オペラ『ジュリオ・チェーザレ』リハーサル進行中

新たに始まるバロック・オペラシリーズの第1弾、2019/2020シーズン『ジュリオ・チェーザレ』のリハーサルが始まりました。


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リハーサル初日の顔合わせでは大野和士オペラ芸術監督が出演者・スタッフを迎え、「私達はこの『ジュリオ・チェーザレ』の上演準備を続けることを決定し、皆さんをここへお迎えすることができました。実はマエストロ・アレッサンドリーニの来日もぎりぎりの決断だったのです。私がマエストロと電話で話したのは、まさに彼がローマを発たなければならないタイミングで、日本では北イタリアからの入国拒否という決定がなされたその瞬間でした。幸いマエストロには直近の北イタリアへの滞在歴がないことをその電話で確認し、こうして幸運にも来日が叶いました。皆さんと共に、この困難な状況下で今日、マエストロのもとでリハーサルが始めることを大変うれしく思います」と挨拶しました。

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リハーサル開始時には、演出家のロラン・ペリ―に先駆け来日した演出補ローリー・フェルドマンが演出コンセプト説明を行い、このプロダクションは最近流行の「博物館が舞台」の演出の先駆けであること、舞台はカイロの博物館の倉庫の一日という設定であること、彫像などの収蔵品倉庫の中でシーザーやクレオパトラらの登場人物に息が吹き込まれ物語が展開すること、俳優達が演じる博物館の学芸員やスタッフ達は、過去の偉大な人物へのリスペクトを持って働いていること、そして、ペリーは人間のダークで悲劇的な部分と、シャンパンの泡のような喜劇的な部分の両面を交差しながら演出していることが説明されました。

その後演出家のロラン・ペリーも来日し、リハーサルに参加。さらに集中力に満ちたリハーサルが進んでいます。


バロック・オペラの大規模上演というこのプロジェクトに向け、スタッフ、キャストとも長期に渡って準備を重ね、リハーサル開始を迎えました。いよいよ現実に動き出したプロジェクトに、リハーサル室は期待と緊張感に包まれています。


『ジュリオ・チェーザレ』は4月7日(木)の公演初日に向け準備を進めております。なお、最新の情報はこのWEBサイト等でお知らせして参ります。



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左からアイタージュ・シュカリザーダ、駒田敏章、ヴィタリ・ユシュマノフ
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左から加納悦子、金子美香


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演出のロラン・ペリー
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左から森谷真理、村松稔之、後ろは助演俳優の皆さん


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リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
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左から藤木大地、ヴィタリ・ユシュマノフ


リハーサル写真撮影:寺司正彦


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