オペラ『夜鳴きうぐいす/イオランタ』が開幕しました

本日、2020/2021シーズン3作目の新制作『夜鳴きうぐいす/イオランタ』が開幕いたしました。


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『夜鳴きうぐいす』より
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『イオランタ』より


『夜鳴きうぐいす/イオランタ』は、ロシア・オペラのダブルビル、そしておとぎ話2本立てという異色の公演です。演出には巨匠ヤニス・コッコスを迎え上演準備を進めていましたが、新型コロナウイルスに係る入国制限により、急遽、招聘を予定していた指揮者、出演者を国内のアーティストへ変更し、コッコス氏らクリエイティブスタッフとはリモート演出により、上演を行うこととなりました。

手探りで始まったリハーサルも、舞台装置、照明、映像といった技術的な準備も、ヨーロッパのスタッフと日本側スタッフ相互の深い信頼関係の下、次第に順調に進むようになり、舞台には幻想的な『夜鳴きうぐいす』と『イオランタ』の世界が完成しました。音楽的にも難作品でしたが、急遽指揮を執ることとなった高関健氏の確かなリードにより、色鮮やかなストラヴィンスキーの世界と、繊細で荘厳なチャイコフスキーの世界が創り上げられました。

公演初日の舞台では、祝祭的でエキゾティック、目にも耳にも楽しい『夜鳴きうぐいす』、そして対照的に内省的な表現が感動を誘い、崇高な音楽に劇場中が包まれる『イオランタ』に、客席から盛んに拍手が送られました。特に『イオランタ』で世界を知り成長を遂げる盲目の少女イオランタを体当たりで演じたソプラノ歌手の大隅智佳子さんには、割れんばかりの拍手が送られました。

初日カーテンコールでは、日夜続いてきたリモートでの公演準備と同じく、フランス、イタリアにいるヤニス・コッコス(演出・美術・衣裳)、アンヌ・ブランカール(アーティスティックコラボレーター)、ヴィニチオ・ケリ(照明)、エリック・デュラント(映像)、ナタリー・ヴァン・パリス(振付)らクリエイティブスタッフ達が、リモートでテレビ画面に登場し、客席からの温かい拍手を受け、感動を分かち合いました。

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『夜鳴きうぐいす/イオランタ』はこの後、6日(火)・8日(木)・11日(日)に公演がございます。

切り絵風の舞台に色とりどりのプロジェクションが音楽と共に展開し、上質の絵本をめくるようにおとぎの世界が展開します。大人も子どもも心打たれる宝石のようなオペラを、どうぞお楽しみください。


『夜鳴きうぐいす/イオランタ』公演情報

特別配信版オペラトーク『夜鳴きうぐいす/イオランタ』高関健×ヤニス・コッコス×大野和士(動画)

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