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オペラ『エウゲニ・オネーギン』が初日を迎えました

本日、2019/2020シーズン開幕公演・令和元年度(第74回)文化庁芸術祭オープニング・オペラ公演『エウゲニ・オネーギン』が初日を迎えました。

『エウゲニ・オネーギン』はチャイコフスキーのオペラ代表作で、レパートリーの拡充を目指す大野和士芸術監督の方針のもと、充実を図っていくロシア・オペラ新制作の第1弾です。

モスクワ・ヘリコン・オペラの創設者・芸術監督であり、斬新な感覚でオペラに新風を吹き込むと評判のドミトリー・ベルトマンを演出に、指揮にはウクライナ出身の実力派アンドリー・ユルケヴィチ、キャストには、オネーギン歌いとして各地で活躍しているワシリー・ラデューク、マリインスキー劇場などで活躍し近年世界の檜舞台へ躍り出たエフゲニア・ムラーヴェワ、欧州各地で躍進を見せるテノール、パーヴェル・コルガーティン、ヘリコン・オペラのアレクセイ・ティホミーロフを招き、鳥木弥生、森山京子、竹本節子ら国内屈指の歌手陣と共に、ベルトマンのリードのもと徹底的に役を練り上げ、今日の初日を迎えました。

公演では、それぞれの役を演じきった歌手陣、歌に演技にダンスシーンと大活躍を見せた新国立劇場合唱団、出演者と東京フィルハーモニー交響楽団からドラマティックな演奏を引き出し、『エウゲニ・オネーギン』の世界を完成させたマエストロ・ユルケヴィチ、そして喜劇から悲劇への鮮やかなコントラストの展開に手腕を発揮したベルトマンのチームに、大きな拍手が贈られました。


公演はこの後10月3日(木)14:00、6日(日)14:00、9日(水)18:30、12日(土)14:00と続きます。

音楽的にも演劇的にも高い完成度で観客を惹き込む『エウゲニ・オネーギン』、この後の公演もお見逃しなく!


『エウゲニ・オネーギン』第1幕より
『エウゲニ・オネーギン』第3幕より


ガルージンロシア大使ご夫妻とドミトリー・ベルトマン(右端)、
美術:イゴール・ネジニー(左)、衣裳:タチアーナ・トゥルビエワ(中央)




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