オペラ公演関連ニュース
オペラ『ドン・パスクワーレ』が初日を迎えました
本日、2019/2020シーズンオペラ公演・令和元年度文化庁芸術祭協賛公演『ドン・パスクワーレ』(新制作)が初日を迎えました。
『ドン・パスクワーレ』はベルカント・オペラを代表する作曲家ドニゼッティの晩年の傑作オペラで、結婚をめぐり裕福な老人パスクワーレが一杯食わされる大騒動の物語。魅力的な音楽が次々続き、歌手の技巧やアンサンブルが存分に楽しめる人気作品で、笑いに包まれる中に人生の悲哀も感じさせるドラマです。
新国立劇場ではベルカントの魅力を伝えるべく、この作品を初めて上演。主要キャスト4人には、タイトルロールにベテラン名バス・スカンディウッツィ、美貌の未亡人ノリーナにスター街道を駆け上っているベルカント・ソプラノのトロシャン、パスクワーレの甥エルネストに世界で引っ張りだこのベルカント・テノールのミロノフ、狂言回しのマラテスタには世界中で大活躍のバリトン・ピッツーティと、現在の世界のオペラ界から選りすぐりの歌手が揃いました。
演出はミラノ・スカラ座で初演されて以来各地で上演されているヴィツィオーリの名プロダクション。イタリアの叡智が凝縮された舞台です。
初日公演では、幕が進むにつれ、そして歌手の登場につれ、客席も大いに盛り上がり、盛んに拍手とブラヴォーの声がかけられました。
公演はこの後、11月11日(月)・13日(水)・16日(土)・17日(日)とございます。
オペラならではの楽しみが弾ける『ドン・パスクワーレ』をぜひお楽しみください。




『ドン・パスクワーレ』公演情報はこちら
舞台写真はこちら
キャストショートインタビュー:ハスミック・トロシャン
キャストショートインタビュ:マキシム・ミロノフ
キャストショートインタビュー:ビアジオ・ピッツーティ
キャストショートインタビュー:ロベルト・スカンディウッツィ
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