オペラ公演関連ニュース
オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』佐東利穂子、アレクサンドル・リアブコ出演決定
2025/2026シーズンオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』(勅使川原三郎演出・振付・美術・衣裳・照明)のダンサーに、佐東利穂子、アレクサンドル・リアブコの出演が決定しましたので、お知らせいたします。
なお、佐東利穂子、アレクサンドル・リアブコ以外のダンサーにつきましては、決定次第お知らせします。
佐東利穂子 SATO Rihoko

1995年からKARASワークショップに参加。96年より勅使川原三郎振付の全グループ作品に出演。その高度な技術と芸術性が、身体空間の新たな次元を切り開く表現として世界的評価を得ている。近年では勅使川原のアーティスティックコラボレーターを務め、創作においても欠かすことのできない重要な役割を果たしている。2009年に勅使川原ディレクションによる初のソロ作品『SHE-彼女-』を上演。他に『パフューム』『ハリー』(小説「ソラリス」より)そして活動拠点のカラス・アパラタスでのアップデイトダンス公演シリーズでも勅使川原が佐東のために創作したソロ作品が多数ある。勅使川原のダンスメソッドを深く理解しながらも独自の身体性から生み出されるダンスと、美しい存在感は特別な存在として支持され、身体空間の新たな次元を切り開く芸術表現として国際的に注目されている。2019年からは待望されていた振付家としての創作活動を開始。自身初の振付作品『IZUMI』(ソロダンス)、イタリアのアテール・バレットへの振付作品『Traces』は欧州で高い評価を得た。今後は自身の創作活動も続いていく。12年第40回レオニード・マシーン賞、18年芸術選奨文部科学大臣賞他、受賞多数。
アレクサンドル・リアブコ Alexandre RIABKO

キーウ・バレエ学校、ハンブルク・バレエ学校で学び、96年にハンブルク・バレエ団に入団し、99年にソリストに、01年にプリンシパルに昇格。ジョン・ノイマイヤーと数多くコラボレーションを行う。特にノイマイヤーの『ニジンスキー』は重要なレパートリーとして、カナダ国立バレエ団やオーストラリア・バレエなど世界各地で出演している。21年より勅使川原三郎の『羅生門』『オルフェとエウリディーチェ』『時と悟りの勝利』などに出演。クリストファー・ウィールドン、ナチョ・ドゥアト、イリ・キリアン、マルコ・ゲッケ、マッツ・エク、ハンス・ファン・マネン、ウィリアム・フォーサイス、デミス・ボルピなど、クラシックからコンテンポラリーまでバレエの主要な役を幅広く演じ、イタリア、ドイツ、日本、アメリカ、メキシコなど国際的に活躍。世界バレエフェスティバル、エトワール・ガラ、ロベルト・ボッレ&フレンズ・ガラなどでたびたび来日している。新国立劇場へは22年『オルフェオとエウリディーチェ』初演に続く出演となる。
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オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』佐東利穂子、アレクサンドル・リアブコ出演決定