オペラ公演関連ニュース

オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』リハーサルが始まりました。

大野和士芸術監督の柱のひとつ、バロック・オペラシリーズの初の上演となる『オルフェオとエウリディーチェ』のリハーサルが始まりました。


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衣裳あわせ風景(ヴァルダ・ウィルソン、勅使川原三郎)


リハーサル室には演出・振付・美術・衣裳・照明の勅使川原三郎、指揮の鈴木優人、ソリストのローレンス・ザッゾ、ヴァルダ・ウィルソン、三宅理恵、それにアーティスティック・コラボレーターでダンサーとしても出演する佐東利穂子、ダンサーの高橋慈生、佐藤静佳が集まり、じっくりと立稽古を進めています。

立稽古スタート時の出演者へのコンセプト説明では、「『オルフェオとエウリディーチェ』は矛盾と混乱と純粋性のドラマ」という勅使川原三郎の解釈が伝えられました。グルックのオペラではオルフェオが振り返った罰として命を落としたエウリディーチェが生き返り、幸福に包まれて幕となります。果たして愛の幸福は完全なのか、様々な問いかけが込められているようです。

リハーサル写真は本格的な立稽古に入る前に、音楽稽古を行いながら勅使川原三郎と共にそれぞれの基本的な動き方を試している出演者たちの様子です。出演者の衣裳合わせを行った際も、稽古用の舞台装置に出演者を立たせ、動きのイメージが伝えられていました。

リハーサルにはこの後、新国立劇場合唱団、招聘ダンサーのアレクサンドル・リアブコが加わり、勅使川原ワールドが立ち上がっていく予定です。

深い美意識で世界に名を馳せる勅使川原三郎と、新時代のバロックの旗手としてマルチに活躍する鈴木優人、二人のクリエイターがリードする話題作『オルフェオとエウリディーチェ』。5月19日の開幕をどうぞお楽しみに!



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勅使川原三郎によるコンセプト説明
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ローレンス・ザッゾ
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三宅理恵
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ヴァルダ・ウィルソン
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鈴木優人
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衣裳あわせ風景
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