オペラ『夏の夜の夢』が初日を迎えました

本日、2020/2021シーズンオペラ開幕公演・令和2年度(第75回)芸術祭主催公演『夏の夜の夢』が開幕しました。

新国立劇場のオペラ公演は2月の『セビリアの理髪師』以来約8カ月ぶりとなります。再開にあたり、『夏の夜の夢』は当初予定していたマクヴィカー演出を、そのコンセプトを踏襲しながら感染防止策を講じた"ニューノーマル時代の新演出版"に変更して上演しました。当初マクヴィカーの演出補として来日予定だったレア・ハウスマンが、来日して新演出を行うこととしておりましたが、入国制限により来日不可能となり、英国にいながらリモートで演出を行うこととなりました。指揮者をはじめ出演者も、予定していた海外からのアーティストに替わり、オール日本人での上演となりました。

来場されるお客様へも様々な影響があり、通常とは異なる客席風景でしたが、幕が進むにつれ、劇場中が温かい幸福感に包まれていくのが感じ取れました。指揮の飯森範親氏をはじめ、短時間の集中的なリハーサルで公演を実現した出演者たちには、盛んに拍手が贈られ、長いカーテンコールが続きました。

公演に立ち会えなかった演出家のレア・ハウスマン、ウィリアム・フリッカー(美術・衣裳補)、ベン・ピッカースギル(照明)、そしてオリジナル演出のデヴィッド・マクヴィカーからは、「素晴らしいキャスト、児童合唱、スタッフ、そして『夏の夜の夢』に関わる皆様、なんと皆さんには勇気づけられたことでしょう。皆さんは私達に、これからのオペラ、舞台芸術に希望を与えてくれました。この作品はモネ劇場で初演された時から、私達がとても大切にしてきたものです。多くの制限がある中、これまでと同じ、もしくはそれ以上に新鮮で、魅力的な作品を創り上げてくださった皆さんの努力、献身に心から感謝します」とメッセージが寄せられました。



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『夏の夜の夢』より


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『夏の夜の夢』初日カーテンコール風景


オペラ『夏の夜の夢』は10月12日(月)まで上演が続きます。舞台の歓び、人生の歓びが溢れる上質な喜劇を、どうぞお楽しみください。

また、この後に予定されている公演につきましても、感染対策を講じながら、1本1本最善を尽くして上演を行ってまいります。引き続きご理解を賜りますようお願い申し上げます。



オペラ『夏の夜の夢』公演情報

https://www.nntt.jac.go.jp/opera/a-midsummer-nights-dream/

舞台写真

https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_016900.html