2022/2023シーズン

リヒャルト・ワーグナータンホイザー

Tannhäuser / Richard Wagner
全3幕〈ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付〉
公演期間:
2023年1月28日[土]~2月11日[土・祝]
予定上演時間:
約4時間5分(第1幕75分 休憩25分 第2幕65分 休憩25分 第3幕55分)

Introductionはじめに

官能か?純愛か?
愛の苦悩を壮大に描いたワーグナーの人気作

中世のタンホイザー伝説とヴァルトブルクの歌合戦伝説に題材を取った、ワーグナー中期の人気作。官能の愛と精神的な愛の間で揺れる騎士タンホイザーの苦闘と救済を描き、単独で演奏されることも多い有名な序曲、官能的なバレエ、敬虔な調べを奏でる巡礼の合唱、雄大壮麗な大行進曲、高らかな歌合戦の場など、オペラならではのスペクタクルの詰まった祝祭的作品で、ワーグナーの中でも広く人気を獲得している作品です。エリーザベトの「歌の殿堂」、ヴォルフラムの「夕星の歌」、タンホイザーの「ローマ語り」など、歌手の力量を存分に味わえる聴きどころにも枚挙に暇がありません。
新国立劇場開場10周年記念シーズンである2007/2008シーズンの開幕作品として新制作上演したレーマン演出のプロダクションは、幻想と現実を効果的に行き来する美しい舞台でワーグナーの世界を堪能できると好評を博したものです。
指揮にはフランダース歌劇場音楽監督を務めるなどヨーロッパの歌劇場で活躍し、来日も多い俊英アレホ・ペレスが登場、タイトルロールには世界最高峰のヘルデンテノールとして絶大な人気を博すステファン・グールド、エリーザベトにドラマティックな役柄で欧米の劇場で活躍中のソプラノ、サビーナ・ツヴィラク、ヴェーヌスにリトアニアの若手メゾ、エグレ・シドラウスカイテ、ヴォルフラムにはイギリスの多才なバリトン、デイヴィッド・スタウトが出演します。

Schedule公演日程

公演日程

2023年1月28日(土)14:00

2023年1月31日(火)14:00

2023年2月4日(土)14:00

2023年2月8日(水)17:00

2023年2月11日(土・祝)14:00

予定上演時間

約4時間5分(第1幕75分 休憩25分 第2幕65分 休憩25分 第3幕55分)

  • 時間は変更になる場合があります。最新の情報はボックスオフィスまでお問い合わせください。(1月25日更新)

会 場

ご注意事項

  • ロビー開場は開演60分前、客席開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、託児サービス、バックステージツアーは当面休止させていただきます。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【指 揮】アレホ・ペレス
  • 【演 出】ハンス=ペーター・レーマン
  • 【美術・衣裳】オラフ・ツォンベック
  • 【照 明】立田雄士
  • 【振 付】メメット・バルカン
  • 【再演演出】澤田康子
  • 【舞台監督】髙橋尚史
  • 指揮アレホ・ペレス
  • 演出ハンス=ペーター・レーマン
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キャスト

  • 【領主ヘルマン】妻屋秀和
  • 【タンホイザー】ステファン・グールド
  • 【ヴォルフラム】デイヴィッド・スタウト
  • 【ヴァルター】鈴木 准
  • 【ビーテロルフ】青山 貴
  • 【ハインリヒ】今尾 滋
  • 【ラインマル】後藤春馬
  • 【エリーザベト】サビーナ・ツヴィラク
  • 【ヴェーヌス】エグレ・シドラウスカイテ
  • 【牧童】前川依子
  • 4人の小姓和田しほり/込山由貴子/花房英里子/長澤美希
  • 【合唱指揮】三澤洋史
  • 【合 唱】新国立劇場合唱団
  • 【バレエ】東京シティ・バレエ団
  • 【管弦楽】東京交響楽団
  • 【協 力】日本ワーグナー協会
  • 領主ヘルマン妻屋秀和
  • タンホイザーステファン・
    グールド
  • ヴォルフラムデイヴィッド・
    スタウト
  • ヴァルター鈴木 准
  • ビーテロルフ青山 貴
  • エリーザベトサビーナ・
    ツヴィラク
  • ヴェーヌスエグレ・
    シドラウスカイテ
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Profile

【指揮】アレホ・ペレス(Alejo PÉREZ)

ブエノスアイレス出身。オペラとコンサートで国際的に活躍する指揮者。2010年からマドリード・テアトロ・レアルの主要指揮者の一人として、『リエンツィ』『ドン・ジョヴァンニ』『ヴェニスに死す』などを指揮。また、リヨン歌劇場『ペレアスとメリザンド』『The Stigmatized』『GerMANIA』『From the House of the Dead』、ローマ歌劇場『チェネレントラ』『鼻』『ルル』『炎の天使』などのほか、パリ・オペラ座、フランクフルト歌劇場、シュトゥットガルト歌劇場、ライプツィヒ歌劇場、ノルウェー国立オペラ、ポーランド国立歌劇場、モネ劇場などに登場。2019年よりフランダース・オペラ音楽監督に着任、同『ペレアスとメリザンド』『ローエングリン』『ドン・カルロ』『Schmied con Gent』『C(h)oeurs』などの新制作で強い存在感を発揮しており、近年の同劇場の世界的評価へ貢献している。同劇場22/23シーズンは『マハゴニー市の興亡』『トリスタンとイゾルデ』の新制作を指揮する予定。近年はザルツブルク音楽祭にウィーンフィルと『ファウスト』などで成功を収め、コロン歌劇場(『パルジファル』『ばらの騎士』『ナクソス島のアリアドネ』)、ザクセン州立歌劇場、シカゴ・リリック・オペラなどで成功を収める。22/23シーズンの主な予定には、新国立劇場へのデビューのほか、ウィーン国立歌劇場とシュトゥットガルト歌劇場の『ウェルテル』、ジュネーヴ歌劇場『ムツェンスク郡のマクベス夫人』新制作などがある。東京都交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ソウル・フィル、読売日本交響楽団、ハンブルク・フィルなど世界各地のオーケストラに客演。18年には二期会『魔弾の射手』を指揮した。新国立劇場初登場。

【演出】ハンス=ペーター・レーマン(Hans-Peter LEHMANN)

ドイツ・カッセル生まれ。デトモルトで音楽を、ベルリンで美術史と演劇学を学ぶ。1958年ベルリン州立歌劇場でK.エーベルトの助手を、60年から73年までバイロイト音楽祭でヴィーラント・ワーグナー及びヴォルフガング・ワーグナーの助手を務める。80年より2001年まで、ハノーファー州立歌劇場総監督を務め『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『トスカ』『アイーダ』『ヴォツェック』など数多くの作品を手がける。01年よりフリーの演出家として活躍し、世界各地のオペラハウスやフェスティバルで作品を発表している。今までに『ラインの黄金』『ワルキューレ』『トリスタンとイゾルデ』『リゴレット』『魔笛』『仮面舞踏会』などを演出した。新国立劇場では02年『ナクソス島のアリアドネ』、04年『エレクトラ』に続いて、07年『タンホイザー』が3作目となった。

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Profile

【領主ヘルマン】妻屋秀和(バス) (TSUMAYA Hidekazu)

東京藝術大学卒業、同大学大学院オペラ科修了。1994~2001年ライプツィヒ歌劇場、02年~11年ワイマールのドイツ国民劇場専属歌手。これまでにベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、スコティッシュ・オペラなどに出演。欧州、日本でモーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、ワーグナー、R.シュトラウス等のオペラの主要な役を80役以上演じており、新国立劇場では『ラ・ボエーム』コッリーネ、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、『セビリアの理髪師』ドン・バジリオ、『アイーダ』ランフィス、『ナブッコ』ベルの祭司長、『夜叉ヶ池』鉱蔵、『リゴレット』スパラフチーレ、『ヴォツェック』医者、『アラベッラ』ヴァルトナー伯爵、『ドン・カルロ』宗教裁判長、『マノン・レスコー』ジェロント、『ばらの騎士』警部、『ラインの黄金』ファフナー、ファーゾルト、『魔笛』ザラストロ、『ルチア』ライモンド、『タンホイザー』領主ヘルマン、『トゥーランドット』ティムールなど出演多数。20/21シーズン『夏の夜の夢』クインス、『フィガロの結婚』バルトロ、『イオランタ』ルネ、『ドン・カルロ』フィリッポ二世、『カルメン』スニガに出演。21/22シーズンは『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・フォルツ、『さまよえるオランダ人』ダーラント、『ばらの騎士』オックス男爵、『ペレアスとメリザンド』アルケルに出演。22/23シーズンは『アイーダ』ランフィス、『リゴレット』スパラフチーレにも出演予定。令和3年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。二期会会員。

【タンホイザー】ステファン・グールド(テノール) (Stephen GOULD)

アメリカ・ヴァージニア州生まれ。ウィーン国立歌劇場、ザクセン州立歌劇場、バイロイト音楽祭、バイエルン州立歌劇場、メトロポリタン歌劇場をはじめ、パリ、ロンドン、ローマ、パレルモ、ベルリン、ハンブルクなどヨーロッパ各地の主要歌劇場で活躍。『フィデリオ』フロレスタン、『ローエングリン』『タンホイザー』『ジークフリート』『パルジファル』タイトルロール、『神々の黄昏』ジークフリート、『トリスタンとイゾルデ』トリスタンなどをレパートリーとする。21/22シーズンはドレスデン、ベルリン(ドイツ・オペラ)で『タンホイザー』、ミラノ・スカラ座『ナクソス島のアリアドネ』などに出演。22年夏のバイロイト音楽祭では『タンホイザー』『神々の黄昏』『トリスタンとイゾルデ』に出演。本年10月にはテアトロ・レアル『タンホイザー』に出演している。新国立劇場では06年及び18年『フィデリオ』フロレスタン、09年『オテロ』タイトルロール、10~11年『トリスタンとイゾルデ』トリスタンに出演。さらに15年『ラインの黄金』ローゲ、16年『ワルキューレ』ジークムント、17年6月『ジークフリート』タイトルロール、10月『神々の黄昏』ジークフリートと「ニーベルングの指環」全4作品に出演して絶賛を博した。

【ヴォルフラム】デイヴィッド・スタウト(バリトン) (David STOUT)

優れた歌唱力と共に、洗練された演技とカリスマ的なステージプレゼンスで評価され、イギリスで最も多才なバリトンとして急速に地位を確立しているアーティスト。英国ロイヤルオペラ、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ウェールズ・ナショナル・オペラ、グランジパーク・オペラ、スコティッシュ・オペラなどを中心に『フィガロの結婚』フィガロ、『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『ドン・キショット』サンチョ・パンサ、『ラ・ボエーム』ショナール、『アンドレア・シェニエ』ルーシェなどに出演。最近では、英国ロイヤルオペラ『イェヌーファ』粉屋の親方、マグデブルク歌劇場、ウェールズ・ナショナル・オペラ、ジュネーヴ大劇場『フィガロは離婚する』フィガロ、グランジパーク・オペラ『ラ・ジョコンダ』バルナバ、『ファルスタッフ』フォード、スコティッシュ・オペラ『中国のニクソン』キッシンジャー、ノルウェー国立オペラ『セビリアの理髪師』バルトロなどに出演している。22/23シーズンはウェールズ・ナショナル・オペラ『マクロプロス事件』ヤロスラフ・プルス男爵、『グランジパーク・オペラ』『トリスタンとイゾルデ』クルヴェナールに出演予定。新国立劇場初登場。

【ヴァルター】鈴木 准(テノール) (SUZUKI Jun)

東京藝術大学大学院にて音楽博士号取得。松田トシ賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。2010年度に同大学の特別研究員として渡英。これまでに『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、『魔笛』タミーノ、『後宮からの逃走』ベルモンテ、一柳慧『愛の白夜』ヨーニスなどに出演したほか、ブリテン『カーリュー・リヴァー』狂女役をロンドン、オーフォードで演じ好評を得た。14年にはびわ湖ホール『死の都』にパウル役で出演し絶賛される。15年には神奈川県民ホール『金閣寺』柏木に出演。新国立劇場では『魔笛』タミーノ、『夕鶴』与ひょう、『沈黙』モキチ、『タンホイザー』ハインリヒ、『鹿鳴館』久雄、『パルジファル』小姓、『フィデリオ』ジャキーノ、『タンホイザー』ヴァルター、演奏会形式『コジ・ファン・トゥッテ』フェルランドに出演。21/22シーズンは『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ウルリヒ・アイスリンガー、『さまよえるオランダ人』舵手、『魔笛』タミーノに出演。松本隆現代語訳によるCD「冬の旅」「白鳥の歌」をリリース。二期会会員。

【ビーテロルフ】青山 貴(バリトン) (AOYAMA Takashi)

東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。二期会オペラスタジオ第44期マスタークラス修了。新国立劇場オペラ研修所第4期修了。文化庁、ローム ミュージック ファンデーションの奨学金を得てボローニャ、ミラノで研鑽を積む。第19回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。第4回マグダ・オリヴェーロ国際コンクールファイナリスト。これまでに二期会『仮面舞踏会』レナート、『ナブッコ』タイトルロール、日生劇場『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『セビリアの理髪師』フィガロ、『魔笛』パパゲーノ、びわ湖ホール『さまよえるオランダ人』オランダ人、『ラインの黄金』ヴォータン、『ワルキューレ』ヴォータン、『ジークフリート』さすらい人などに出演。新国立劇場では『カルメン』モラレス、『黒船-夜明け』第二の浪人/漁師、『トゥーランドット』官吏、『ホフマン物語』シュレーミル、高校生のためのオペラ鑑賞教室『トスカ』スカルピア、同『ラ・ボエーム』マルチェッロ、同『蝶々夫人』シャープレス、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』フリッツ・コートナーなどに出演している。二期会会員。

【エリーザベト】サビーナ・ツヴィラク(ソプラノ) (Sabina CVILAK)

スロヴェニア・マリボール生まれ。2003年ハンブルク州立歌劇場に『トゥーランドット』リューでデビュー、04/05シーズンにはウィーン国立歌劇場の専属歌手となり多くの作品に出演。その後フリーとなり、トリエステ、ケルン、ワシントン、カーディフ、ロサンゼルス、バレンシア、香港、ベルリン、ボローニャ、マルメ、ヴィースバーデンなどで『ラ・ボエーム』ミミ、『カルメン』ミカエラ、『トゥーランドット』リュー、『タンホイザー』エリーザベト、『ワルキューレ』ジークリンデ、『エウゲニ・オネーギン』タチアーナ、『売られた花嫁』タイトルロール、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『カーチャ・カバノヴァ』『イェヌーファ』タイトルロールほかで出演している。コンサートでも活躍し、モンテカルロ、ヴィースバーデン、ドレスデン、フランクフルト、パリ、ニューヨーク、ロンドン、アムステルダム、イスタンブール、トリノなどで、ブリテン『戦争レクイエム』、R.シュトラウス『四つの最後の歌』、ドヴォルザーク『スターバト・マーテル』、ブラームスの『レクイエム』などに出演している。新国立劇場初登場。

【ヴェーヌス】エグレ・シドラウスカイテ(メゾソプラノ) (Eglė ŠIDLAUSKAITĖ)

リトアニア生まれ。当地の音楽アカデミーで学んだ後、ミラノ・ヴェルディ音楽院に学ぶ。カーディフ国際声楽コンクールに出場の他、多くのコンクールで優勝している。カッセル歌劇場、フライブルク歌劇場などに出演後ヴィリニュス・リトアニア国立歌劇場にて『ドン・カルロ』エボリ公女、『カプレーティとモンテッキ』ロメオ、ラミンタ・シェークシュニテの『マリアの5つの奇跡』マリアなどに出演、『ドン・カルロ』のエボリ公女役ではリトアニアで舞台芸術の最高賞であるリトアニア・ゴールデン・クロスを受賞し、2016年にはリトアニア・オペラ賞のアーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した。ほかにもラトヴィア国立オペラ(リガ)、エストニア国立オペラ(タリン)、ミラノ・イタリア歌劇団などで『ドン・カルロ』エボリ公女、『カルメン』タイトルロール、『イル・トロヴァトーレ』アズチェーナほかを演じている。またドミトリー・ホヴォロストフスキー主演の『リゴレット』『シモン・ボッカネグラ』の録音に参加、後者はグラミー賞の最優秀オペラ録音賞を受賞した。新国立劇場初登場。

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Storyものがたり

【第1幕】
中世のドイツ。騎士タンホイザーは、禁断の地ヴェーヌスベルクで愛欲の女神ヴェーヌスの虜となっていた。やがてこの歓楽の日々にも飽き、引き止めようとする女神の誘惑を振り切って人間世界に戻る。通りかかった巡礼一行の歌声に心を動かされタンホイザーは贖罪を誓う。そこで狩りに向かうかつての仲間に出会い、「エリーザベトのもとにとどまれ」の一言でヴァルトブルク城へ共に帰って行く。

【第2幕】
ヴァルトブルク城、歌の殿堂の大広間でタンホイザーはエリーザベトとの再会を喜び、歌合戦に参加することとなる。領主ヘルマンからの歌合戦の課題は「愛の本質」を明らかにすること。かつての同僚ヴォルフラムは愛を清らかな"奇跡の泉"にたとえ、他の騎士たちも精神的な愛を讃える歌を歌う。タンホイザーはこれに反論し、愛の本質は官能の愛であると〈ヴェーヌス賛歌〉を歌い上げたため、ヴェーヌスベルクにいたことが人々に露見してしまう。騎士たちはタンホイザーを殺そうとするが、エリーザベトは「信仰の勇気が、この人にも与えられますように」と願う。このとりなしによって領主ヘルマンは、タンホイザーにローマ法王のもとへ贖罪の巡礼に出るよう命じるのだった。

【第3幕】
エリーザベトはタンホイザーの救済を祈っているが、ローマからの巡礼の中に彼の姿はない。エリーザベトは自らの命と引き換えにタンホイザーの救済を聖母に願う。そこに現れたタンホイザーは、ローマで自分だけ許しを与えられなかった様子を語る。自暴自棄になったタンホイザーはヴェーヌスベルクへの誘惑に今一度身を任せようとするが、エリーザベトの死によってその魂は救済される。「エリーザベトよ、わがために祈れ」と叫んで息絶えるタンホイザーに、神の恩寵をたたえる合唱が響く。

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Ticketsチケット

チケット料金

席種S席A席B席C席D席
料金
(10%税込)
27,500円 22,000円 15,400円 8,800円 5,500円
席種 料金(10%税込)
S席 27,500円
A席 22,000円
B席 15,400円
C席 8,800円
D席 5,500円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、公演最終日まで上記料金の10%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)

2022/2023シーズン オペラ セット券
現在、先着順受付中!



\お得なイベント割チケット発売!/
販売期間:12月15日(木)10:00~各公演日の4日前23:59まで
※イベント割のご利用にあたっては、こちらを必ずご確認ください。

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2022年11月5日(土)10:00~8日(火)

新国メンバーズ先行販売期間:2022年11月6日(日)10:00~8日(火)

一般発売日:2022年11月26日(土)10:00~

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お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(小中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

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  • ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

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Z席の購入方法

  • Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
  • Z席とZ【音のみ】席(舞台が完全に見えません)は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、開演2時間前からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
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グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚までとさせていただきます。
  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止、および新国立劇場における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインによる対象者を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • 新型コロナウイルス感染症の影響またはやむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。