2014/2015シーズン
オペラ「マノン・レスコー」/ジャコモ・プッチーニ
Manon Lescaut/Giacomo Puccini
全4幕〈イタリア語上演/字幕付〉
オペラパレス
狂おしいまでに愛された美少女マノンの物語。幻の公演がついに復活!
2011年3月、東日本大震災のため公演中止を余儀なくされた「マノン・レスコー」が復活!「マノン・レスコー」は、アベ・プレヴォーの人気小説に基づいた、プッチーニ3作目にして出世作となったオペラ。時は18世紀、フランスとアメリカを舞台に、自由奔放に生きる美少女マノンと彼女に純愛を捧げる騎士デ・グリューの転落の物語を、プッチーニの甘く残酷なまでに美しい音楽が奏でます。演出は、新国立劇場で14年5月「カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師」を手がけた名匠デフロ。白を基調とした装置に、伝統的なロココ風の衣裳による美しいプロダクションは、ベルリン・ドイツ・オペラなどで好評を博しています。
ヴァッシレヴァ、ポルタなど2011年と同じ主要キャストが実現。
マノン役を演じるのは、ブルガリアの名花ヴァッシレヴァ。マノン、蝶々夫人、トスカといったプッチーニのヒロインを特に得意とする、欧米で大活躍の美貌のソプラノです。デ・グリュー役は14年「道化師」カニオ役の絶唱が記憶に新しいポルタ。レスコー役は、12年「セビリアの理髪師」フィガロ役の圧倒的な歌唱で聴衆を魅了したイェニスです。指揮には、欧州各地の主要歌劇場でイタリア・オペラを中心に活躍するモランディを迎えました。
ニュース
- 2015年3月9日
- オペラ「マノン・レスコー」が初日を迎えました
- 2015年3月5日
- オペラ「マノン・レスコー」 メディア掲載情報
- 2015年3月2日
- マノン・レスコー役 スヴェトラ・ヴァッシレヴァの動画インタビューを公開しました
- 2015年2月27日
- オペラ「マノン・レスコー」オーケストラとの音楽練習が開催されました!
- 2015年2月27日
- オペラ「マノン・レスコー」リハーサルが進行しています!
- 2015年2月23日
- グスターヴォ・ポルタ&ダリボール・イェニスからのメッセージ動画を公開しました
- 2015年2月16日
- 「マノン・レスコー」デ・グリュー役 グスターヴォ・ポルタ インタビュー
- 2015年2月6日
- 「マノン・レスコー」祝ご卒業・ご入学・ご進学!キャンペーンのお知らせ
- 2015年2月5日
- 「マノン・レスコー」紹介動画を公開しました
- 2015年2月3日
- 「マノン・レスコー」演出 ジルベール・デフロ インタビュー
動画・舞台写真
2015年3月9日公演より(2幕の二重唱より)
スヴェトラ・ヴァッシレヴァ(マノン・レスコー役) インタビュー動画
グスターヴォ・ポルタ(デ・グリュー役)&ダリボール・イェニス(レスコー役) メッセージ動画
紹介動画
舞台写真
公演日程・チケット
公演日程
- 2015年3月9日(月)7:00 オペラパレス
- 2015年3月12日(木)7:00 オペラパレス
- 2015年3月15日(日)2:00 オペラパレス
- 2015年3月18日(水)2:00 オペラパレス
- 2015年3月21日(土・祝)2:00 オペラパレス
- ...
- 託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
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上演予定時間:約2時間40分(第Ⅰ・Ⅱ幕85分 休憩25分 第Ⅲ・Ⅳ幕50分)
開場は開演の45分前です。開演後は入場制限をいたします。
チケット料金(税込)
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
---|---|---|---|---|---|
27,000円 | 21,600円 | 15,120円 | 8,640円 | 5,400円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員販売期間は会員の方は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
◯祝ご卒業・ご入学・ご進学!学生、ジュニア割引が50%引きとなるキャンペーン実施中です。詳細はこちら
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03-5352-9999
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前売り開始日
会員先行販売期間:2014年10月12日(日)~10月21日(火)
一般発売日:2014年10月25日(土)
2014/2015シーズンセット券:2014年1月20日(月)申し込み開始。詳しくはこちらをクリック
スタッフ・キャスト
スタッフ
- 指揮
- ピエール・ジョルジョ・モランディ
- 演出
- ジルベール・デフロ
- 装置・衣裳
- ウィリアム・オルランディ
- 照明
- ロベルト・ヴェントゥーリ
-
(指揮)
ピエール・ジョルジョ・モランディ
-
(演出)
ジルベール・
デフロ
キャスト
- マノン・レスコー
- スヴェトラ・ヴァッシレヴァ
- デ・グリュー
- グスターヴォ・ポルタ
- レスコー
- ダリボール・イェニス
- ジェロント
- 妻屋秀和
- エドモンド
- 望月哲也
- 旅籠屋の主人
- 鹿野由之
- 舞踏教師
- 羽山晃生
- 音楽家
- 井坂 惠
- 軍曹
- 大塚博章
- 点灯夫
- 松浦 健
- 海軍司令官
- 森口賢二
- 合 唱
- 新国立劇場合唱団
- 管弦楽
- 東京交響楽団
-
(マノン・レスコー)
スヴェトラ・
ヴァッシレヴァ
-
(デ・グリュー)
グスターヴォ・
ポルタ
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(レスコー)
ダリボール・
イェニス
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(ジェロント)
妻屋秀和
-
(エドモンド)
望月哲也
プロフィール
- 【指揮】ピエール・ジョルジョ・モランディ(Pier Giorgio Morandi)
- ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学び、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で指揮を学ぶ傍ら、ミラノ・スカラ座でリッカルド・ムーティ、ジュゼッペ・パタネーのアシスタントとして経験を積む。1987 年米国タングルウッドでレナード・バーンスタイン、小澤征爾に指揮を学ぶ。89年ローマ歌劇場首席指揮者。91~96年ブダペスト国立歌劇場の首席客演指揮者。幅広いイタリア・オペラのレパートリーを持ち、90年よりイタリア国内はもとより世界各地の主要歌劇場で客演指揮者として活動している。現在、ストックホルム王立歌劇場首席客演指揮者。最近の活動としては、オスロのノルウェー国立オペラ・バレエ『アイーダ』、ストックホルム王立歌劇場『トスカ』『仮面舞踏会』、ザクセン州立歌劇場『愛の妙薬』『ラ・ボエーム』『ドン・カルロ』、ミラノ・スカラ座『マクベス』などを指揮。今後の予定には、ザクセン州立歌劇場『蝶々夫人』、ミラノ・スカラ座『ドン・カルロ』『アイーダ』『ランメルモールのルチア』などがある。新国立劇場初登場。
- 【演出】ジルベール・デフロ(Gilbert Deflo)
- ベルギー・フランドル地方生まれ。ブリュッセルで学んだ後、ミラノ・ピッコロ・テアトロで、ジョルジョ・ストレーレルに師事。フランクフルトでの『3つのオレンジへの恋』演出を皮切りに、ハンブルクでの『セビリアの理髪師』『ル・グラン・マカーブル』、ウェルシュ・ナショナル・オペラ『影のない女』などを演出。その後、モンテヴェルディからツェムリンスキー『夢見るゲールゲ』に至るまで、150 作品を超えるオペラ演出を手がけている。ベルリン・ドイツ・オペラ、ミラノ・スカラ座、ヴェローナ野外劇場、パリ・オペラ座、バルセロナのリセウ劇場など世界各地で活躍。最近の公演では、ワルシャワ国立歌劇場及びミラノ・スカラ座日本公演『リゴレット』などがある。今後の予定には、中国国家大劇院『ナブッコ』再演(ドミンゴ指揮)、同劇場『ばらの騎士』新演出(2015年)などがある。フランス政府から芸術文化勲章を授与されている。新国立劇場では14年5月『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』で初登場。
- 【マノン・レスコー】スヴェトラ・ヴァッシレヴァ(Svetla Vassileva)
- ブルガリア生まれ。これまでにウィーン国立歌劇場、ハンブルク州立歌劇場、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤルオペラ、パリ・オペラ座、ジュネーヴ歌劇場、サンフランシスコ・オペラ、ワシントン・オペラ、シカゴ・リリック・オペラなどに出演。『マノン・レスコー』『蝶々夫人』『トスカ』『フランチェスカ・ダ・リミニ』タイトルロール、『ファルスタッフ』アリーチェ、『トゥーランドット』リュー、『オテロ』デズデーモナなどを歌っている。最近では、パリ・オペラ座『ファルスタッフ』アリーチェ(13年2月)、トリノ王立歌劇場『エウゲニ・オネーギン』タチヤーナ(5月)、シドニー・オペラ・ハウス『運命の力』レオノーラ(6月)などに出演。今後の予定には、パリ・オペラ座『蝶々夫人』タイトルロール、モンテカルロ歌劇場『エルナーニ』エルヴィーラなどがある。新国立劇場初登場。
- 【デ・グリュー】グスターヴォ・ポルタ(Gustavo Porta)
- アルゼンチン・コルドバ生まれ。1996年にブエノスアイレスのコロン劇場『魔笛』モノスタトスでオペラデビュー。これまでにウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ライプツィヒ歌劇場、フランクフルト州立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、パレルモのテアトロ・マッシモなどに出演。『オテロ』タイトルロール、『アイーダ』ラダメス、『マノン・レスコー』デ・グリュー、『トスカ』カヴァラドッシ、『カルメン』ドン・ホセ、『カヴァレリア・ルスティカーナ』トゥリッドゥ、『道化師』カニオなどをレパートリーとする。最近では、ワルシャワ国立歌劇場『ドン・カルロ』タイトルロールなどに出演。今後の予定には、パレルモのテアトロ・マッシモ『オテロ』、中国国家大劇院『オテロ』『道化師』などがある。新国立劇場には14年5月『道化師』カニオで初登場。
- 【レスコー】ダリボール・イェニス(Dalibor Jenis)
- スロヴァキア共和国生まれ。ブラチスラヴァ音楽院で学び、イタリアに留学。これまでにスロヴァキア国立歌劇場をはじめ、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、ベルリン・ドイツ・オペラ、ハンブルク州立歌劇場、パリ・オペラ座、英国ロイヤルオペラなどに出演。『セビリアの理髪師』フィガロ、『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、『ナブッコ』タイトルロール、『椿姫』ジェルモン、『ドン・カルロ』ロドリーゴ、『マノン・レスコー』レスコー、『ラ・ボエーム』マルチェッロ、『エウゲニ・オネーギン』タイトルロールなどを歌っている。最近では、スロヴァキア国立歌劇場『椿姫』『ナブッコ』『マクベス』『オテロ』、ベルリン・ドイツ・オペラ『ドン・カルロ』などに出演。今後の予定には、シドニー・オペラ・ハウス『エウゲニ・オネーギン』、ハンブルク州立歌劇場『セビリアの理髪師』『ドン・ジョヴァンニ』、スロヴァキア国立歌劇場『ドン・ジョヴァンニ』などがある。新国立劇場では2012年『セビリアの理髪師』フィガロで好評を博した。
- 【ジェロント】妻屋秀和(Tsumaya Hidekazu)
- 東京藝術大学卒業、同大学大学院オペラ科修了。1994 ~ 2001年ライプツィヒ歌劇場専属。02 ~ 11年ワイマールのドイツ国民劇場専属。これまでにベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、スコティッシュ・オペラなどに客演。新国立劇場では『ラ・ボエーム』コッリーネ、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、『セビリアの理髪師』ドン・バジリオ、『アイーダ』ランフィス、『ナブッコ』ベルの祭司長、『夜叉ヶ池』鉱蔵ほか多数出演。2013/2014シーズンは『リゴレット』スパラフチーレに出演のほか、『カルメン』スニガ、『ヴォツェック』医者、『アラベッラ』ヴァルトナー伯爵にも出演予定。2014/2015シーズンは『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、『ドン・カルロ』宗教裁判長、『ばらの騎士』警部にも出演予定。
- 【エドモンド】望月哲也(Mochizuki Tetsuya)
- 東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。学部在学中に安宅賞、松田トシ賞受賞。平成19年度文化庁新進芸術家海外留学制度研修員。ウィーン国立音楽大学研究課程リート・オラトリオ科に在籍し研鑽。第35回日伊声楽コンコルソ第3位。第11回奏楽堂日本歌曲コンクール第2位。第70回日本音楽コンクール第2位。これまでに『椿姫』アルフレード、『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、『ラ・ボエーム』ロドルフォなどに出演。新国立劇場では『フィガロの結婚』バジリオ、『アラベッラ』エレメル伯爵、『トリスタンとイゾルデ』牧童、『サロメ』ナラボート、『さまよえるオランダ人』舵手、『ピーター・グライムズ』ホレース・アダムス、『タンホイザー』ヴァルター、『魔笛』タミーノ、『夜叉ヶ池』晃などに出演し、2013/2014シーズンは『ヴォツェック』アンドレス、『アラベッラ』エレメル伯爵に出演予定。2014/2015シーズンは『さまよえるオランダ人』舵手にも出演予定。二期会会員。
ものがたり
【第1幕】アミアンの旅籠屋の中庭は大勢の人で賑わっている。騎士デ・グリューがその場にたたずんでいると、乗合馬車が到着し、美しい少女マノンが降りてくる。彼女は兄レスコーに連れられ、修道院に入る道中だったが、デ・グリューは彼女に一目惚れ。マノンも彼に対して悪い気はしていない。しかし馬車に一緒に乗っていた大臣ジェロントもマノンを気に入り、彼女を連れ去ろうと企んでいた。その計画を知ったデ・グリューはマノンに一緒に逃げるよう誘い、またマノンも修道院に入りたくないため、2人でパリへの逃避行へと旅立つ。
【第2幕】贅沢好きなマノンはデ・グリューとの貧乏暮らしが耐えられず、結局ジェロントの愛人になり、豪勢に生活している。しかし愛のない暮らしに心が満たされず、贅沢な生活にも飽きている。そんなとき館にデ・グリューがやってくる。どうして自分を捨てたのか、君なしでは生きていけないと熱烈に迫るデ・グリューに、マノンも再び心に愛の炎を灯す。2人は抱き合うが、その場にジェロントが帰宅。マノンはジェロントの老いを馬鹿にする。怒ったジェロントは警察を呼ぶ。2人は逃げるが、宝石に執着して出遅れたマノンは捕まってしまう。
【第3幕】ル・アーヴルの港。ニューオーリンズへ流刑される囚人たちが捕らえられている。レスコーとデ・グリューはマノンを取り戻そうと奔走するが、計画は失敗。デ・グリューは、何でも仕事をするから自分もニューオーリンズに連れていってほしい、と涙ながらに看守に頼む。願いは聞き入れられ、彼も船に乗り込む。
【第4幕】ニューオーリンズ。不祥事を起こして居留地を逃げ出すマノンとデ・グリュー。荒野をさまよい歩くが、マノンの体力は衰え、もう動くことができない。マノンはデ・グリューへの愛を語り、水を求め、息絶える。
チケット購入時の注意・割引について
チケット購入時の注意
・発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚まで。
・就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
・壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台・字幕が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
・公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
・公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
・グループでのお申し込み:10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。
割引等のご案内
・高齢者(65歳以上)、学生、障害者、ジュニア割引がございます。ボックスオフィスにてお申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。キャンペーン中につき、学生、ジュニア割引は50%引きとなります。(高齢者、学生割引はチケットぴあ一部店舗でもご利用いただけます。Webボックスオフィス、他のプレイガイドでは受付できません。それぞれ、年齢を確認できるもの・学生証・障害者手帳が必要になります。)
・当日学生割引(50%割引/D・Z席を除く):公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗で販売。1人1枚。電話予約不可。要学生証。
・学生割引チケットは、JR各社の学生割引を利用できる学生の方が対象です。
・車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
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