わせと佐久間良子をはじめとする魅力的なキャスト陣により、現代人の琴線にリアルに迫る、古くて新しい「ギリシャ悲劇」が登場します。
「三つの悲劇」 ギリシャから―古代を現代に、現代を未来につなぐ 物語のはじまり
新国立劇場開場10周年の節目にあたる2007/2008シーズン、鵜山新芸術監督の就任企画第1弾は、ギリシャ悲劇に材をとった「三つの悲劇」三部作を一挙上演します。ギリシャ悲劇に登場するクリュタイメストラ、アンドロマケ、アンティゴネの3人を取り上げ、母・妻・娘という女性の3つの側面を異なる作家・演出家が三様に表現。ギリシャ神話の世界と現代の日常との衝突から新しい物語が誕生します。
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