フィガロの結婚

  • 2013/2014シーズン
  • Wolfgang Amadeus Mozart : Le Nozze di Figaro
    ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト/全4幕
    【イタリア語上演/字幕付】


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  • オペラ劇場

白と黒のモノトーンを基調とした舞台が話題となったアンドレアス・ホモキのプロダクション。指揮は新国立劇場オペラ公演に度々登場のウルフ・シルマーです。歌手はタイトルロールのアリス・アルギリスほか、世界の一流歌劇場で活躍する若手を集めました。スザンナ役を九嶋香奈枝が演じます。ドイツで活躍する松位浩のバルトロにも注目です。そのほか個性的なキャストが紡ぎだすアンサンブルにご期待ください。

ものがたり

【第1幕】アルマヴィーヴァ伯爵の召使いフィガロは、伯爵夫人の小間使いスザンナと今日結婚式を挙げる。ところが、スザンナに気がある伯爵は初夜権の復活を企んでいるので、心配でならない。そこに女中頭のマルチェッリーナと医師バルトロが登場。女中頭はフィガロが借金返済できない場合には自分と結婚するという証文を見せ、スザンナと諍(いさか)いになる。一方、小姓のケルビーノがスザンナの部屋を訪れる。女と見れば恋するケルビーノは伯爵に首にされたためとりなしを頼みに来たのだが、当のスザンナにも言い寄る始末。今度は伯爵がスザンナを口説きに現れる。椅子に隠れていたケルビーノは、伯爵に見つかって軍隊行きを命じられる。
【第2幕】最近、夫の愛情が冷めていくことを嘆く伯爵夫人の元にスザンナ、フィガロ、ケルビーノが集まる。伯爵の鼻を明かそうと、ケルビーノを女装させて浮気の現場を押さえる計画をするが、うまくいかない。女中頭のマルチェッリーナがフィガロとの結婚を訴え、大騒ぎとなる。
【第3幕】伯爵夫人はスザンナに、伯爵と逢い引きの約束をするよう命じる。夫人はスザンナになりすまして夫の不実を暴くつもりだ。マルチェッリーナの訴えた裁判が始まるが、途中でフィガロがマルチェッリーナの実の子で父親はバルトロであることが発覚。バルトロとマルチェッリーナも、よりを戻して結婚することになり、親子二組同時の結婚式が賑やかに始まる。スザンナは計画通り伯爵に逢い引きの手紙を渡す。何も知らないフィガロは疑惑でいっぱい。
【第4幕】暗い庭園でドラマが展開。伯爵はスザンナの衣裳を着た夫人を口説くが、事情がわかって夫人に謝罪する。最後に全員が許し合い、愛を讃え合う。

【シリーズ協賛】