リゴレット

  • 2013/2014シーズン
  • [新制作]
    Giuseppe Verdi : Rigoletto
    ジュゼッペ・ヴェルディ/全3幕
    【イタリア語上演/字幕付】


    公演ちらし拡大はこちら
    (全ページご覧いただけます)


  • オペラ劇場

 尾高監督4シーズン目は2013年ヴェルディ生誕200周年を祝し、新制作『リゴレット』で幕を開けます。演出は09年『ヴォツェック』(バイエルン州立歌劇場との共同制作)のアンドレアス・クリーゲンブルク。指揮は11年『イル・トロヴァトーレ』で好評を博したピエトロ・リッツォ。12年サンフランシスコ・オペラの『リゴレット』タイトルロールを歌ったマルコ・ヴラトーニャが同役で登場です。マントヴァ公爵は11年の『椿姫』アルフレード役で美声を披露したウーキュン・キム、ジルダは10年『フィガロの結婚』でスザンナ役を好演したエレナ・ゴルシュノヴァが演じます。

ものがたり

【第1幕】マントヴァ公爵の宮廷の夜会に、モンテローネ伯爵が乱入して好色な公爵に娘を陵辱された怒りをぶちまける。公爵の道化師のリゴレットは嘲笑するが、激昂したモンテローネから公爵と一緒に呪いの言葉を投げられ、狼狽する。不具で醜いリゴレットの生き甲斐は娘のジルダだった。彼は清純な愛娘をひた隠しにし、教会に行く以外は外出も許さないほどだった。だが、学生に身をやつしたマントヴァ公が教会でジルダを見初め、隠れ家に忍び込んで娘の心を奪ってしまう。一方、公爵の威を借るリゴレットに我慢のならない廷臣達は、ジルダを彼の情婦と誤解し、鬱憤晴らしに連れ去る。
【第2幕】ジルダが消え失せ、狼狽するリゴレットだが、誘拐された娘が公爵の寝室にいることを知って、怒り、泣く。純真な娘を毒牙にかけた公爵を呪い、復讐を誓う。
【第3幕】川のほとりの殺し屋スパラフチーレの居酒屋。公爵を愛してしまった娘に彼の真実の姿を見せようと、リゴレットは士官に変装して居酒屋で戯れる公爵を見せる。居酒屋の女は殺しの相棒を務める妹マッダレーナ。ジルダは公爵の本性を知るが恋心は消えない。娘を先に行かせたリゴレットは殺し屋スパラフチーレに公爵殺しを依頼。殺し屋が準備を始めると公爵に惚れた妹マッダレーナが反対し、口論の末「身代わりを殺して報酬だけせしめよう」と決着する。それを立ち聞きしていたジルダは居酒屋に入り、スパラフチーレのナイフに倒れる。殺し屋から死体の袋を受け取ったリゴレットは、そこに瀕死の娘が入っていることに打ちのめされる。

【特別協賛】 【シリーズ協賛】 【協賛】